投稿者: watanabe

  • 横山裕一「ネオ漫画の全記録 わたしは時間を描いている」- 川崎市市民ミュージアム

    横山裕一「ネオ漫画の全記録 わたしは時間を描いている」- 川崎市市民ミュージアム

    横山裕一さんの展覧会が川崎市市民ミュージアムであるということだったので、行って来ました。もう、待ちに待ったというか、こんなことがあるとは!もの凄く楽しみでした。横山裕一 ネオ漫画の全記録「わたしは時間を描いている」です。

    ネオ漫画の全記録というだけあって、かなり昔の作品もたくさんありました。そして、どうしてあの作風になっていったのかがわかるような流れも作られていた気がしました。

    そしてタイトルの「わたしは時間を描いている」というのが、自分の絵画を動かすのに漫画という手法を見つけただけであって、漫画を書こうとしていないんだなということがわかって面白かったです。

    もちろん、横山さんの独特の視点というか、あらゆるものを横山フィルターに通したような作品群とそれを表すようなトラフの設計の展示方法も良かったです。トラベル等のコミックの原画も良かったですが、やはりわたしたちと野獣シリーズが圧倒される数展示されていた所とかもかなりビックリしました。

    あと、最新の蛍光ペン等で書かれているシリーズですね。退色が激しいから日光に当ててはいけないとか。かなり横山さんっぽいですね。作家本人が制作している所もみれましたし、とにかく面白かったです。

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その3

    瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その3

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その2

    最後は福武ハウスへ。やはり有名ギャラリーの作品ってだけあってレベル高いです。

    なんとなく、ホワイトキューブ的なので、芸術祭という枠でココでみなくっても良いかなーなんて気もしなくもないですが。17:00を過ぎた残りのフェリーも少ない時間に行ったので、独り占め状態で良かったです。

    杉本博司・ビルヴィオラ・森村泰昌さんとかもココでした。

    あと、エンライトメントのカフェもありました。しっかり食べるとかは出来ない飲み物メインの軽いカフェです。

    女木島も、作品のレベルが結構高かったので、男木島・女木島というコースだと芸術祭って感じがします。直島はもう芸術祭ってよりもいつでもみれる普通のアート観光の町という気もするので。

    とにかく男木島・女木島コースは回っておいた方が良いと思います。豊島・犬島も外せませんが。島っぽい感じは小豆島・大島なのかもしれません。(すいません。大島についてはまったくわかってません。)直島は、恒久作品だらけだからいつでも大丈夫です。

    島をブラブラしたり、福武ハウスの裏辺りで猫と戯れながら(かなりの数いました。子猫もいたし。視界に10匹くらいいるみたいな。)

    時間をつぶして最終フェリーの時間の21:00まで待って、高松に戻りました

    この日は深夜バスで東京に帰る予定でしたので、荷物は高松駅のコインロッカーに入れてあったし、特に大きな荷物もないので、夕飯を食べに街の方まで。

    あまりお腹いっぱいになりすぎてバスで気分悪くなるのも微妙。って言う気分もあったし、ちょっと骨付き鶏も飽きて来たので、もつ鍋屋さんがやっているというラーメン屋に入ってモツラーメン食べてみました。

    ちょっとチャンポンっぽい麺でした。うーん。美味しいんだけど、なにも高松に来てまで食うこと無いかなぁー。何て思ったり。やはりうどんが正解か!?

    深夜までゆっくりしてから、深夜バスで東京まで戻りました。

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その2

    瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その2

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その1

    男木島を15:00発女木島15:20着のフェリーで移動し、女木島に到着。女木島で早い時間に終わらせておかないといけないものとしては、鬼ヶ島大洞窟です。バスが無くなってしまうので。

    ということで、到着してすぐに15:30のバスに乗り鬼ヶ島大洞窟へ。時期によってバスの時間が違うので要注意です。

    チケットは港のインフォメーションセンターで往復のものを買います。往路のバスが到着してから、復路のバスのために25分後までに戻らないとというのは、ちょっと時間が短いなーと思いましたが、仕方ない。

    大洞窟はキッチュな感じで面白いので、必見。展望台とかもあってかなり眺めも良くて面白いですが、時間が25分しかなかったので、かなり駆け足というかダッシュくらいの感じで見ました。

    1時間くらいあっても良いかなって思ったんですが、余裕があればもしかしたら次来るバスを待っても良いのかもしれません。

    とにかく急いで観て16:05のバスに乗って戻りました。後は20:30分まで開館してるものを除いて、早めに閉まってしまう作品を先に見ることに。

    といっても、野外作品は、夜でも見れたりするので、結構時間が余る感じでした。港のインフォメーションセンターに併設されているご飯を食べられるようなところでおでんを食べたり。

    他にも浜の方に行ってみたり。かなり綺麗な浜でした。良い場所です。人も少なかったし、女木島は普通に観光でも楽しめそうです。海の家とかもあったんで休日は結構混むのかもしれません。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その3

