麻布十番のTAKE NINAGAWAで大竹伸朗さんの「貼貼貼貼 (Shell & Occupy 4)」を観てきました。
貼シリーズの最後のシリーズですね。蛍光の塗料とか使われててPOPにしあがってます。大竹さんの作品が観れて楽しいです。
第一回目の時にスクラップブックシリーズがあったのとかも良かったですが、今回も面白いです。やっぱり多作って事はそれだけでもすごいと思います。
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麻布十番のTAKE NINAGAWAで大竹伸朗さんの「貼貼貼貼 (Shell & Occupy 4)」を観てきました。
貼シリーズの最後のシリーズですね。蛍光の塗料とか使われててPOPにしあがってます。大竹さんの作品が観れて楽しいです。
第一回目の時にスクラップブックシリーズがあったのとかも良かったですが、今回も面白いです。やっぱり多作って事はそれだけでもすごいと思います。
中目黒でMIZUMA ART GALLERYの指江昌克 展 「デファクトスタンダード」へ。
指江昌克さんの作品は好みでした。良かったです。一見、微妙な古い風景をつなぎ合わせた感じとか怪しい雰囲気とかがあるのですが、よく見るものとは何が違っているふざけている感じが今の人のリアルとつながっているという印象を受けました。
なかでも一番欲しいなって思ったのは地球のように色々な物をつなぎ合わせているプラモを立体として作っていてそれがものすごくキャッチーで、良かったです。
次にトーキョーワンダーサイト渋谷へ。
やっていたのは、「アートの課題-NEW COMMONS-」でした。こちらはちょっとわかりづらいものが多かった印象です。バックボーンがわかってないといけないようなものが多かった気もするんですが、イマイチそのあたりの説明も無く、映像作品は椅子とかないとじっくりって感じにもならないし。ちょっと気分に合わない感じでした。よくわかんなかった。
CREAM ヨコハマ国際映像祭2009に行ってきました。やはり、これからは動画っていうのは色々な意味で外せないジャンルになってきます。
動画っていうことだけでスゴかった時なんてもう昔の話で、だれでも映像を作れて発表できるという状況でこれからどうなるのか。
とりあえず、観たいなとメインに思っていたのは泉太郎さんなので、はじめに野毛山動物園まで。色々な作品があるけど、立地とかボリューム的に野毛山動物園から行ったのは正解だった。泉さんはいつも通りだけど面白い。
そのあと、新港ピアに移動。作品は多いけど、何かいまいちだなー。やっぱり映像系の作品だけを集めるとどうしても集中力の問題が。連続でずっとみるのは大変で。
とりあえず、銀座をブラブラしていたので、桑田卓郎さんの作品が売っているというはなしのTKGエディションズへ。
うーん。いいなー。作品ほしい。もっと色々みてそこから選びたいなーなんて思ってしまった。どこかで次に展示をやるときに観に行こうって感じです。あー。でも何か欲しいなー。
ARATANIURANOで山と渓谷 — 小西真奈、横山裕一、渡辺豪がやっていたので行ってきました。
目的は横山さんだったんですけど、やっぱり横山さんのは原画って言われても何となく不思議な気分ですね。原画よりもポスターとかの方が良いような気がしてしまった・・・。でも、今後は面白いものも作ってくれそうな気がするんだけど。そのほかの人達もなかなかよかったですね。
その次はgggへ。北川一成展がやってました。結構単純な中に力強い感じのグラフィックを思わせるものがありましたねぇ。
資生堂ギャラリーへ。ツァオ・フェイのLive in RMB City展がやってました。セカンドライフを使ったアートみたいなものだったんですけど、イマイチセカンドライフには乗れなかったので、面白さがわからない・・・。
新宿に移動して、KENJI TAKI GALLERYとWAKO WORKS OF ARTに行きました。
KENJI TAKI GALLERYは、Alfredo JAARの写真作品でした。まだ、写真はよくわからない。作家にくわしくならないといけないかも。
WAKO WORKS OF ARTは、Mike Kelley「Photographs/Sculptures」でした。こちらは写真といってもちょっとふざけてる感じとかあったり、立体とかもやっていたりでこっちの方がわかりやすくておもしろかった。
トーキョーワンダーサイト本郷で、TWS-Emerging 125/126/127を見てきました。
