カテゴリー: EXHIBITION

  • 「ARTIST FILE 2011」- 国立新美術館

    「ARTIST FILE 2011」- 国立新美術館

    国立新美術館で「ARTIST FILE 2011」を観て来ました。

    クリスティン・ベイカーの特殊な素材を使ってのペインディングで何かのモチーフが見える感じが良かったです。F1のやつとかかなりスピード感や迫力が出てました。何のモチーフかわかるかわからないかのギリギリのラインのような状態なんですけども、それを強引に絵画としてまとめている感じが面白かったです。

    松江泰治さんの大きい写真の様なまるで静止画みたいな動画とか写真からミニマムな事件を切り取って大きくしてる物とかかなり好きです。坂本龍一か、HASYMOかなんかのジャケットに使われてたりしてた気が。それも面白いんですけどね。静止画みたいな動画も面白いです。解像度の高さがああいうものを作ることを可能にしたと思います。

    鬼頭健吾さんは元から好きですけど、今回もかなり良かったです。スカーフの海のようなものはとにかく見るとスゴいです。写真とかで見ると大したことないかなぁーって思う人もいるかもしれないし、鬼頭さんの今までの作品を観ていない人は通り過ぎてしまう可能性もあるかなーとは思うんですが、個人的にはもの凄く面白かったです。これだけ広い空間を埋めるスカーフの海は一見の価値アリです。

    そんな感じで、普段見る物で作っている作品とか結構好きなのですが、そういう意味では、タラ・ドノヴァンもかなり良かったんですが、ストローは何となく吉岡徳仁さんをイメージしてしまいました(タラ・ドノヴァンの方が吉岡さんよりも先に作品を発表しているそうです。僕は吉岡さんの物を先に見てしまっただけでした。)。

    BOOK

    Kristin Baker: Surge and Shadow
    Kristin Baker: Surge and Shadow

     

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    Kristin Baker Jennifer R. Gross
    Jeffrey Deitch
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    EU・ジャパンフェスト日本委員会
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    松江 泰治
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    Tara Donovan
    Tara Donovan

     

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    The Monacelli Press
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  • ファビアン・モンハイム「Into the woods」- hpgrp GALLERY

    ファビアン・モンハイム「Into the woods」- hpgrp GALLERY

    ファビアン・モンハイム「Into the woods」をhpgrp GALLERY 東京で観てきました。

    羽根や骨や枯れ木等そういう寂れを感じさせるような、死を感じさせるような物を利用しての写真や立体でした。

    イマイチそれが何をイメージさせているのかはよくわからなかったですが、細々と枯れていく薄くなっていくことでの死とのイメージの想起まではわかったような気もするんですが・・・。

  • 「Shuffle/シャッフル」- 白金アートコンプレックス

    「Shuffle/シャッフル」- 白金アートコンプレックス

    白金高輪にある白金アートコンプレックス(略称SAC、1F:児玉画廊 2F:NANZUKA UNDERGROUND 3F:山本現代 4F:London Gallery 5F:新素材研究所、榊田倫之建築設計事務所)でやっている、全館合同展覧会「Shuffle/シャッフル」のオープニングを見に行きました。大盛況でした。

    全フロアに行ったのは初めてで、かなり面白かったです。シャッフルされているので、上手く融合してるフロアとか微妙なところもありましたが、ロンドンギャラリーとか新素材研究所とかのものは、骨董に近いようなものでスゴかったです。

    こんなに色々なジャンルの物を横断して見るチャンスはないかもしれないので、是非見に行ってください。オススメです!

  • MOTアニュアル2011「世界の深さのはかり方」- 東京都現代美術館

    MOTアニュアル2011「世界の深さのはかり方」- 東京都現代美術館

    MOTアニュアル2011「世界の深さのはかり方」をMOTで観てきました。

    MOTアニュアル2011は個人的には好きなタイプの展示でした。特に冨井大裕さんがやっているような、日常品を使って、その見え方が変わってしまうというようなタイプの作品群は面白いです。何となく誰でも出来そうであまり気に留めないでみている人もいるんですが、実際それをやろうとすると出来ないし、そこに視点が行くというところが素晴らしい。そこにあるものをそのまま捉えないというような感じで、発想と物を別の角度からみているような。そしてそれ以外に造形としての美しさのようなものも見えてくる感じが良かったです。