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その1

    瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その1

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その3

    3日目です。本日は、男木島に行ってから女木島に行くルートです。

    女木島は半分以上の作品が夜やっているので、組み合わせるとかも可能だと思いますが、女木島の洞窟にいくバスの本数が少ないので、ここがポイントになるとおもいます。

    洞窟自体が面白いのでオススメです。そうやって逆算していくと、女木島が夜やってるので、最終日は余裕をもって見れそうです。

    そこで、行きのフェリーは11:10のフェリーで男木島まで行くことに。それまで、朝ご飯と高松周辺の作品をみることに。

    これまでの経験から行くと結構お昼ご飯は食いっぱぐれそうになったり、時間がない!となる確立があるので、朝たくさん食べとくことにしました。うどん2杯です。根っこというお店で食べました。
    それから、高松港周辺の作品を見て回りました。1の椿昇さんのPROMは建物自体が面白かった。11:10発のフェリーで男木島へ。

    男木島はまわった島の中でもかなり小さい方なのに、民家の間とかを歩いていけるという、一番島の雰囲気が伝わってくる感じで、一番複雑な気分でした。ここに大量に人が来るべきではないような気がするし、でも同時にここ所に来れて良かったって思ってしまったという。どちらも感じました。可能な限り島の生活を壊さないように作品とかつくってもらいたいと思いました。

    歩いていることも面白かったし、作品のレベルも高かったです。途中で休んでいたら島のおばあちゃんに茹でたトウモロコシをもらったり、東京から来たと言うスタイリストをやっている方と広島の都築さんの展示をみてから来たと言う奇遇な雑談をしたり。

    一番ゆったりした時間をすごしていた気がしました。やはり大まかに3日で回ろうとするとかなり強行スケジュールですね。

    気になったのは48の高橋治希さんの作品が壊れちゃってたことです。はじまってすぐに行ったのにもう壊れていて、これからどうなるんだろうって感じです。大地の芸術祭でも見たので、繊細だし壊れそうな作品だなーとは知っていたのですが、やはり近くから見た方が良い作品でもあるし、みんな作品とかそれだけじゃなくて、島にも島の人にもちゃんと気をつかってやらないと今後大変だろうな。

    とにかく小さな島っていう印象だったし、高低差も激しいので暑いと大変ですが、眺めの良い所が多かったし、狭い路地を通るって言う街並みも良かったです。なんだかんだゆっくり見たりしながら、男木島を15:00発女木島15:20着のフェリーで移動。急いでみるなら、2時間くらいあれば良いんじゃないかな?と思います。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その2

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その3

    瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その3

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

    2日目はもうほぼ余談です。

    直島の宮浦発19:25高松着が19:55の高速艇にのって高松まで戻りました。写真撮ってなかったので、宮浦港のSANAAの建築写真を。薄くてぺったりしてていいですね。

    高松についてからはいつも通りの夕飯探しですね。今日はまだ、うどん食べてなかったので、まずは軽くうどんから。

    鶴丸っていうカレーうどんの美味しい店だそうです。

    でも、暑かったからなんかカレーうどんも微妙かなーって思い、ぶっかけの冷たいのにしました。周りの人はほとんどカレーうどんだった気がします。

    ここ、結構夜までやってるけど、何時までなのかわからなかった。

    この日はお昼もあんまりしっかり食べてなかったので、ちょっと足りなかったかなーということで、刺身とかも良い感じで骨付き鶏も食べられる。そんなお店に行きました。骨付鳥の蘭丸って店ですね。

    親鳥とひな鳥。一鶴より味が薄くて食べやすかった。正直肉はそんなに差異を感じなかった。なんかそんなに毎日連日連夜食べるものではないかなーって気がして来た。美味しくないってワケじゃないけど、もうちょっと何か工夫があるといいんだけどなー。

    ちょっと不完全燃焼だったので、風俗街近くのケーキ屋さんでケーキかって、宿で食べました。だいたい風俗街近くには深夜までやってるケーキ屋さんが一軒はあるもんです。
    んで、たいがい味はまあまあなはず。

    明日は、男木島・女木島です。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 3日目その1

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

    瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その1

    タクシーを駆使して小豆島の土庄港を12:45に出発して、13:30に直島の宮浦に到着。

    最初の目的地として安藤忠雄さんが新しく作った李禹煥美術館に行くこれが最大の目的です。今回は、STANDARD2でまわったことのある家プロジェクトとかは余り見ません。あと、直島銭湯のI♥湯には最後に行くことに。

    13:33発のバスに飛び乗って、一気につつじ荘まで移動しました。ここで、シャトルバスがちょうど来たんですが、シャトルバスの時間表が公式ガイドブックに無い!!!これはちょっとめんどくさかったです。どうやら、どこかのインフォメーションセンターとかでもらえそうなので、見つけたらもらっておく方が良いのかもしれません。

    一気に地中美術館まで行ってしまった方が良いのかもしれませんが、もしかしたら混んでるかもなーと思ってまず最初に目的地の李禹煥美術館を観に行きました。作品もよかったけど、安藤さんの建築も良かった。

    その次に、李禹煥美術館がそれほど混んでなかったので、地中美術館へ。地中美術館とかもパスポートで入れるので、直島にくるとパスポートってかなりお得という感じがします。

    次にくるシャトルバスの時間を確認しつつ地中美術館で時間を過ごしてました。それにしてもジェームズタレルの部屋で子猫がたくさんいたんだが・・・。あれは一体。かわいいけど、なんか問題あるようなきがするんだけど・・・。