小畑多丘さんの「IT’S JUST BEGUN」がスゴい良かった。木の彫刻なんですけど、それがまさかって思うような出来になっていて、面白さもあるんだけど、それだけじゃなくバランスとか立体としての空間の取り方とかそういうのが良かったです。もっと有名になったらもっとすごい物をつくりそうだななんて思いました。
次はいつもの清澄のギャラリーですね。
小山登美夫ギャラリーで、マーカス・コーツ 展です。Dawn Chorus(夜明けのさえずり)と Intelligent Design (インテリジェントデザイン)の2作品でした。インテリジェントデザインの方は、内容のバックボーンを考えると面白いかなとは思いましたが、実際の作品としては今ひとつ。それと比べると夜明けのさえずりは面白かった。夜明けの色々な部屋のしゃべり声を録っているんだけども、それの速度を速くするとあたかも鳥のさえずりのように聞こえるというもので、それが本当にさえずりのように聞こえるから面白い。鳥にもしかしたら言語があるかもとか、色々な事を思わされましたし、それ自体の映像も面白かったなー。
こちらも小山登美夫ギャラリー。こちらはグループ展ですね。情熱大陸にもでた青木良太さんとかも参加してました。オブジェでした。やっぱグループ展より、個展の方が好きだなぁ。
HIROMI YOSHIIでは小金沢健人さんのメモがやっていました。思っていたような作風とはちょっと違っていた部分も多少あったのですが、映像とかはイメージ的な部分もあった、思ってた部分だけじゃないんだなーと思ったり。あれとこれのあいだのときの速度の落書きの印象が強いんだろうなぁ。
馬喰町に移動して、まずはgallery αMへ。「変成態-リアルな現代の物質性」Vol.5 袴田京太朗さんの展示でした。
空間を切断して再構成しているような彫刻作品ですね。すでにある彫刻作品とスライスして、それと全く同じ、スライスを作成してそれをつなぎ合わせているような作品なんですけど、カラフルな部分と古い彫刻の部分とのつながりとかが絶妙でした。
この後はTARO NASUで写真系でした。[Gallery 1]片山博文展「Exchangeable」[Gallery 2] 良知暁展「frames」でした。やっぱまだ、写真はよくわからない。
RoentgenwerkeAGでは、青木克世さんのmanieraがやってました。なんともいえない陶器のような作品がありました。ちょっと耽美的なニュアンスある感じかな?スゴい技術だったなー。
Space355です。一階のギャラリーはパク・スンフン個展でした。これは間を生かしたような絵画なんですが、金の使い方とかも上手くてお茶の表現といわれるとそうなのかもと思わされる所がありました。二階のギャラリーは高山陽介展でした。木の作品だったみたいなんですが、まるで陶器やプラスティックのようでした。
SCAI THE BATHHOUSEで、ジュリアン・オピーを見てきました。
ジュリアン・オピーの印象としては、グラフィックデザインのような肖像画のようなものを書いてたり、ちょっとコミカルなマンガチックな物なんだけど、感情が読み取れないような、そういうものを作っている人という印象でしたが、今回はそのグラフィックデザイン的な部分を3Dに近づけるような事をしていて面白いなと思いました。
良く画像でみるような2Dの感じはそのままなんですが、そこにどうにか動きをつけようとしているのか?アニメとは違うリアルな3Dの動画と合わせていたり、目が動いていたり、3D加工をしている絵画を作っていたりなど、強引な手法で2Dを3Dにしようとしている感じが、2.5Dと言って良いような普段見れないような不思議な絵画として落とし込まれていたのが印象的で面白かったです。
COOP HIMMELB(L)AUのFUTURE REVISITED(コープ・ヒンメルブラウの回帰する未来)をICCに観に行きました。
ウィーンの建築設計事務所なんですが、アーキグラムのリアル版とでもいうべきかと思ってしまうような事をやっていたりします。もちろん普通の建築物も作っていますが、中には雲のようなインスタレーションをやっていたり建築過程で必要となる情報のようなものをインスタレーションにしているといった、そういう類いのものを発表していたりしています。
今回の展示もそのインスタレーションとして発表されているようなもので、いわゆる建築家の展示とは違って、体験するようなインスタレーションが含まれていました。