    八木良太さんのテープを玉にして再生するという作品も良かったです。作品自体が音が出るというタイプのものなのもあるかもしれないけど。前に見た八木良太さんの作品は原美術館でみた氷のレコードが再生していて少しづつ溶けていくっていう作品でそれも面白かった。今回は触ることも可能だったのですが、目の前にある作品に触れられるっていうのはやっぱりスゴいテンションがあがりますね。とても面白い作品でした。

    他の方々も全体的に良かったですね。オススメ展示です。

    あと、このあとMOTで八木良太×蓮沼執太「サウンドパフォ-マンス」を見ました。テープの玉だけでリズムとか作るかな?って思ったけどPCで音を足しててやっぱそのくらいしないと音楽としてパフォーマンスするには難しいよなぁとは思いました。

    BOOK

    OTHER

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  • 津上みゆき 新作展「軌跡と再生」- ギャラリーハシモト

    津上みゆき 新作展「軌跡と再生」を、ギャラリーハシモトで観てきました。

    津上さんの作品は結構好きなんですが、なんか今回のは何かの風景を感じさせる要素が少ない感じでした。

    もうちょっと見ていると風景が浮き出てくる昔の感じが結構好きだったんだけど、アンビアエントな雰囲気が少なくなってパワフルになってるような?こういうスタイルもあるのかもしれない。

  • ドミニク・ペロー「都市というランドスケープ」- オペラシティアートギャラリー

    ドミニク・ペロー「都市というランドスケープ」- オペラシティアートギャラリー

    ドミニク・ペロー「都市というランドスケープ」を観に、オペラシティ アートギャラリーへ。

    入ってすぐにペローのつかっている鎖のようなファサードで区切られた空間にいくつもの映像が投影されていたのですが、これがイマイチ観づらい。座る席があって座ってみれるのだけども席数が少ないので観られない。だからといって立ってみていいのかと思うと何となく体勢的に辛いということで、何か映像が多くてイマイチぱっとしない感じとかありました。

    その次の部屋では、模型がたくさん飾られていて、大阪あたりに出来るもの?出来てるもの?の模型もあったりして、作ってるものは面白そうな物が多かったです。もうちょっと、コンセプトとかどうしてこうなったかとか知りたかった気もしてしまって、通常の建築の展覧会ではないんだなと感じました。

    あとは、ディティールのスケッチ?がありました。個人的にそれほど詳しくドミニク・ペローを知らなかったので、もうちょっとどういうコンセプトで今まで建築を建ててきたのかとか、知りたい気がしました。でも、知っている人にはたくさんの模型とか映像とか観れて良かったのかも。

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    Dominique Perrault: Recent Works
    Dominique Perrault: Recent Works

     

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    Dominique Perrault: Architecture
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    Editions HYX
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    20プロジェ
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  • 高橋信行 「ふつうの絵」- base gallery

    高橋信行 「ふつうの絵」- base gallery

    高橋信行さんの「ふつうの絵」を観に、base galleryに行きました。

    風景から何か重要なものを取り除いてしまったかのように、何もかもが抜けていているんだけど、その絵の中には作者の手触りのようなものだけが残っているような印象になって、絶妙なバランスでそこにあるというような作品でした。

    この抜け殻の様な感じだけど、風景の見方を変えてしまう。そんな空気感は好きでした。

    BOOK

    高橋信行
    高橋信行

     

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  • 会田誠 「絵バカ」- MIZUMA ART GALLERY

    会田誠 「絵バカ」- MIZUMA ART GALLERY

    会田誠さんの「絵バカ」を観に、MIZUMA ART GALLERYに行きました。

    まさに絵バカというのが2つの意味で正しく表現されているタイトルと感じました。

    1つ目は絵にバカと言えるほど集中しているという意味、2つ目は絵が描けるバカという意味、2つ目と言って欲しいかのような「よかまん」という作品が入り口に入ってすぐにあって永遠と不思議な歌を歌い、裸の女性が踊っている・・・。

    そのまま中に入ると1つ目の意味の絵バカな圧倒的な作品がある。

    3つの作品があって、どれも違うタッチというか違う作風と言って良いような気がするんだけど、なんとなく会田誠というまとまりがあるようにも感じる。

    まだ製作中みたいだったサラリーマンの死体が積み上がっている「灰色の山」も細かさでも圧倒的だがまだ途中だったし、「万札地肥瘠相見図」は万札の上にアニメみたいな絵が乗っているそんなものや、ちょっとよくわからなかったけど、抽象画の油絵みたいなものがあって、共通するというのは圧倒的な力強さというところなのかなと思えた。そう考えれば「よかまん」も力強い!?かな?

