投稿者: watanabe

  • 「A House is not A Home」- SCAI THE BATHHOUSE

    「A House is not A Home」- SCAI THE BATHHOUSE

    SCAI THE BATHHOUSEで観てきました。安部典子、古武家賢太郎、永山祐子、齋木克裕「A House is not A Home」です。

    SCAIさんは、あまりグループ展とかしなそうなイメージだったんですけど、今回は4人の作品が置いてありました。

    新人なのか?と思いきや、永山祐子さんとかは建築界隈で有名人ですし、高木正勝さんのCDジャケットとかやってた古武家賢太郎とかも居たり。

    一応、特定の「場所」における記憶、身体の、そして魂の「ランドスケープ」、「空間」への投影と照応、それらをテーマにした展覧会っていうテーマがあったみたいだけど、全体的に微妙な感じに。一人一人で個展という感じでやった方が面白そうな気もしたけど。でもまあグループ展ってそんなもんかな?

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  • 銀座ギャラリー巡り 09.06.25

    銀座ギャラリー巡り 09.06.25

    まずは、東京画廊 + BTAPで矢柳剛 個展「一日一生、365日の痕跡 そして今」を見ました。グラフィックデザイン的なニュアンスとキュビズム的なニュアンスがくっついたような作品と、毎日日記ではないんだけど、書いて行った軌跡が感じられるドローイング作品があったという印象ですね。

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    次にG8で、JAGDA新人賞受賞作家作品展2009、色部義昭・えぐちりか・岡田善敬・榮良太を観てきました。あー。これ観た観たっていうのは、ドコモダケ位ですかね?でも、それ以外のやつとか、結構好きな感じのもあったりして、スゴいなーなんて思ったりですね。グラッフィックデザインとかも音楽とかと一緒でどれだけやって来たりみてきたりしたかがモノをいいそうだな。

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    最後はgggでMax Huber – a graphic designerを観てきました。こちらは一転して、完全にフランスとかの西欧のグラフィックデザインですね。ちょっと昔のグラフィックが多いんですけど、それにしても洗練されている。古い感じは否めない部分もありますが、それとは違ってクオリティの高さを痛感しました。レベルの高い作品っていうのはこういうのなのかな?なんて思いながら観てました。

  • 「LOUIS VUITTON A PASSION FOR CREATION」- Hong Kong Museum of Art

    「LOUIS VUITTON A PASSION FOR CREATION」- Hong Kong Museum of Art

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    Hong Kong Museum of ArtでLOUIS VUITTON A PASSION FOR CREATIONがやっていたので、観てきました。香港に行くと決まってから色々情報を集めてたところで、やってるということが分かったので何かちょっとビックリしました。結構オープニングパーティの様子が色々な人のブログでも出てたりして、何となく期待しつつ行きました。

    こんな感じですね。ヴィトンとアーティストのコラボレーションものの展示とヴィトンが所有しているアートの展示という2種類の構成という感じの内容でした。

    この期間中は美術館自体もパッケージされてました。

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    良く見るとモノグラムがプリントされてますね。これは派手にやったなーって感じ。ちょっと目がチカチカするというか、視覚的にうるさい感じがしちゃうくらいの感じでした。

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    基本的にロビー付近しか写真がOKになっていなかったので、こんな感じの写真しかないですが。

    コラボレーションのところにはもちろん村上隆さんのモノがドカーンとあって、やっぱりプレゼンが上手いというか、世界観を提示するのが上手いなーという印象を受けました。新旧のヴィトンとのコラボ映像も流れていて、それの大きなフィギュアが展示されていたり、さり気なくその他の今後の展開みたいなのもチラツカセていた気もしますし。

    そのほかにもコレクションの方はバスキアの絵とかもあったりしたし、結構良い作品がありました。もちろん面白いものからつまらないものまであって、何となくな統一感のあるコレクションでした。でも、ボリュームもあったし、みてて面白かったです。

    あとは、香港若手アーティストがヴィトンをイメージして作った作品とかもあったりして、なかなかその辺も面白かったりしました。日本のガシャポンのフィギュアを謎の系統立てをして昆虫採集みたいに見せてるのは面白かったかなー。

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    あと、写真が撮れるロビーに恐らくこれらの作品が置かれるであろうヴィトンの美術館の模型がありました。みれば分かると思いますが、フランクゲーリーですねぇ。こんなもん作っちゃうのかー。ゲーリーの建築は一度でいいからみてみたいなー。ビルバオ行きたいなぁ・・・。旅費が高くついちゃいそう・・・。