自分の心拍数と同期して色や音をつけるような巨大機器や、動きとリンクして表示を行うようなものなど、それぞれ建築と関連しているようなしていないようなものがいくつかありました。全く建築グループとは思えない感じでしたね。脱構築主義の建築と呼ばれている建築の方もみてみたかったなー。
ヴェルナー・パントン展を東京オペラシティアートギャラリーに観に行きました。
パントンチェアのパントンさんですね。パントンカラーとも関係あると思ってて調べたんだけど、全く関係なかったです。スペルも違いました。勘違い。でも、それくらいデザインに影響を与えている人ですね。色の使い方、素材の使い方、形などどれをとっても新しい考え方をドンドン取り入れていったんだなという印象が残りました。
椅子を中心とした、様々な家具のプロダクトの展示があって、そのあたりはナカナカ面白いな、ミッドセンチュリーとかスペースエイジとかそういうデザインの流れの中で、それらを周到しつつも壊して新しいものを作り出した、突出した人物だったんだなという歴史がわかりました。
そのなかでも、フライヤーやHPのトップになっているファンタジーランドスケープはスゴく良かった。新しい家具というか建築というか。建築家がよく家具や椅子を作るが、椅子側から建築に迫っていく方が数は少ない。そういうものが見れた気がした。ミクロからマクロへ。こっちの方がマクロからミクロに落とし込むより難しいんじゃないかな?
そんな形状的な新しさも感じましたが、色の使い方もスゴかったです、赤が多かったのかな?それとも部屋が赤だったからか?とにかく攻めてますね。これくらいのエネルギーがあると説得力があって思わず納得してしまう。新たなものへの挑戦を常に感じることができると言う意味でデザインが好きでなくても面白く感じれる展示になっていたと思います。オススメです。
隈 研吾展 Kengo Kuma Studies in Organicをギャラリー間に観に行きました。
隈研吾さんがついにオーガニックとか有機的っていう話をしていますね。結構流行なんでしょうか?有機的。隈さんといえば負ける建築なんだけど、いつの間に有機的に。まあ説明の所に環境の負けながらということだから、負ける手法としての有機的なんだから、わかると言えばわかるんだけど。
そんな隈さんの新しい?試みを一つの本にまとめた、その出版記念の展示で、行ったらたまたまイベントでトークショーを行うタイミングでした。面白いトークでしたけど、あんまり有機的って感じでもなかったかなぁ。いや、そういう風にまとめる事もできないこともないかも。
有機的というと伊東豊雄さんの専売特許っていうイメージがあるんですが、その分野にも少し隈さんが食い込んで来たというか、新しい解釈を見つけたんような。そういう点で面白い展示でした。
光 松本陽子/野口里佳を国立新美術館に観に行きました。
光というテーマのもとに2人のアーティストが作品を作ったっていう感じというよりは、光という物を使っているアーティスト2人使ったという展示ですね。
野口里佳さんは、写真で確かに光を生かしたような、薄い柔らかい色合いの作品でした。白より白を目指した雪山の写真のとか展示含めて良かったです。
松本陽子さんのドローイングはかなり力強かったです。光を意識した光のみを抽出したようなドローイングは良かったです。ドローイングで光を表すような作品は面白いのが多いです。何となく間を感じさせるという気がします。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2009を観て来ました。今年のグッドデザイン大賞候補の説明等がある感じの展示です。
大賞候補を中心にその他の注目株とかが置いてあったりしたのかな?ビックサイトでみたなーとかそういうものもいくつかありました。
それにしても何となくグッドデザインの意義とか歴史とかをもうちょっと簡単に分かるようにしておく部分をどこかに作っておいた方がいいんじゃないかな?ただ置いてあるだけにみえて、グッドデザインの方向性を見失ってしまう気が。
GYREのMoMA StoreでやっていたDetour。これは色々な有名クリエイターにMOLESKINEを自由に使ってもらってそれを展示ってものなんだけど、まあ実際MOLESKINEをプレゼントしてつかうんだから、このくらい自由できるよなーって感じ。あんま使ってない人とかもいて面白い。実際は高いから、あんな自由に使えないよなー。丁寧に扱っちゃいそう。まあ、でも、作品と思えば面白い展示だった。
同じくGYREでやっていたWITHOUT THOUGHT 10。コレは深澤直人さんのワークショップから出て来た作品を集めて展示というようなものなんだけど、テーマが箱でこれがなかなか色々な面白い箱があってビックリ。