    地中美術館はとても良いです。建築としても作品の為の部屋があるから、作品としてもすごく良いです。さすがに昔1回行った時に比べたら、感動も少なかったですが、行ってない人は是非。

    そこから、ベネッセミュージアムあたりを見るか、それとも家プロジェクトを見るか。悩んだあげくベネッセミュージアムを見ることにしてシャトルバスで移動。ベネッセミュージアムを見て来ました。印象は前と変わらなかったけど、アーティストについてわかることが、多くなって知識が増えてたので昔より面白く見れました。

    ベネッセミュージアムの周りの作品も色々見たり。ミュージアムからつつじ荘までは作品もいくつかあるので、歩いていくことに。ただ、パークの所にあるものはなんか鍵閉まってたりとか色々ありましたが、前もみたので、その辺は駆け足で。

    杉本さんとかの予約制のやつは新作ですが、見れませんでした。シャトルバスの時間に間に合うようにつつじ荘前に到着して、かなり時間ギリギリだったけど、家プロジェクトではもっとも好きな南寺に行くことに。なんとかギリギリ間に合いました。

    家プロジェクトで見れたのは、ジェームズタレルの南寺と、宮島達男さんの角屋です。他にも見たいのあったけど、見れた方かな。川俣さんの新作はバスの中から見えました。

    そんなこんなで、終了時間が終わってからはダラダラしつつバスで宮浦港まで戻って1日の汗を流す為に直島銭湯のI♥湯へ。

    もうTシャツ汗だくだしって思ってI♥湯Tシャツとタオルを購入してお風呂へ。もちろん中の写真なんて撮れないですけど、すごいっす。なんか不思議な感じでした。銭湯っていうかなんていうか。大竹さんらしいけど。

    思ったよりも近所の人とかも銭湯に来てたのでビックリしました。(一番のビックリは銭湯向かいのおばあちゃんが玄関にオブジェを設置しようとしてたことでした。あれは、完全に大竹さんに対抗というか影響されて玄関につけちゃおうってしてたから。)

    で、お風呂から出て、近所でかき氷でも買って港でダラダラ遊んだりして。

    基本的に3日間でのスケジュールとなるとどこでも駆け足になってしまうので、ここでやっとちょっと一息ついた感じでした。結構体力勝負です。

    行った3日間は毎日暑かったので、水もたくさん飲んだし、お菓子も持ち歩いて、ちょこちょこ糖分や塩分を補給してました。この日のお昼は買い込んでいた、食べ物でした。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その3

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その1

    瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その1

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その4

    2日目です。安い宿に泊まってましたので、窓がカーテンでなく障子だった為に早く起きられました。フリー乗船券は2日連続なので、高速艇とかを使うルートを選択します。本日はまずは小豆島。そして、直島に向かうというルートです。

    小豆島は平日はホントに不便です!芸術線っていう臨時バスが走ってるんですが、これが、休日しか走ってないためですね。この日は直島にも行きたかったので、最終的にタクシーをつかうというルートを選択しました。

    なので、どこかで切り上げ作品をすべて見ない/島をゆっくり堪能する/タクシーを使う。平日だと恐らくこの3つのどれかを選択しなければ行けません。しかもバスは芸術線だけでは足りないので、芸術線の一日券を買いませんでした。(タクシーも使うだろうなと予想していたので。)

    とにかく、一本目のバスに乗る為に高松を8:20発の土庄8:55着の高速艇に乗りました。

    そしたら、たまたまファスナーの船を見れました。この時は女木島にファスナーの船が停泊していない状況だったので、見れたのは運が良かった気がします。

    そして、9:05の西浦線のバスにのって、国際ホテル前まで移動。

    ここで、想定外の出来事が!豊福亮さんの作品は10:00からなので、しっかり見れない!しかし、どっちにしろ作品は10:00からなので、仕方ない。豊福亮さんの作品は大地の芸術祭で見て面白かったから、見たかったんですが。入れないのは残念でした。

    という感じで、スゥドーホーさんの作品に移動。こちらも良いのですが、ちょっと距離があるので、芸術線で中山の方までいく方は、ちょっと急ぎ気味の方がいいのかもしれません。

    合同庁舎前を9:54発のバスにのって中山まで移動しました。中山から公式ガイドブックに書いてある推奨ルートで移動したんですけど、40分って書いてありますけど、これはホント走って40分ってとこでしょうか?40分で作品も見ながらって言うのはかなり駆け足になると思います。

    それにしても66番の王さんの作品は良かったなー。バリみたいな感じだったし。でかかったしあそこでイベントとかやるんだろうけど、面白そう!69の岸本さんの金継ぎの作品も好きだったなー。61の河口さんのも結構好き。

    結局、常磐橋付近で作品を全部見た頃には11:30ぐらいで、芸術線の戻るバスまで1時間あるという状況、かつ、土庄から直島に移動する船が12:45出発だったので、ココはタクシーだろうなという判断をして、62の作品のところにあるインフォメーションでタクシーを呼びました。結構ここからタクシーの人がいるようです。常葉橋から土庄港までタクシーで2500円くらいでした。