    まあ、そんなこんなですが、気合いも入ってるし、ボリュームもあるしナカナカ良い展示でした。行く機会があったらみるのも良いのではないでしょうか?昔、森美術館のよこでやっていたモノよりもかなりアートよりな感じです。結構観光のひともいたんじゃないかな?大盛況でした。

  • 牛棚藝術村

    牛棚藝術村

    今回の香港旅行で行きたいなと思ってたところの一つに行ってきました。牛棚藝術村です。80年代までは牛の屠殺場だったらしい場所を現在は使わなくなっていて、そこをアーティスト達に貸し出したって感じらしいです。つまりは、北京の798の成功を真似して広げて行こうというスタート段階なのかな?

    入り口はこんな感じで、一応インフォメーションみたいなところに人がいて資料をくれたりしました。

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    中は写真撮ってはダメって書いてあったりして微妙な感じなんですが、なぜかギャラリーの中は写真を撮ってもいいみたいで、撮ってる人がいっぱいいたので、撮ってみました。

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    こんな感じのちゃんとしたギャラリーですね。他にもギャラリーがいくつかと工房みたいなのとか劇場みたいなのとかありましたけど、規模はまだまだ小さいですね。798の1/10くらいかな。もっと小さいかも。798とかに比べると場所というか、空間というかそのあたりの魅力も少ないですし。ただ、成功すればこういう場所はどんどん面白くなっていくと思うので、どうなるのかなーって思いながらみてました。

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    一応こんな感じです。ギャラリーでやっていたグループ展は天安門事件をテーマにしたグループ展みたいなのだったんですけど、イマイチ詳しくないので、難しかったです。まあ、現代アートって感じではなかったからかもしれませんが。

  • 京都ギャラリー巡り 09.06.04

    京都ギャラリー巡り 09.06.04

    Tomio Koyama Gallery 京都です。一緒にTaka Ishii Galleryも入っています。この時は、荒川医「リエゾン、ア・ナイーヴ・パシフィスト」/サム・ルウィット From A to Z and Backがやっていました。TKGのショップの方では、奈良美智さんの作品が売ってたりしました。

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    文椿ビルヂングっていう古い洋館をリノベーションして色々な商業施設を入れて活動しているみたいな場所で、そこにニュートロンというカフェ+ギャラリーが入っていたので、行ってきました。このときやっていたのは「安藤 智 展」ですね。動物とかの空気感だけを書き出すような抽象画といえばいいのでしょうか?結構面白かったです。

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    art zoneっていう所にも行ってきました。近くにあったから行ったんですが、学生展みたいなのやってました。まあ、学生展なんでまとまりとかあまりなかったなー。どうやら、京都造形芸術大学関係の空間みたいですね。

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    Sferaにも行ってきました。このときやっていたのは、高木光司浴衣展【立涌】ですね。普段見ないようなザックリとした幾何学的な模様の書かれた浴衣は、普通に着たいなと思わせるようなモダンでカッコいい印象を受けましたね。オシャレなんだけど嫌みじゃない感じが幾何学模様からでてるのかな?バランスがいい感じでした。

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    京都造形芸術大学の中にある、GALLERY RAKUに行きました。やっていたのは世古真倫さんの『image color』展ですね。友人?とかのイメージで靴にペン等で絵を描いてそれをはいているところを写真でおさめて靴と写真が置いてある展示でした。結構似合っててデザインも何となく人柄を表してる気がして面白かったです。

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    さらに、京都造形芸術大学内で、ギャラリー間の巡回展がやってました。小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展 Cultivateですね。さすがに巡回してるだけあるし、内容もギャラリー間でやっている様な内容なので、結構ボリュームもあって面白かったです。いや、広大な土地に建築をつくるってまた色々違って見えるなって思いました。

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    あとは、小さなギャラリーをいくつかフラフラ見てきました。写真にあったのはここだけかな?ギャラリーはねうさぎですね。はまぐちさくらこ展とfukikobore展がやっていました。結構キャリアのある人達みたいでスペースは狭かったですが、見応えありました。

    京都は広さの割にはギャラリーがたくさんあるし、面白い店もたくさんあるっていう気がします。やっぱり個人で昔からやってる人が強いのかな?そういう土地なのかもしれません。でも、東京ほどの広がりとか展開とかはあんまりないかもです。良くも悪くも個人で止まってしまってる感じがします。そういう中にTKGとかあると不思議だけど、だからちょっと離れた場所にギャラリーがあるのでしょうか?