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    三十路―会田誠第二作品集
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  • 東恩納裕一 「Venezia/Tokyo」- BERENGO AKATSU COLLECTION

    東恩納裕一 「Venezia/Tokyo」- BERENGO AKATSU COLLECTION

    広尾のベレンゴ・アカツ・コレクションで東恩納裕一さんの「Venezia/Tokyo」がやっていたので見て来ました。

    東恩納さん!という感じの蛍光灯の作品や、鏡をつなぎ合わせて大きな別の鏡を作り上げる作品や、マスキングして絵を浮かび上がらせるような作品といった有名どころの作品がそれぞれ2点づつくらい並んでいたという印象でした。

    特に新作とか個展としてやってるという感じよりも今までの作品を少しまとめておいてあります。というような名刺がわりっぽい感じの展示のようでした。

  • 横山裕一「ネオ漫画の全記録 わたしは時間を描いている」- 川崎市市民ミュージアム

    横山裕一「ネオ漫画の全記録 わたしは時間を描いている」- 川崎市市民ミュージアム

    横山裕一さんの展覧会が川崎市市民ミュージアムであるということだったので、行って来ました。もう、待ちに待ったというか、こんなことがあるとは!もの凄く楽しみでした。横山裕一 ネオ漫画の全記録「わたしは時間を描いている」です。

    ネオ漫画の全記録というだけあって、かなり昔の作品もたくさんありました。そして、どうしてあの作風になっていったのかがわかるような流れも作られていた気がしました。

    そしてタイトルの「わたしは時間を描いている」というのが、自分の絵画を動かすのに漫画という手法を見つけただけであって、漫画を書こうとしていないんだなということがわかって面白かったです。

    もちろん、横山さんの独特の視点というか、あらゆるものを横山フィルターに通したような作品群とそれを表すようなトラフの設計の展示方法も良かったです。トラベル等のコミックの原画も良かったですが、やはりわたしたちと野獣シリーズが圧倒される数展示されていた所とかもかなりビックリしました。

    あと、最新の蛍光ペン等で書かれているシリーズですね。退色が激しいから日光に当ててはいけないとか。かなり横山さんっぽいですね。作家本人が制作している所もみれましたし、とにかく面白かったです。

    BOOK

    トラベル (Cue comics)
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    横山 裕一
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    ニュー土木 (Cue comics)
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    アウトドアー
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    横山裕一カラー画集
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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

    瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その1

    タクシーを駆使して小豆島の土庄港を12:45に出発して、13:30に直島の宮浦に到着。

    最初の目的地として安藤忠雄さんが新しく作った李禹煥美術館に行くこれが最大の目的です。今回は、STANDARD2でまわったことのある家プロジェクトとかは余り見ません。あと、直島銭湯のI♥湯には最後に行くことに。

    13:33発のバスに飛び乗って、一気につつじ荘まで移動しました。ここで、シャトルバスがちょうど来たんですが、シャトルバスの時間表が公式ガイドブックに無い!!!これはちょっとめんどくさかったです。どうやら、どこかのインフォメーションセンターとかでもらえそうなので、見つけたらもらっておく方が良いのかもしれません。

    一気に地中美術館まで行ってしまった方が良いのかもしれませんが、もしかしたら混んでるかもなーと思ってまず最初に目的地の李禹煥美術館を観に行きました。作品もよかったけど、安藤さんの建築も良かった。

    その次に、李禹煥美術館がそれほど混んでなかったので、地中美術館へ。地中美術館とかもパスポートで入れるので、直島にくるとパスポートってかなりお得という感じがします。