    ここで思ったのは小豆島から直島っていうルートは微妙なのかなぁ?と。あと、9時40分のフェリーで入ってまず中山までいってそこから見るとかそういうルートを平日は想定してるのかな?っていう印象でした。とにかく芸術線が平日本数が少ないので異常に不便です!このあたりは、もしかしたら別ルートを考えたら良いのかも・・・。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その2

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 初日その4

    瀬戸内国際芸術祭2010 初日その4

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その3

    豊島美術館から清水前まで徒歩で移動して、そのあたりの作品を見ました。

    バスのタイミングは逃してしまったので、歩いて森万里子さんの作品まで移動。15〜20分くらい。急いでいかないと17:00の作品鑑賞時間に間に合いません。しかも17:00のバスに乗らないと、豊島から高松の直行の船が無くなるという・・・。(しかし、コレには裏技が使えます。)

    結局間に合わず、次のバスまで待つ。森さんの作品は恒久作品だから、またいつか豊島美術館が出来たら一緒に合わせて観に行こうと思います。

    無事バスにのって家浦港まで到着。家浦から高松への直行便が終わった後での帰り方のとしては、一旦、小豆島経由します!家浦から土庄まででて、土庄から高松に帰る。

    このルートなら時間が遅くはなりますが、豊島の最後のバスまで利用しても時間に間に合います。小豆島も明日行く予定だからちょっと下見気分で。

    ということで、家浦を18:10に出発して、土庄に18:59に到着。土庄を19:30に出発して高松に20:35に到着というルートを選択しました。

    思ったより土庄でやることがなかったですねー。この時間になると、結構お店とか終わっちゃってる時間みたいだったので、何となくブラブラして、フェリーという感じでした。

    高松に戻ってから、夕飯探し。やはり初日は名物の骨付き鶏にしようかなーってことで、一番の有名店、「一鶴」に行きました。フェリー乗り場からは、ちょっと遠いけど歩いて。(あとから調べたら横浜とか大阪とかにもあるらしくちょっと残念。)

    親鳥/ひな鳥/炊き込みご飯です。親鳥固い!ひな鳥やわらかい!ちょっと味が濃い!親鳥はビックリするほど固い!笑。まあそこが良いんですけどね。味濃いし、油っこいし、ビールが進んじゃうタイプです。

    そんなこんなしつつ、街をブラブラ散策したりして、ホテルに戻りました。明日は、小豆島/直島です!

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 2日目その1

    BOOK

  • 瀬戸内国際芸術祭2010 初日その3

    瀬戸内国際芸術祭2010 初日その3

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その2

    犬島を13:00の高速艇で出発して、初日の第二の目的豊島の家浦港に13:25に到着。急いでまわってもこの時間に到着してしまうと、豊島の作品を全部見るのは不可能だと思います。

    なので、まず豊島のバスをどちら周りにするか判断することが必要だと思います。 (ちなみにレンタサイクルは坂が多くて疲れるだけなんでオススメしませんと現地にいたスタッフのような方にいわれました。電動があるならそちらが良いかも?)

    そこで、森さんの作品と横尾さんの作品どちらを見たいかで、どちら周りにするかを決定することをお勧めします。

    その結果、僕は横尾さんの作品を先に見る西回りルートを選択しました。ただ、西回りのルートはすでにちょうど出発したばっかりだったので、家浦港近くの作品を見て回り、そのまま横尾さんの作品まで徒歩で移動です。大体10分〜15分くらいで着きます。

    ゆっくり見るとちょうど横尾さんの前のバス停にバスがくる時間になると思います。横尾さんの作品は僕はかなりお勧めです!横尾カラーの出た庭とか必見ですね。バスは確実に定時に走っているというわけではないので、少し余裕を持った方が良いかもしれません。

    横尾忠則作品前を14:09に出発して甲生集会場前で下車

    ここは作品がいくつかありますので、じっくり見ているとかなりギリギリだと思います。なので、40分後のバスに間に合うようにちょっと急ぎながら見て回ることになるかと。そして、甲生集会場前を14:54に出発しての唐櫃港へ。

    唐櫃港付近には公式ガイドブックにはまだ記入されていませんが、オラファーエリアソンの作品がありますので、是非見てください。光の魔術師ともいえるオラファーエリアソンの作品良かったです!!

    そこから、ノリとたゆたうや、ボルタンスキーの作品を見て戻ってから唐櫃港から、15:50のバスで豊島美術館前に移動。僕は建築好きなので、豊島美術館の工事の様子を遠くからみたいなと思っていたので、ここでおりましたが、もしスルーするなら、豊島美術館と25番の作品かな?と思いました。(豊島美術館はバスから少し見れますし・・・。)

    豊島美術館を遠目にみつつ25番の作品を見る為にちょっと登り。25を見た後にはちょっと戻ってから丘越えって感じですね。バスは諦めて徒歩で清水前あたりの作品に移動しました。

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その4

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  • 瀬戸内国際芸術祭2010 初日その2

    瀬戸内国際芸術祭2010 初日その2

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その1

    さて、無事、高松から直島の宮浦に向かう8:12のフェリーに乗ることに成功。

    フェリーなんで遅いですけど、なかなか優雅な感じでいいですねー。あんまりフェリーなんて乗る機会無いですからねぇ。朝なんでゆっくりすわれる座席で横になって寝てる人とかもいました。そんな感じで約一時間フェリーに揺られて、直島の宮浦に9:02に到着。