    ただ、京都にはこういうギャラリーを見ただけでも独特の文化があるような感じがしたので、飲食とか音楽とかその他なんでも独自の文化があるのかもしれません。意識的な鎖国状態にあるとか?それはそれで、なかなか面白い気がします。

  • 銀座ギャラリー2つほど 09.05.26

    銀座ギャラリー2つほど 09.05.26

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    銀座のギャラリーを2つほどみてきました。みたのはいつも通りgggとG8です。まずはG8です。やっていたのは山崎博展「動く写真!止まる映画!!」です。

    山崎博展「動く写真!止まる映画!!」
    これは実験写真とかそういうのに近い?何かコンセプトを決めてそれに従って写真を撮っているという感じがします。でも、自分は写真に付いては余り詳しくないので、これから色々覚えて行く段階って感じなのかな?ただみるだけでも、結構きれいだなとか面白いなとかあるんだけど、杉本博司さんくらいアートな感じには寄っていなかったので、どのくらいの視点で見ていいのかがよくわからなかったです。

    次は、gggで、矢萩喜從郎展[Magnetic Vision/新作100点]です。

    矢萩喜從郎展[Magnetic Vision/新作100点]
    こちらは、ポスターかな?あたらしい視覚表現という感じだけど、虫眼鏡が反対になっているというか、円の中が遠景で外側がクローズアップされている物をたくさん色々なもので試しているというもの。今までそんなにみたことない表現。

  • 金氏徹平「溶け出す都市、空白の森」- 横浜美術館

    金氏徹平「溶け出す都市、空白の森」- 横浜美術館

    ついに行ってきました。金氏徹平さんの「溶け出す都市、空白の森」です

    横浜美術館って奈良美智さんの展示の時に来ただけだったので、かなり久しぶりに展示を見ることになりました。

    あまり現代美術とかやらない場所のイメージで、西洋美術が多いんだと思うんですけど、そういう建物だとしてみると、なかなかよく出来てます。

    金氏徹平さんの展示ですが、思ったよりもボリュームがあって、さらにいくつかのシリーズがあるんですけど、知らないシリーズのものとかもあって面白かったです。

    基本的に余白をデザインしているというか、やはり現代の考え方として、足し算よりも引き算がすばらしいと捉えられるという部分って言うのは多かれ少なかれあるとおもうんですけど、足す事によって空白をつくるという手法は、なかなか無いんじゃないかなと思います。そういう空白を全面に出したもの以外ももちろんありますが、何となく空白を意識して出来てるものが面白いです。

    何かを足す事で本質が見えずらくなるところに空白が生まれて来たり、そのなかにボヤケタ部分が生まれて来たり。そういう曖昧とか空白とかそういう物を足す事によって表現するというのは面白いなと思いました。ただ、カオスに足してすべてをノイズにして空白を生み出す感じでもないし。そのあたりのバランスが面白いです。

    どっかでTeenageFanClub(というシリーズがあります。)が買えないかなー。もう高くなっちゃって手が出ないかもしれない・・・。とりあえず、動画を貼付けておきます。とりあえず、白地図のコラージュみたいなTシャツ買いました。

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  • 東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

    東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

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    まずは、CASHI°

    吉永マサユキ「ちょッカン」- CASHI°
    下手をすれば単なるヤンキーのバイク写真なんだけど、ちょっと違う感じ。現代アートとして見せられると、何故かこれは日本にしかない日本の文化なんだよな。なんて思ったりもする。それが狙いかはわからないけど。そんな気になった。

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    その次はお隣のラディウムーレントゲンヴェルケ

    ラディウムーレントゲンヴェルケ「FISSION – FUSION」
    澤柳英行さんの作品で、金属のプレートに色々なサイズの穴があけられていて、それが上手く光りを利用する事で、絵のような感じになっている。そして、その作品の先にある陰にもまた絵が映り込んで独特の雰囲気を作ってます。かなりカッコいいって思う作品なんですが、ちょっとモチーフが顔なのが個人的には重い感じが。手法としてはスゴくいいです。単純にカッコいいって感じ。

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    FOILギャラリーとαM

    角田純 作品展「Sounding through」- FOIL GALLERY
    ここは比較的ドローイングみたいな作品が多いかな?ちょっとしたギャラリービルみたいな所にある感じです。しかし、ドローイングっていうのは色々観た訳じゃないですが、結構バランスやスピード感タッチ等で差が出ます。色使いとかは最近はパステルな感じとか光るものとかが多いのかな?そういう感じでスピード感とかがあるような作品でした。ちょっとこの分野はまだ僕には説明できるレベルじゃないです。