    次にくるシャトルバスの時間を確認しつつ地中美術館で時間を過ごしてました。それにしてもジェームズタレルの部屋で子猫がたくさんいたんだが・・・。あれは一体。かわいいけど、なんか問題あるようなきがするんだけど・・・。

    地中美術館はとても良いです。建築としても作品の為の部屋があるから、作品としてもすごく良いです。さすがに昔1回行った時に比べたら、感動も少なかったですが、行ってない人は是非。

    そこから、ベネッセミュージアムあたりを見るか、それとも家プロジェクトを見るか。悩んだあげくベネッセミュージアムを見ることにしてシャトルバスで移動。ベネッセミュージアムを見て来ました。印象は前と変わらなかったけど、アーティストについてわかることが、多くなって知識が増えてたので昔より面白く見れました。

    ベネッセミュージアムの周りの作品も色々見たり。ミュージアムからつつじ荘までは作品もいくつかあるので、歩いていくことに。ただ、パークの所にあるものはなんか鍵閉まってたりとか色々ありましたが、前もみたので、その辺は駆け足で。

    杉本さんとかの予約制のやつは新作ですが、見れませんでした。シャトルバスの時間に間に合うようにつつじ荘前に到着して、かなり時間ギリギリだったけど、家プロジェクトではもっとも好きな南寺に行くことに。なんとかギリギリ間に合いました。

    家プロジェクトで見れたのは、ジェームズタレルの南寺と、宮島達男さんの角屋です。他にも見たいのあったけど、見れた方かな。川俣さんの新作はバスの中から見えました。

    そんなこんなで、終了時間が終わってからはダラダラしつつバスで宮浦港まで戻って1日の汗を流す為に直島銭湯のI♥湯へ。

    もうTシャツ汗だくだしって思ってI♥湯Tシャツとタオルを購入してお風呂へ。もちろん中の写真なんて撮れないですけど、すごいっす。なんか不思議な感じでした。銭湯っていうかなんていうか。大竹さんらしいけど。

    思ったよりも近所の人とかも銭湯に来てたのでビックリしました。(一番のビックリは銭湯向かいのおばあちゃんが玄関にオブジェを設置しようとしてたことでした。あれは、完全に大竹さんに対抗というか影響されて玄関につけちゃおうってしてたから。)

    で、お風呂から出て、近所でかき氷でも買って港でダラダラ遊んだりして。

    基本的に3日間でのスケジュールとなるとどこでも駆け足になってしまうので、ここでやっとちょっと一息ついた感じでした。結構体力勝負です。

    行った3日間は毎日暑かったので、水もたくさん飲んだし、お菓子も持ち歩いて、ちょこちょこ糖分や塩分を補給してました。この日のお昼は買い込んでいた、食べ物でした。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その3

    BOOK

    直島銭湯 アイ・ラブ・湯
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    大竹伸朗
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    大竹伸朗 全景 1955-2006
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    大竹伸朗 NOTES 1985-1987 [DVD]
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    ジェイブイディー (2010-07-30)
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    The Chichu Art Museum: Tadao Ando Builds For Walter De Maria, James Turrell, and Claude Monet
    Tadao Ando Walter De Maria James Turrell Claude Monet
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    Tadao Ando
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    Yann Nussaume
    Birkhaeuser Basel
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    James Turrell
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    James Turrell Jimena Blazquez William Banks
    Charta Libellum
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    James Turrell: The Wolfsburg Project
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    Peter Weber
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    James Turrell: Geometrie des Lichts/ Geometry of Light
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    「宮島達男 解体新書」すべては人間の存在のために
    宮島 達男
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    宮島 達男
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    無限の網―草間弥生自伝
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    草間 弥生
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    クサマトリックス/草間弥生
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    時の震え
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    李 禹煥
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    余白の芸術
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    李 禹煥
    みすず書房
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  • 清澄白河ギャラリー巡り 10.04.21

    清澄白河ギャラリー巡り 10.04.21

    ・小山登美夫ギャラリー
    ベンジャミン・バトラー 展 Paintings and Drawings 2010
    葉っぱとか木とか、植物のようなものを抽象的にかいているのかな?っていう感じでした。かなり抽象化した上にペインティングもそのタッチを残すような緩い感じの色の付け方をしているんだけど、イマイチ僕にはフィットしなかった感じでした。うーん。なんというか、緩くて好きなものもあるんですが、どこか面白いとかなにか一つが無かった感じでした。