    SANAAのフェリー乗り場を横目に観ながらゆっくりする暇もなく、8分後の9:10には高速フェリーの犬島行きは出発なので、急いで高速艇の乗り場に移動。フェリー乗り場から海を背にして左側に行くとあります。かなり小さめの乗り場で、高速艇に乗り換えです。ここから、豊島の家浦を経由して犬島まで、また一時間くらいですね。

    そうこうしてるうちに犬島に到着。犬島の写真とかありますが、やっぱり個々で楽しんでもらいたいので、とりあえず写真は載せないようにしてます。

    犬島は作品をさくさくっと観て行くと大体2時間ちょっとって感じだと思いますが、次の豊島への船の時間が13:00なので、ご飯を食べるならゆったりは出来ないかなぁ?

    みるところは、家プロジェクトと製錬所で大まかに2種類あるんですが、どちらが先でも特に問題ないかなぁ。製錬所は入場できるタイミングがあるのですが、15分おきくらいなので、特に問題になることはないとは思います。

    まずは、71_72_73_74 犬島「家プロジェクト」:F邸、S邸、I邸、中の谷東屋へ。中の谷東屋が個人的には一番良かったです。これは外から見るだけじゃなくて是非中に入ってみてください。そこでちょっと音とか出してみると楽しいです。

    そのあとに、船の乗り場の近くにある黒い建物に行って受付をしてから、H 犬島アートプロジェクト「精錬所」に向かいました。製錬所はギャラリー的な空間なんですが、製錬所の仕組みは面白かったけど、作品は理解するのはちょっと難しかった。製錬所も良いですが、その周りの場所が面白いのでくまなく回ってみると楽しいと思います。多分時間も余ると思うので、ゆっくり観れます。

    僕はその後、時間が少しあったので犬島ご飯を食べました。コレは船の乗り場近くにあるカフェと製錬所内のカフェで食べられる筈です。(これは同じカフェなので、メニューも同じだったと思います。)

    島の方の手作りっぽい感じでよかったです。時間も余ると思いますし、豊島でもそんなに食べる時間もないので、(豊島は忙しい。)この時間で食べておいた方が良いと思います。

    そんなこんなで、船の時間までご飯を食べつつ待ちながら13:00の高速艇で豊島の家浦へ

    >>瀬戸内国際芸術祭2010 初日その3

    BOOK

  • 瀬戸内国際芸術祭2010 初日その1

    瀬戸内国際芸術祭2010 初日その1

    >>はじめに/瀬戸内国際芸術祭に行く前に

    さて、高松を起点として今回の瀬戸内国際芸術祭を回ることにしたんだけど、特に予定をしっかり立てていなかったので、朝からうどんを食べながら作戦会議!

    高松の駅前には早朝からやっているうどん屋が何軒かあります。これは一番駅から近いと思われる「めりけんや」です。あんまりご飯のタイミングとか無さそうなので、2杯食べときました。

    さて、はじめにどこに最も重点を置くかと考えた時に、行きたいのは、豊島、男木島、女木島、犬島という感じで、これらは必ず行きたいです。余った時間で小豆島と直島かな?と考えていました。

    ここで問題はフェリーの乗り放題チケットが2日単位でしか売っていないこと。1日で売ってくれよってかなり思ったけど、3日間のスケジュールで考えると、1日は乗り放題券を使わないか、4日分買って1日捨てるか。

    ここで、公式ガイドブックを開いてフェリーの値段を調べると、高松→男木島→女木島→高松と回れば700円となるので、おおよそ1日時間をつかうルートでフェリーが乗り放題券半額より安いと判明。これを3日目に当てて、問題がありそうだったら乗り放題を買おうと決めて、最初2日間は乗り放題券で移動する事に決定しました。

    そこまで、決めてとりあえず1日目は、一番行くのが困難な犬島に行って、それから豊島をまわるというルートを選ぶことにしました。初日は犬島→豊島コースに決定。

    駅から港に向かう途中の総合インフォメーションセンターで、フリー乗船券2日券を購入して、高松→宮浦→犬島という乗り継ぎですね。高松発が8:12に出発して、犬島到着が10:06ですね。

    フリー乗船券買いましたけど、滲むインクって感じですねー。とりあえず、セロテープ張ることで消えないようにするみたいです。


    瀬戸内国際芸術祭 初日その2へ

    BOOK

  • 瀬戸内国際芸術祭2010 に行く前に

    瀬戸内国際芸術祭2010 に行く前に

    はじめに

    瀬戸内国際芸術祭2010に行った色々な感想や体験を書いています。偏った感想や体験だということを前提に観ていただけるとありがたいです。どちらかというと観光とか島を堪能するというより、どれだけ効率的にたくさんの作品を観れるかということを考えていました。

    なので、かなり駆け足な形での感想です。作品の写真は実際観た方が良いと思うので、のせないようにします。

    今回、観たルートとしては、
    初日:犬島、豊島 その1 その2 その3 その4
    2日目:小豆島、直島 その1 その2 その3
    3日目:男木島、女木島 その1 その2 その3

    というルートですので、大島には行っていません。直島は2006年のSTANDARD2で観ましたので、家プロジェクト等、昔からあるものはあまり観ませんでした。

    瀬戸内国際芸術祭に行く前に

    ・準備するもの

    行く前にやらないといけない事をいくつかあげておきます。行く前にやる事はまずガイドブックを買う!