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    これは新しくできたαMの入り口ですね。

    中原浩大「変成態−リアルな現代の物質性 Vol.1」- gallery αM
    こちらもさっきのギャラリーと同じビル。最近出来たところです。ムサビが運営してるみたいです。ここには植物のような巨大作品が。まだ、このかたをよくしらないんですが、結構巨大なインパクトのある、独特な感じでした。植物とその実のような何かのイコンのようなものがある作品でした。

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    Space335

    津上みゆき「新作版画展」- Space335−201
    今年のARTIST FILEでいいなーって思っていた津上みゆきさんの作品が売ってました。お。買える?って思ったんだけど、かなり売れてましたねぇ。残念。個人的には間をつかったり、あえて輪郭をぼやかす事で想像力をかき立てるという手法が好きなので、(いわばDUBにも通ずる?)結構気になっている作家さんです。この建物は一階もギャラリーでした。

    ARATANIURANO

    ARATANIURANO 西野達「バレたらどうする」
    西野さんのモノがあったら絶対観に行った方が良いよって人に勧めたいです。でも、今回は西野さんの中では結構手こずったんじゃないかな?ギャラリーでやるタイプのひとではないので。それでもダイナミックで面白かったです。非日常を日常に取り込んじゃう方です。今回は空間を歪めてました。天井が落ちてきていたり、街灯が部屋を突き抜けていたり。ちなみにエルメスの屋上での作品は僕の中で革命でした。

    日本橋高島屋 美術画廊X 東恩納裕一展
    高島屋でのまさかの現代アート。百貨店で観ると思わなかった。しかも東恩納さんです。一番有名なのは蛍光灯をシャンデリアにしてるのとかではないでしょうか?好きです。今回は他にも色々ありましたが、どれも光を意識しているという気がしました。光のように発散するスプレーをつかったり、その陰の部分を利用したり。もちろん蛍光灯もありました。

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  • 池田亮司展「+/− [the infinite between 0 and 1]」- 東京都現代美術館

    池田亮司展「+/− [the infinite between 0 and 1]」- 東京都現代美術館

    池田亮司展「+/− [the infinite between 0 and 1]」- 東京都現代美術館を観てきました。

    黒い部屋と白い部屋があり、それぞれに作品が関連しているような感じで並んでました。どれもこれも数学的というか、単に数字があるという事ではなく数学的なアプローチをしてるようにも感じれます。それを学者としてのアプローチではなく、アーティストとしての数学へのアプローチしたような作品が並んでいます。

    もちろんサイン波とかピクセルに関するそういうピュアなものへ向かって行く中での細かい部分に宿る複雑性や無限性を感じさせる作品でした。結局、単純の中にも複雑があり、その中に無限を内包しているというように感じ取れるといえるのかなと。

    体感するものがあって、色々なことが説明なしに、自由に与えられていました。見てる人にお任せですという感じもあるんですが、とにかく無限的なループのような螺旋のような何かに身を預ける感じに思えました。大きい作品が多く、作品数が少ないのは残念でしたが、内容は濃かったです。

  • 「遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコースト」- トーキョーワンダーサイト渋谷

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    遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコーストをトーキョーワンダーサイト渋谷で観てきました。

    1968年にあったニュースを絵画にしてるんですが、透ける布の上にも書いてレイヤー化していて、何気なく2重に表示されて立体化してるように感じる作品でした。

    あと、もう一つの作品は明かりがずれてそこに物語と写真があるものでした。おそらくホロコーストの歴史に関するものなんですが、ホロコーストの知識がなく、勉強が必要でした。

  • 「住宅プロジェクト2009」- GA Gallery

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    「住宅プロジェクト2009」- GA Galleryを観てきました。

    面白いのもあるんですけど、作品展数が多すぎて疲れました。というか、GAの展示はそういうのが結構多いですね。もっと模型とかあると面白いし、作品展数も絞ってほしいですが、雑誌がベースにあるから文字が多いのかな。会期を何回かにわけても良いと思うくらい多いです。