    ・hiromiyoshiiギャラリー
    大城絢|Between a Woman and a Woman
    井上信也|5、6の事
    うーん。これまたどちらもよくわからなかったです。どう捉えればいいのかなぁ?って感じでした。大城さんの動画は結構手書きの感じとかそれが動画になっている感じとかは面白かったんだけど、なんかもう一つ面白味という点でわからなかったというか。

    ・タカ・イシイギャラリー
    法貴 信也
    パッと見単なる線画かな?って思ったんですが、良く見るとそれとは全然違ったものに感じる。いや、線画という事には変わりないんですが、線が2本の線画ですね。恐らくペンを2本同時に持って線画を書いているという感じだとは思うんですが、その2本の線がペンの傾きや向きによって近づいたり離れたり絶妙にするのでそこに空間的なものを連想させるということになっていてコレが絶妙に良い感じなんですよねぇ。とにかく見てて飽きないし、すごいなっていう感じで面白かったです。

    ・SNAC
    八木良太展
    清澄白河に新しく出来たギャラリーのSNACの初の個展の八木良太展にいって来ました。八木良太さんといえば前に、「Winter Garden:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」で、氷で作ったVINYLって作品が面白かったので結構期待していったのですが、今回はイマイチだったかなー。なんかそこにいたギャラリーの人?が文化祭か?ってくらいに説明してくるし。それが印象的だったとはいえ、作品自体もイマイチ何となく足りない感じがしたなぁ。

    BOOK

    ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開
    松井みどり、国際交流基金
    美術出版社
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    その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる (THEORY BOOKS)
    小山 登美夫
    講談社
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    現代アートビジネス (アスキー新書 61)
    小山 登美夫
    アスキー・メディアワークス
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    小山登美夫の何もしないプロデュース術
    小山 登美夫
    東洋経済新報社
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  • 銀座ギャラリー巡り 10.04.21

    銀座ギャラリー巡り 10.04.21

    ・ギャラリー小柳
    寺崎百合子 音楽
    もの凄い細かい書き込みで、楽器が書かれていました。基本的には鉛筆で書かれたような絵画なんですが、少し離れてみるとまるで絵画ではないように見える。まるで写真のように見える楽器。しかし、すこしずつ絵に近づいてみて見ると印象が少しずつ変わってくる。近づけばドンドン輪郭が緩くなっていくのを感じて絵画のようになる。その変化が音楽なのかもしれない。そう思うとそういう風に見えてくる。何か変化するバランスが面白かった。

    ・INAXギャラリー
    黒宮菜菜 -流彩の幻景-展伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
    黒宮菜菜 -流彩の幻景-展は溶け出すような抽象的な何か色の空間を液体の空気にとかしたようなそんな絵画でした。溶け出しつつも立体的に絵の具が盛られていたりその平面のなかに構成される立体のバランスが良いバランスだったと。

    伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
    焼きものってイマイチ詳しくないのでわからない部分も多いのですが、大きなもを焼いたり造形が細かいものを作るのは難しいのでしょうそういう努力を感じてしまいました。

  • TDC展 2010

    TDC展 2010

    TDC展 2010に行って来ました。

    最近めっきりデザイン系の事柄に疎くなってますが、世の中的にデザインバブルだった時期っていうのがあったんだなと、今になって思います。

    そんななかTDC2010がやっていました。やはりこうやってデザイン系のものを集めてもらうと面白いですね。ただ、新しいデザイナー出て来たなーとかそういう感じは余り無いかも。有名どころは変わらないという感じがしました。

    ただドンドン新しいものが作り出せているっていうのはいいよなぁ。新しいものを見ると面白いなーと思うので、そういうものがまとめてみられるので面白かったです。

    BOOK

    TOKYO TDC〈Vol.20〉The Best in International Typography&Design
    DNPアートコミュニケーションズ
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    Tokyo TDC,〈Vol.19〉The Best in International Typography & Design
    東京タイプディレクターズクラブ
    トランスアート
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    Tokyo TDC〈Vol.18〉The Best in International Typography&Design
    TDC賞運営委員会
    トランスアート
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    Tokyo TDC〈Vol.17〉The Best in International Typography & Design
    東京TDC
    トランスアート
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  • 「椿会展 2010」- 資生堂ギャラリー