なるほどなーっていうのから面白いなーってのとか。箱という物をよく考えたということがわかる展示だった。こういうワークショップはそれ自体も面白いんだろうな。
その次はスパイラルでやっていたULTRA002。これはアートフェアですね。ギャラリー単位とかでやるアートフェアではなくディレクター単位でやるアートフェアらしんだけど、イマイチそのあたりの区別の付け方が一般人には全然わからないかも。
作家とかギャラリーとかだけでも、色々な名前なのに他にディレクターの名前も出てて大混乱でした。単純にわかりづらかった。作品は見てて面白いのもいくつかあったし、知ってるのもあったり、欲しいなーっていうのもあった。
最後は菊地敦己「PLAY@ABC」です。これは青山ブックセンター本店ですね。PLAYという菊地さんの作品集がでたんですが、その刊行記念のイベントで今までやったグラフィックの主にポスター的なものがいくつか飾ってありました。やっぱり好きな物が多いなー。ゆるくてカワイイっていわれそうな物なんだけど、スゴく余計なものをそいであってバランスが良いと思います。もちろんPLAYも買いました。お勧め。
毎年恒例のTOKYO DESIGNERS WEEK 2009に行ってきました。
入り口付近ではいい天気でいい気分だったんですが、毎年の事ながらチケット売り場が混み過ぎです。毎年なんだから、もうちょっとどうにかならないものかね?先にWEB予約したり、お金を振り込んだりするシステムもあると思うんだけど、結局1時間くらい並ばされるという、そこがデザイン出来てないんじゃないかと。なんかチケット販売機の割り振りの仕方もおかしかったし、なんだかねぇ。
中は見本市を中心のマーケットとか学生展とかコンテナ展あるんだけど、入る時の印象が悪かったからか?それとも本当にそうなのかは置いておいて、ちょっとレベルが低いという印象。物レベルが低いというよりもプレゼンテーション/見せ方のレベルが低い気がしたんですが、このあたりはブースの大きさとか形とかそういうところと関係して来るのかなあ?いろいろなものを一周観て、人も多いから早めに撤退してしまいました。なんか全体的に不完全燃焼。なんか毎年レベルが下がっている印象。
でも、建築家の缶バッチを売ってるコーナーでサイン会をやってたんだけど、伊東さんとか西沢さんとか小嶋とかが居たようでした。大混雑でしたね。伊東さんはもういい歳なのに若い感じがしたなー。
この日しか無いっていうタイミングだったので、ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置を観に行きました。
場所は秋葉原の廃校の屋上です。どうやら、この建物の取り壊しも決まってるみたいだったけど、次は何が建つのかな?話はそれるけど、最近東京の新しい建物にテナントが入っていなすぎて怖い。建物が確実に必要以上に作られている。需要と供給が合っていないのが目に見える。
この日はものすごい寒くて、しかも少し雨が降っていたんだけど、そんななか行ってきました。
水を使ったものとか、風を使ったものとか、サボテン!を使ったものとか。自然を利用したシステムの中でそこから生まれる音のようなノイズのようなそれらのアンサンブルを聴くということでしょうか?結構長いスパンでしか音が出ない作品がおおかったので、なんとなくアンサンブルと言うには、パッと聴きでちょっと辛い気はしましたけど、面白かったです。
でも、どちらかというとVACANTでやっていた、光とターンテーブルをつかったインスタレーションの方が面白かったような気がするなー。
森美術館で中国の超有名アーティスト、アイ・ウェイウェイのアイ・ウェイウェイ展 何に因って?がやっていたので、行ってきました。
まずビックリしたのが、森美術館で初めてな気がしたんだけど、写真を撮って良いということになっていて、結構色々な人が写真を撮っていました。クリエイティブコモンズで、どーのこーのという事だけど、自分で見る分には良いという感じはOKのはず。これは他の美術館も含めて滅多に無い事でした。
作品は色々な本とかウェブで見れると思うんだけど、有名どころは結構来ていたという印象。サイズ感とか展示方法とかは違うとかもちろんあるとは思うけど。全体的に観てアーティストというよりもクリエイターって感じかなって思ったりもしました。自分の信念や表現が外に溢れ出てしまう/表現せざるを得ないというよりは、何かこういう表現を思いついた/考えたということで何かを作っているという感じですね。もちろん両方あるんですが、比重では後者が大きいような気がしました。そういうところから、何かを文章にしたりしながら表現するということが上手いような気がしました。