    住宅のプロジェクトなので、住宅のみなのですが、世界にはこんなに住宅が色々あるんだなと思います。

    なんかもう少し上手い事、本から編集して出してくれても良いと思うんですが。内容はとても濃いので、なんかもったいない気がします。

  • 「U-Tsu-Wa/うつわ」- 21_21 DESIGN SIGHT

    「U-Tsu-Wa/うつわ」- 21_21 DESIGN SIGHT

    21_21 DESIGN SIGHTで「U-Tsu-Wa/うつわ」を観てきました。

    今回は三宅一生さんの企画のようです。毎回思うのですが、デザイナーはキュレーターではないというか、展示としてはどうしても見せ方や、展示企画自体が弱いような気がします。デザインの美術館というようなテーマは良いんですが、やはりデザイナーがキュレーターを育てるのではなくて、デザイン専門のキュレーターを育てる方が良いのではないかと思ったりします。

    うつわはきれいだったし、すごいなーっというのもあったんですが、何となくイマイチ弱かったです。でも吉岡徳仁さんのやつはインパクトありました。吉岡徳仁さん自体がデザイナーよりもアーティストに近いからかな?

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  • 「デザインのイエス、ノー。」- DESIGN HUB

    「デザインのイエス、ノー。」- DESIGN HUB

    デザインHUBで行われていた「デザインのイエス、ノー。」を観てきました。

    YESとNOと思う物をデザイナーがそれぞれグラフィックにしてポストカードやらTシャツやらにプリントしてるんだけど、なんかなーっていう展示方法だし、なんだかなーっていうできの物も多くて明らかに片手間感出てたり。多すぎて何が見せたいのか何が言いたいのかもよくわからないし。つうか、テーマが大きすぎるのか?なんかよくわからなかったです。

  • 「ARTIST FILE 2009」- 国立新美術館

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    ARTIST FILE 2009に行ってきました。この展覧会は、国立新美術館の学芸スタッフが日頃のフィールドワークの中で注目する作家たちを取り上げ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会ということで、9人分の個展が一挙にみられるという感じです。

    それぞれ9人分の個展という事で、もちろん好きな感じのもあれば、そんなに好きじゃないなーっていうのもあります。行けばどれか一つくらいは好きなものがあるんじゃないですかねぇ?まあ、好きな物ばかりを観てるだけでは面白くないので、こういう一同に観れるって言うのは面白いですね。

    好きだったのは、村井進吾さんと津上みゆきさんです。特に村井進吾さんはつぼでした。展示の仕方がすごい良かったのですが、見た瞬間になにやら静寂のような凛とした空気があって、石の彫刻なんですが、自然の中にありそうなタイプの展示でしたが、これがホワイトキューブの中にあるインパクトがすごかったです。しかも力強いというか。とにかくカッコいい感じです。

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    津上みゆきさんは、アンビエントな感じの風景画です。

    宮永愛子さんは、相変わらずのナフタリンの彫刻でした。

    外にあった、平川滋子さんの作品を撮ってみました。紫外線があると白いプラスティックが紫に変わるそうです。

  • 齊藤芽生「遊隠地/百花一言絶句」- ART UNLIMITED

    齊藤芽生「遊隠地/百花一言絶句」- ART UNLIMITED

    ART UNLIMITEDに齊藤芽生の「遊隠地/百花一言絶句」を観に行きました。

    近くを通ったので行ってみたのですが、行ってみたらアーティストファイル2009に参加している齊藤芽生さんの作品展がやっていました。

    細かな書き込みで結構、大友克洋さんのような感じの影響や和風の使い方が椎名林檎さんのような感じでしたね。個人的にはあまりこういう感じに乗り切れないんですけど、好きな人は結構いそう。あと、外国の方にも受けそうです。束芋さんとか好きな人にもいいのかもしれない。アートの主流はやはり欧米なんで、外国の方に受けるという事はやっぱいいんだろうなぁ。

  • 「20 クライン ダイサム アーキテクツの建築」- ギャラリー間

    「20 クライン ダイサム アーキテクツの建築」- ギャラリー間

    ギャラリー間で行われている「20 クライン ダイサム アーキテクツの建築」を観てきました。アストリッド・クラインとマーク・ダイサムの二人なんですが、日本での20年目を迎えたみたいで、主な活動は日本でされているようです。

    有名どころは銀座のユニクロとかでしょうか?色々やっているんですけど、あまり有名な所はやっていない感じでした。建築としても、構造から新しい事をやっているとかそういう感じではなくて、どちらかというと基本的なベーシックなもののファサードをちょっと珍しい感じにしている様でした。ファサード重視かな?まあ、そういう方が商業ビルとかには向いているような気がしますが。なので、模型や写真なども主に見た目が注目されている感じでした。