    こちらです。

    何が良いのかといいますと、現地に行けば、フェリーの時間や地図とかバスの時間の表等を売ったり配ったりしているので、別に無くても大丈夫ではあるのですが、事前にルートがどういうものがあるのか、大まかにどういうルートで回るのかは決めておいた方が良いです。

    また、iPhoneアプリや携帯でも調べられるとは思いますが、充電すること等を考えるとやはり紙媒体でもって置く方が良いと思います。
    ただ、誤植や読み辛い場所が多かったりと問題もありますが・・・。これで間違いは全部なんだろうか?まだある気がするけど。

    そして、iPhoneを持っている人はiPhoneアプリを先に落としておくと良いと思います。こちらのリンクから。

    休憩所が多くなかったり、飲み物や食べ物を売っている所が少なかったり、トイレ・ゴミ捨て場が少なかったり、バスが少なかったり、日陰が少なかったり、道が舗装されていなかったりという、色々な問題があります。

    ・宿

    安宿はじゃらん楽天トラベルで検索すると良いと思います。スイマセン、安い宿に泊まったので、それ以外調べてません!直島とか島に泊まるのも良いんですが、高松に泊まるよりは高いです。

    ・服装/持ち物

    結構歩きますので、靴はたくさん歩けるものが良いです。水は1日・1L以上飲むと思います。ゴミも持ち帰らないと行けないです。なので、リュック等でそれを持ち歩けるような準備が必要だと思います。トレッキングやキャンプ気分で自分の事は自分でやると思って行った方が良いと思います。

    トレッキングに大荷物で行く人はいないと思いますが、荷物置き場・コインロッカーはほとんどないと思った方が良いので、リュック一つでどう移動するか?そういう風に考えた方が良いと思います。もし荷物が多い人は高松駅のコインロッカーとか大きい駅等のロッカーを使った方が良いと思います。

    日が強いと日陰が少ないので、帽子は必要です。靴は脱ぐ作品も多いので、脱ぐのが楽な靴の方が便利です。またタオルも汗を拭くだけでなく濡らして首に巻く等、便利だと思います。(I ♥ 湯でタオル(300円!安い!)や、手ぬぐいなんかを買うのも良いかと思います。)

    ・車について

    車で移動したいという方もいますが、駐車場も多くないし、現地の道は狭く危険な場所もありますので、あまり車での移動はしない方が良いと思います。また車になると、フェリーでの移動でしか出来なくなり、かなり行動に制限がつきます。(高速艇に車が乗れませんが、フェリーは遅い。高速艇の2倍の時間がかかります。)

    ・瀬戸内国際芸術祭以外で

    瀬戸内国際芸術祭に合わせて近くの美術館等で回ると面白いところもあると思います。
    高松市美術館猪熊弦一郎現代美術館(丸亀)イサム・ノグチ庭園美術

    >>瀬戸内国際芸術祭 初日その1

    BOOK

    直島銭湯 アイ・ラブ・湯
    直島銭湯 アイ・ラブ・湯

     

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    大竹伸朗
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  • 清澄白河ギャラリー巡り 10.04.21

    清澄白河ギャラリー巡り 10.04.21

    ・小山登美夫ギャラリー
    ベンジャミン・バトラー 展 Paintings and Drawings 2010
    葉っぱとか木とか、植物のようなものを抽象的にかいているのかな?っていう感じでした。かなり抽象化した上にペインティングもそのタッチを残すような緩い感じの色の付け方をしているんだけど、イマイチ僕にはフィットしなかった感じでした。うーん。なんというか、緩くて好きなものもあるんですが、どこか面白いとかなにか一つが無かった感じでした。

    ・hiromiyoshiiギャラリー
    大城絢|Between a Woman and a Woman
    井上信也|5、6の事
    うーん。これまたどちらもよくわからなかったです。どう捉えればいいのかなぁ?って感じでした。大城さんの動画は結構手書きの感じとかそれが動画になっている感じとかは面白かったんだけど、なんかもう一つ面白味という点でわからなかったというか。

    ・タカ・イシイギャラリー
    法貴 信也
    パッと見単なる線画かな?って思ったんですが、良く見るとそれとは全然違ったものに感じる。いや、線画という事には変わりないんですが、線が2本の線画ですね。恐らくペンを2本同時に持って線画を書いているという感じだとは思うんですが、その2本の線がペンの傾きや向きによって近づいたり離れたり絶妙にするのでそこに空間的なものを連想させるということになっていてコレが絶妙に良い感じなんですよねぇ。とにかく見てて飽きないし、すごいなっていう感じで面白かったです。

    ・SNAC
    八木良太展
    清澄白河に新しく出来たギャラリーのSNACの初の個展の八木良太展にいって来ました。八木良太さんといえば前に、「Winter Garden:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」で、氷で作ったVINYLって作品が面白かったので結構期待していったのですが、今回はイマイチだったかなー。なんかそこにいたギャラリーの人?が文化祭か?ってくらいに説明してくるし。それが印象的だったとはいえ、作品自体もイマイチ何となく足りない感じがしたなぁ。