なので、どの作品も言葉で説明しやすい/されやすいものとなってそこが上手く色々な状況にフィットしてるような作品が多かったです。そのあたりがアイ・ウェイウェイがココまで有名になったポイントなんじゃないかなぁ?やはり一番有名どころはヘルツォーグアンドドムーロンとの鳥の巣ですかね?それだけの大きなプレゼンができる作家だなと思いました。
10月の最終週といえば、もうデザイン祭りがはじまるなという印象な訳ですが、今年もはじまりました。デザイン祭り。ということで、まずはじめに行って来たのがDESIGN TIDEです。
結構ミッドタウン全体で宣伝中
入り口はこんな感じです。
なかに入るとこんな感じ。会場構成は去年の方が面白かったような気がする。
これが一番好きでした。古い陶器を再生させる。考え方はエスターデルクスと同じと言って良いようなきもするんだけど、それをもっと売れるようにしてるイメージ。あと、和食器とかも使ってる。まあ、エスターデルクスの方が好きだけど、エスターデルクスは和食器は扱ってなかったし、良い。
これもなかなか。コンクリを使った家具。工事現場のようなオーラもあるんだけど、スタイリッシュにまとまっているようにも思える。打ちっぱなしのマンションとかで使えば効果絶大かな。
そもそもDESIGN TIDEは見本市みたいなものなので、新作を売り込むみたいな感じもあるが、展示的な視点でもバランスがとれているような気がします。その辺がTDWの何か中途半端な感じとはちょっと違う気がするんだけども。そこには何か大きな違いがある。それこそが、デザイン出来ているか出来ていないかな気がするんだが。で、僕はTIDEの方がいつも面白いなと思う訳なんだけども。とにかく、面白く中を観ながら作る側の方が面白いんだろうなーなんて思いつつ。観てました。
黄金町バザールを観てきました。何となく去年も来たんですけど、盛り上がってなくて、今年もそんなに盛り上がりは見せてませんでしたけど、去年よりは確実に認知度があがってるなというのが分かる感じでした。
やはり、黄金町を歩かせるのはいいんですけど、作品がすくないなーという印象を受けてしまう配置のしかたというか、作品のサイズ感というか。微妙な点は多々あります。あと、それぞれに宣伝が上手く行ってないので、ここが作品です、入ってくださいとか、実際入っていいのか?どんな作品なのかとか事前に分からない事が多すぎたり。
なので、その辺をもっと改善してほしいなーなんて思ったりもしました。でも、海外の方の作品とかもいくつかあったし、やっぱり赤線的な家に入れたりも面白いし、発泡スチロールでトンネルつくったやつとか面白かったし、面白いです。
所沢ビエンナーレの引込線に行って来ました。去年やっていたプレイベントは、何となく地元作家ばっかりで、内輪受けみたいな感じかな?とか思ったりもしたけど。
去年と同じ場所だけども、少し展示スペースは広がってました。
こちらは白井美穂さんの作品。絵画なんだけど、この人達がこの奥でやってる作品の映像にもでてくるという物。いつも不思議だなって思う作品が多いんだけど、絶妙なバランスで引き込まれる。そこが不思議な感覚に思えたり。
これは手塚愛子さんの作品です。最近はStitch by Stitchで観ちゃってて、そっちの方がすごかったな。とはいえ、こちらもとても良かった。
そのほかにも面白い人のもあったんだけど、全体的にやっぱり何となく地元作家が集まって何となくやっているという感じに。企画概要とか読むとかなり崇高な目標が立てられてるんだけど。
逆にそれが裏目かな?こういうのは書いてではなくで皆が共通意識でもっていれば良いと思うのだが。しかし、まあ共通にするにはどこかに掲げないとというのも分かるけど。
埼玉県立近代美術館と川越市立美術館と同時に開催される大規模な展示で、遠山記念館でも、同時に「NAGASAWA IN KAWAJIMA 長澤英俊展?夢うつつの庭?」が、開催されていた。なにやらおもしろそうだったので、行くことに。
これが埼玉県立近代美術館と川越市立美術館のやっていた展示です。どちらの場所の作品も基本的にはつながるはずのない物体がつながっていたり、ありえるはずのないバランスや場所にそういうものが存在していたりという感じの作品が多かったです。
コレを作っている当時では相当新鮮な芸術って感じだったと思われるけど、個人的な印象としては近代芸術って感じかな?そこにある感覚や価値観を現物や物を見せる事で崩すという感じなんでしょうか?
