次は、MIZUMA ART GALLERYへ。烏丸由美 展 「ぼくたちの東京ストーリーズ。」がやっていました。一見ちょっとPhotoshop加工したものを絵画で焼き直したような印象に思えるんですけど、それとは違う書き込みが空間内に浮かんで展開していました。画像とか印刷だと非常にわかりにくいのですが、とにかく面白かったです。
KENJI TAKI GALLERYでは、田島 秀彦 展「ありふれた素晴らしい日々」がやってました。こちらは、結構好きなタイプです。光の点滅を取り入れた平面作品や、カラフルなプラスチックの玩具などを変形、変容させた立体やインスタレーションなど、日常と非日常を交差させながら直接視覚に訴えるような華やかさと危うさが共存する作品を制作する作家さんだそうです。華やかさと危うさというのはちょっと大げさかもしれませんが、バランス感覚のズレがなかなか良い感じで面白かったです。
CASHI°へ。彫刻家Negam!さんの個展「ザギンでシースーを -Breakfast at Tiffany’s-」をみました。かなり面白かったです。彫刻なんですが、全体的に面白みを狙っているというか、かなりシニカルなギャグというか。小さな西郷さんの彫刻を渋谷のハチ公をもっているようにして大きさを逆転させて映像にしてたり、自分の5人肩車しながら歩ける彫刻を肩車しながら色々なところを歩いたり、自転車乗ったりなどなど。とにかく作品を利用した作品がかなり面白いことになってました。もともと彫刻とかには弱いので、面白かったなぁ。
最後は、MAKII MASARU FINE ARTSへ。舩木大輔“アートによるアポとーシス”展をみました。結構POPな雰囲気の人の彫刻とか絵画なんですが、今回のアポトーシスということとちょっとPOPな作風とイマイチあっていなかったというか。何となくもうちょっとその作風を変えてやってくれたら面白かったかなぁとも思ったんだけど。それかPOP過ぎて気味が悪いとか。まあなかなかそういう感じにも行かないだろうし難しいなー。なんか妙な感じでした。それが正解なのかもしれないけど。