    BOOK

    ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開
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    その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる (THEORY BOOKS)
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  • 銀座ギャラリー巡り 10.04.21

    銀座ギャラリー巡り 10.04.21

    ・ギャラリー小柳
    寺崎百合子 音楽
    もの凄い細かい書き込みで、楽器が書かれていました。基本的には鉛筆で書かれたような絵画なんですが、少し離れてみるとまるで絵画ではないように見える。まるで写真のように見える楽器。しかし、すこしずつ絵に近づいてみて見ると印象が少しずつ変わってくる。近づけばドンドン輪郭が緩くなっていくのを感じて絵画のようになる。その変化が音楽なのかもしれない。そう思うとそういう風に見えてくる。何か変化するバランスが面白かった。

    ・INAXギャラリー
    黒宮菜菜 -流彩の幻景-展伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
    黒宮菜菜 -流彩の幻景-展は溶け出すような抽象的な何か色の空間を液体の空気にとかしたようなそんな絵画でした。溶け出しつつも立体的に絵の具が盛られていたりその平面のなかに構成される立体のバランスが良いバランスだったと。

    伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
    焼きものってイマイチ詳しくないのでわからない部分も多いのですが、大きなもを焼いたり造形が細かいものを作るのは難しいのでしょうそういう努力を感じてしまいました。

  • TDC展 2010

    TDC展 2010

    TDC展 2010に行って来ました。

    最近めっきりデザイン系の事柄に疎くなってますが、世の中的にデザインバブルだった時期っていうのがあったんだなと、今になって思います。

    そんななかTDC2010がやっていました。やはりこうやってデザイン系のものを集めてもらうと面白いですね。ただ、新しいデザイナー出て来たなーとかそういう感じは余り無いかも。有名どころは変わらないという感じがしました。

    ただドンドン新しいものが作り出せているっていうのはいいよなぁ。新しいものを見ると面白いなーと思うので、そういうものがまとめてみられるので面白かったです。

    BOOK

    TOKYO TDC〈Vol.20〉The Best in International Typography&Design
    DNPアートコミュニケーションズ
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    Tokyo TDC,〈Vol.19〉The Best in International Typography & Design
    東京タイプディレクターズクラブ
    トランスアート
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    Tokyo TDC〈Vol.18〉The Best in International Typography&Design
    TDC賞運営委員会
    トランスアート
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    Tokyo TDC〈Vol.17〉The Best in International Typography & Design
    東京TDC
    トランスアート
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  • 「椿会展 2010」- 資生堂ギャラリー

    「椿会展 2010」- 資生堂ギャラリー

    椿会展 2010に行って来ました。

    伊庭靖子さん、塩田千春さん、祐成政徳さん、袴田京太朗さん、丸山直文さん、やなぎみわさんという面子でもう有名人ばっかりって感じですね。それぞれが作品を一つ一つだすというような感じですね。

    とくに共通のテーマとかがあるわけでもなく、みんながそれぞれに有名どころの作品を展示してるという感じでした。作品群になるとみんな見応えがあるんだろうなーと思いつつも、豪華メンバーって感じだったので、それもおもしろいなって感じでした。

  • 空山基 – NANZUKA UNDERGROUND

    空山基 – NANZUKA UNDERGROUND

    空山基をNANZUKA UNDERGROUNDで観てきました。

    セクシーな女性の絵や、メタリックの女性型アンドロイドのような絵で今まで一度は見たことがあるだろうなという感じの空山基の絵画でした。どこで見たかは覚えていないんですが、確実にみたことあるというのはナカナカ珍しいし、それだけのインパクトがあるってことだと思います。もちろん、昔からやられているというのもあるかもしれませんが、それだけじゃアートとかって簡単に目に入ってこないジャンルでもあるので。

    作品は、恐らく鉛筆とエアブラシとかがメインで使われていて、まるでその質感がわかるような生々しさで写真とはまた違った生を感じさせてくれるそんなような絵でした。恐らく鉛筆で輪郭を薄く捉えているような跡があって下書きなのかもしれないのですが、それが妙に絵の中にしっくりと溶け込んでいる感じですね。影等の部分なんかにもそのあたりは感じました。金属や肌と鉛筆の質感は遠いように感じるのに上手く馴染んでいました。

    どの作品も、どことなくアメリカのポルノっぽい構図とかを感じさせて如何にもと思うんですが、見所はそこだけじゃなくて、実際見るともの凄く絵が上手いという単純な部分で圧倒的な感じすらしました。これは実物をみないと伝わらないんだろうなぁという部分があるんだけど、それ以外でも観れてしまうところがスゴかったです。印刷物として観るのも良いかもしれませんが、実物を見る機会があれば観た方がいいなという作品でした。

    BOOK

    Relativision―空山基実寸大作品集
    空山 基
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    メタリコーン―ek t^on metallic^on
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    Relativision―空山基実寸大作品集
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    グラフィック社
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    空山基ハイパーイラストレーションズ〈2〉
    空山 基
    美術出版社
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  • 今津景「Flash」- 山本現代