一番面白いなと思ったのは、「オーロラの向かう所−柱の森」で、これだけ、暗順応を使ったもので、暗闇の中に何分かいることで、ゆっくりと立ち上がる柱の森という感じ。これは物を見せることで何か感じるのではないものだったので、特に際立ってたと思う。
ちなみに遠山記念館の方は写真が撮れたので以下作品。
遠山記念館の入り口ですね。話はずれるけど、この遠山記念館がスゴく良い建物だった。こういう家に住みたいもんだ。ホントに。まあ、現状では無理ですけども。
こんな感じでしたね。まあ現物でみるともうちょっと面白いとは思うけど、写真だとよくわかんないな。
小林耕平個展[右は青、青は左、左は黄、黄は右]
日常のようなそうでもないような映像の中に不自然を自然と作ってる。そんな映像が流れてました。山本現代でした。
佃弘樹 個展 [ Recollections ]
白黒で書かれた陰影のようなドローイングです。なんとなく建築を思わせる雰囲気のあるのがいいバランスでよかったです。かなり好きな部類でした。こちらはNANZUKA UNDERGROUNDです。
横尾忠則 東京Y字路 写真展
横尾さんのY字路の写真ですね。Y字路の絵もいいんですけど、その原型となる写真の方もそれだけでレベルが高いんですね。西村画廊でした。
ウェイ・ジャ (韋嘉) 展と渡辺 豊 展
どちらも小山登美夫ギャラリーですね。どっちもなかなか良いなぁと思ったんですけど、イマイチ好みとは違ってたな。
イケムラレイコ MEZAME
SHUGOARTSですね。薄くかすんだようなドローイング。柔らかさのなかにも力強い意志のようなものがある。
木村 友紀 「1940年は月曜日から始まる閏年」
闇の中に隠れているようなプリント?ドローイング?をみるようなそんなものでした。
そのほかにもHIROMI YOSHIIにもいきました。
ミヤギフトシ|AuthorとT.J. ウィルコックスがやってました。
ミヤギフトシさんの方は結構好みなのもあったかなぁ。
ジャン=ミッシェル・アルベロラ展「大きいものと小さいもの ? チャプター2」
メゾンエルメスでやってた展示ですね。ここは情報少ないから、気がついたらすぐいかないとね。結構いい展示が多いし。
松屋のデザインギャラリー。「五十嵐淳+松岡恭子 北海道と九州の若き建築家の交錯」展がやっていました。これは結構みたいなと思っていたので、なかなか面白かったです。若い建築家のものもタマにはいいなぁ。
アップルストアのトークショーがYouTubeにでてました。
gggです。山形季央展でした。余り詳しくしらない方だったんだけれども、写真を上手く力強くつかっているなという印象。
ギャラリーG8です。原耕一 アートディレクション展「もうちょっとだな」結構昔からインパクトに残っているというか、こういうのグラフィックデザインあったよなーという作品がいっぱい並んでいました。最近あんまりみてないなーというタイプのグラッフィクだったかなー。
東京画廊 BTAPです。高橋淑人個展「…and so what a beautiful day it is again today」抽象画のようなペインティングでした。
しかし、ペインティングというような括りとはちょっと違う重ねて行ったようなタッチが印象的でした。どうやら特殊な方法で書いているみたいですね。色の重なり合いとかそういう部分も結構好きでした。