    「椿会展 2010」- 資生堂ギャラリー

    椿会展 2010に行って来ました。

    伊庭靖子さん、塩田千春さん、祐成政徳さん、袴田京太朗さん、丸山直文さん、やなぎみわさんという面子でもう有名人ばっかりって感じですね。それぞれが作品を一つ一つだすというような感じですね。

    とくに共通のテーマとかがあるわけでもなく、みんながそれぞれに有名どころの作品を展示してるという感じでした。作品群になるとみんな見応えがあるんだろうなーと思いつつも、豪華メンバーって感じだったので、それもおもしろいなって感じでした。

  • 空山基 – NANZUKA UNDERGROUND

    空山基 – NANZUKA UNDERGROUND

    空山基をNANZUKA UNDERGROUNDで観てきました。

    セクシーな女性の絵や、メタリックの女性型アンドロイドのような絵で今まで一度は見たことがあるだろうなという感じの空山基の絵画でした。どこで見たかは覚えていないんですが、確実にみたことあるというのはナカナカ珍しいし、それだけのインパクトがあるってことだと思います。もちろん、昔からやられているというのもあるかもしれませんが、それだけじゃアートとかって簡単に目に入ってこないジャンルでもあるので。

    作品は、恐らく鉛筆とエアブラシとかがメインで使われていて、まるでその質感がわかるような生々しさで写真とはまた違った生を感じさせてくれるそんなような絵でした。恐らく鉛筆で輪郭を薄く捉えているような跡があって下書きなのかもしれないのですが、それが妙に絵の中にしっくりと溶け込んでいる感じですね。影等の部分なんかにもそのあたりは感じました。金属や肌と鉛筆の質感は遠いように感じるのに上手く馴染んでいました。

    どの作品も、どことなくアメリカのポルノっぽい構図とかを感じさせて如何にもと思うんですが、見所はそこだけじゃなくて、実際見るともの凄く絵が上手いという単純な部分で圧倒的な感じすらしました。これは実物をみないと伝わらないんだろうなぁという部分があるんだけど、それ以外でも観れてしまうところがスゴかったです。印刷物として観るのも良いかもしれませんが、実物を見る機会があれば観た方がいいなという作品でした。

    BOOK

    Relativision―空山基実寸大作品集
    空山 基
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    メタリコーン―ek t^on metallic^on
    空山 基
    作品社
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    Relativision―空山基実寸大作品集
    空山 基
    グラフィック社
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  • 今津景「Flash」- 山本現代

    今津景「Flash」- 山本現代

    今津景さんの「Flash」を山本現代で観てきました。

    山本現代というと何となく彫刻とかのイメージが強かったんですが、前回の松井えり菜さんに引きつづいて絵画でした。

    今津景さんは、抽象的な空気を持ちながらも何かの町や風景というようなそんな作品だったんですが、光のバランスというかどこかの色がハイライトされているようなそんな印象を受けてカラフルなんだけども、同時に闇や見えない部分も多く秘めているというような作品を書いていてもの凄いその捉え方が上手いと思いました。そしてその捉え方の奥行きのようなものに引き込まれて面白かったです。

    とにかく光のバランスや光の色の捉え方が良いです。街の夜の光を捉えた作品が多いのですが、その光の中に人の営みのようなものを感じさせる色合いになっていて、そのなかの生活が見えるような光を表現していてスゴく面白かったです。街以外の作品もそう捉えると人の時間や営みを感じられるようになっているように思えました。

    また、光以外の部分にフォーカスを当てても構図的にスゴく面白いものを感じたり。細部へのこだわりもかなり強く感じて絵画としてかなり素晴らしいです。俯瞰してみても細部をみても同様の情報量があって、どうやってみても飽きない面白さがありました。

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  • 坂川守「Works 2001-2010」- 児玉画廊

    坂川守「Works 2001-2010」- 児玉画廊

    坂川守さんの「Works 2001-2010」を児玉画廊で観てきました。

    坂川 守さんの作品は初めてみたけど、スゴくバランスが良い作品でした。一見、落書きとか何か雑に作ったような印象を受けるような作品なんですが、会場構成まで含めた色彩のバランスや雑然となっているバランスが非常にPOPで気がつくと細部まで気になっているような、そして細部まで作り込まれたのか偶然なのかわからないバランスでみれることが面白かったです。ドローイングと絵画の間なのかな?