    今津景「Flash」- 山本現代

    今津景さんの「Flash」を山本現代で観てきました。

    山本現代というと何となく彫刻とかのイメージが強かったんですが、前回の松井えり菜さんに引きつづいて絵画でした。

    今津景さんは、抽象的な空気を持ちながらも何かの町や風景というようなそんな作品だったんですが、光のバランスというかどこかの色がハイライトされているようなそんな印象を受けてカラフルなんだけども、同時に闇や見えない部分も多く秘めているというような作品を書いていてもの凄いその捉え方が上手いと思いました。そしてその捉え方の奥行きのようなものに引き込まれて面白かったです。

    とにかく光のバランスや光の色の捉え方が良いです。街の夜の光を捉えた作品が多いのですが、その光の中に人の営みのようなものを感じさせる色合いになっていて、そのなかの生活が見えるような光を表現していてスゴく面白かったです。街以外の作品もそう捉えると人の時間や営みを感じられるようになっているように思えました。

    また、光以外の部分にフォーカスを当てても構図的にスゴく面白いものを感じたり。細部へのこだわりもかなり強く感じて絵画としてかなり素晴らしいです。俯瞰してみても細部をみても同様の情報量があって、どうやってみても飽きない面白さがありました。

    OTHER

  • 坂川守「Works 2001-2010」- 児玉画廊

    坂川守「Works 2001-2010」- 児玉画廊

    坂川守さんの「Works 2001-2010」を児玉画廊で観てきました。

    坂川 守さんの作品は初めてみたけど、スゴくバランスが良い作品でした。一見、落書きとか何か雑に作ったような印象を受けるような作品なんですが、会場構成まで含めた色彩のバランスや雑然となっているバランスが非常にPOPで気がつくと細部まで気になっているような、そして細部まで作り込まれたのか偶然なのかわからないバランスでみれることが面白かったです。ドローイングと絵画の間なのかな?

    絵画的な作品もあるんだけど、それ以外にも布を使った作品とかもあって、全体的に俯瞰してみると雑のような適当のような軽さがあるんですが、やはり近くで観るとかなりの細かさを感じる。そして色彩のPOPさを常に感じるという感じは同様ですね。

    絵画や布を使った作品。それ以外のものも含めて同じようにできていて最終的には技術を感じるので面白かったです。

  • 「ARTIST FILE 2010」- 国立新美術館

    「ARTIST FILE 2010」- 国立新美術館

    今年もやっていたアーティストファイルに行って来ました。国立新美術館で毎年やっている、ARTIST FILE 2010です。

    面白かったです。今年は好きな感じなのが多かったような気がします。特に桑久保徹さんの作品はよかった。新作と思われる壷のシリーズも面白かったんだけど、不思議な風景画みたいなやつはやっぱりいい。西洋の文脈上にありそうなタッチなんだけど、幻想の世界の捉え方が、日本的というか、どこかフィギュアとかアニメ漫画系を思わせるような感じがしてしまうのが入りやすくて好きでした。

    福田尚代さんの回文とか本を解体したり分解してる作品も好きでした。なんとなく言葉を分解したりサンプリングしたり構築してるなっていう感じとか偶然の取り込み方みたいなのが関連して連想させるのが面白かったです。

    石田尚志さんの動いていく線画もなかなか迫力がありましたね。やってみればできるだろうなって思うような感じではあったんですけど、その手間とかを考えたらスゴいなーという感じがヒシヒシと。

    他も泡の人とか、オランダの作家さんの日常風景が不思議に切り取られるのとか面白かったですね。

    この全員の個展があるみたいなスタイルにも慣れて来て、この感じで見るのもなかなかおもしろいなーって思えるようになって来ました。一緒に何かやるとか作品が少ない数しか無いみたいな何人展みたいな感じじゃなくて、個展が全部並んでるというスタイルなのが面白くみれるところだなーって思います。

  • 「再生(破滅)ラウンジ」- NANZUKA UNDERGROUND

    「再生(破滅)ラウンジ」- NANZUKA UNDERGROUND

    ネット界隈では、異常に好評だった破滅ラウンジだったんで、やってるうちに行こうっていたんですが、気がついたら再生ラウンジになってました。

    そんな再生ラウンジを観に、NANZUKA UNDERGROUND渋谷に行って来ました。

    破滅ラウンジと一緒だったのかそれとも違ってたのかわかりませんが、僕が見た時はなんかグダグダ感あふれる微妙にほっこりした空気でなんでそんなに評価されたのかなーって感じでした。(どうやら再生ラウンジになってから微妙なものになったようです。)

    僕が見たのは確かにギーグ?と呼ばれる人が淡々としてプログラムしてたし、なんか人も集まってなんか映像とかエロい切り抜きとかあって、オタクの部屋の拡大版みたいになってました。なんか圧倒感とかはなく落ち着いちゃったかなーって感じで、最初は破滅して勢いあるけど、結局パーソナルな落ち着く空間なってしまったのかな?もっと早く観に行けば良かったなーって思いました。

    でも、カオス*ラウンジについては、もう人気者みたいになってるし、これからも何かやらかしてくれそうなので、観に行こうとは思います。