    絵画的な作品もあるんだけど、それ以外にも布を使った作品とかもあって、全体的に俯瞰してみると雑のような適当のような軽さがあるんですが、やはり近くで観るとかなりの細かさを感じる。そして色彩のPOPさを常に感じるという感じは同様ですね。

    絵画や布を使った作品。それ以外のものも含めて同じようにできていて最終的には技術を感じるので面白かったです。

  • 「ARTIST FILE 2010」- 国立新美術館

    「ARTIST FILE 2010」- 国立新美術館

    今年もやっていたアーティストファイルに行って来ました。国立新美術館で毎年やっている、ARTIST FILE 2010です。

    面白かったです。今年は好きな感じなのが多かったような気がします。特に桑久保徹さんの作品はよかった。新作と思われる壷のシリーズも面白かったんだけど、不思議な風景画みたいなやつはやっぱりいい。西洋の文脈上にありそうなタッチなんだけど、幻想の世界の捉え方が、日本的というか、どこかフィギュアとかアニメ漫画系を思わせるような感じがしてしまうのが入りやすくて好きでした。

    福田尚代さんの回文とか本を解体したり分解してる作品も好きでした。なんとなく言葉を分解したりサンプリングしたり構築してるなっていう感じとか偶然の取り込み方みたいなのが関連して連想させるのが面白かったです。

    石田尚志さんの動いていく線画もなかなか迫力がありましたね。やってみればできるだろうなって思うような感じではあったんですけど、その手間とかを考えたらスゴいなーという感じがヒシヒシと。

    他も泡の人とか、オランダの作家さんの日常風景が不思議に切り取られるのとか面白かったですね。

    この全員の個展があるみたいなスタイルにも慣れて来て、この感じで見るのもなかなかおもしろいなーって思えるようになって来ました。一緒に何かやるとか作品が少ない数しか無いみたいな何人展みたいな感じじゃなくて、個展が全部並んでるというスタイルなのが面白くみれるところだなーって思います。

  • 「TOKYO STORY」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    「TOKYO STORY」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    トーキョーワンダーサイト渋谷でやっていた「TOKYO STORY」を観て来ました。アーティストレジデンスをしていた人の作品ということで、かなり多くの数の作品がでていたように思いました。

    良い作品ももちろんあったんですけど、テーマも統一されていなくて、そこから展示の面白さを見つけるのはなかなか至難の業でした。

    あまり、作者の中に知っているアーティストがいなかったので、単にその1つだけ作品で問われている感じだったので、イマイチな気分で見てしまいました・・・。

    そのなかでも、ニルバーナの作品はちょっと面白かった。年齢的なギャップというかそういうのを見れて面白かったです。

  • 「再生(破滅)ラウンジ」- NANZUKA UNDERGROUND

    「再生(破滅)ラウンジ」- NANZUKA UNDERGROUND

    ネット界隈では、異常に好評だった破滅ラウンジだったんで、やってるうちに行こうっていたんですが、気がついたら再生ラウンジになってました。

    そんな再生ラウンジを観に、NANZUKA UNDERGROUND渋谷に行って来ました。

    破滅ラウンジと一緒だったのかそれとも違ってたのかわかりませんが、僕が見た時はなんかグダグダ感あふれる微妙にほっこりした空気でなんでそんなに評価されたのかなーって感じでした。(どうやら再生ラウンジになってから微妙なものになったようです。)

    僕が見たのは確かにギーグ?と呼ばれる人が淡々としてプログラムしてたし、なんか人も集まってなんか映像とかエロい切り抜きとかあって、オタクの部屋の拡大版みたいになってました。なんか圧倒感とかはなく落ち着いちゃったかなーって感じで、最初は破滅して勢いあるけど、結局パーソナルな落ち着く空間なってしまったのかな?もっと早く観に行けば良かったなーって思いました。

    でも、カオス*ラウンジについては、もう人気者みたいになってるし、これからも何かやらかしてくれそうなので、観に行こうとは思います。