    ちょっと写真がいくつかあったので、貼付けてみます。

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    「ユニクロ 銀座店」と「かんばんビル」です。

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  • 「チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925」- INAXギャラリー

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    チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925 -ホホル、ゴチャール、ヤナーク-をINAXギャラリーで観てきました。

    いわゆる絵画のキュビズムのような2次元への落とし込み方とはちょっと違うような?なんて思ったんですが、同時代的だったり、影響を受けている事を考えると結局そう呼んでも良いのかもしれません。

    どうやらチェコでのみ観られる建築様式らしいですが、どこそこの国のみに観られる建築様式とかって結構多いのかな?様式としては、デコラティブな感じ何だけれども装飾しすぎないというものの様です。あとは、結晶のようなカッティングみたいです。確かにたくさん並べると余り観ない建築様式のようなきがしました。

  • 村上隆個展「inochi」- Kaikai Kiki Gallery

    村上隆個展「inochi」- Kaikai Kiki Gallery

    村上隆個展 inochiをKaikai Kiki Galleryで観てきました

    カイカイキキギャラリーはわかりづらい場所にあるんですが、人も結構いたり、専属の黒服を来た人が居たりと、さすが大物アーティストって感じです。

    村上さんの新たなフィギュア?彫刻?のプロジェクトのinochiの展示でした。

    彫刻もすごく良く出来ているんですけど、詳しくないので、それだけじゃそんなに大した事無いかもって思ったりするんですが、今回観に行ってなんかやっぱり村上さんはすごいなーなんて思ったりしました。

    PVのようなものを作ってしっかりとしたバックボーンを作ったり、制作過程を見せる事でどのような考え方で作られたかなど、すべてがプレゼンテーションされていたので、そこまでしっかりとプレゼンできて、最終的に大きな彫刻以外にもフィギュアも作って作品として売り出す事までする。そこまで出来てる事がすごいなぁと思いました。

    そんなinochiのPVがYouTubeにありました。こちらですね。ふざけてるのか何なのか昔の小学校の学習塾とかのCMぽいかな?脱力系です。

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  • 三嶋章義「FAMILY」- NANZUKA UNDERGROUND

    三嶋章義「FAMILY」- NANZUKA UNDERGROUND

    三嶋章義「FAMILY」を移転したNANZUKA UNDERGROUNDに観に行きました。なんだか、渋谷にあるよりこっちにある方が観に来そうだなーという印象ですね。

    今回はアフリカンな土着的なイメージに見えるマスクを靴を解体して作っているという作品でした。

    「本来マスクは、それを被ることによって特別な力を得るために用いられてきました。人間は過去の歴史から見ても、その本性が暴かれた時が一番恐ろしい。いや、もしかすると、それは本来の素顔ではなく、邪悪なマスクを被った虚像だったのかもしれない。僕の作るマスクは、人間の悪性を封じる力を持ち、森羅万象へと通じる自然な肖像です。」と書いてありましたが、本当に何かあらたな力を持ったマスクがあったという感じでした。

    それぞれの構成している物だけを考えればこのような神々しい感じは出ないと思うんですが、何かマスクというものにすることで力が与えられたような印象を受けました。

  • 小谷元彦「SP4″the specter” in modern sculpture」- 山本現代

    小谷元彦「SP4″the specter” in modern sculpture」- 山本現代

    小谷元彦「SP4″the specter” in modern sculpture」を山本現代で観てきました

    等身大くらいの「騎馬像」と「裸婦像」があったのですが、これがすごいリアリティでした。これらはゾンビなんですけど、本当に昔は生きていたのではないかと思う感じの現実味がありました。

    一般的にイメージするゾンビという物は西洋的だと思うのですが、何故かものすごく和風なゾンビに感じました。これはそういうモチーフなのかもしれないですけど、小谷さんの頭にあったゾンビを現実化するという点で、そういう日本人のイメージのような物が出たのかもしれないと思いました。逆にイメージするゾンビが欧米映画のゾンビのイメージでそっちが洋風すぎるのかもしれませんが。力を感じる圧倒的な存在感のある作品でした。

  • Olaf Breuning 「life is a wheel」- 児玉画廊

    Olaf Breuning 「life is a wheel」- 児玉画廊

    Olaf Breuning 「life is a wheel」を児玉画廊|東京で観ました。

    特に前知識もなかったのですが、グラフティのような作品でした。モノクロの線画です。

    ストリートにあるような、ちょっと暗喩のような、脱力的なような、サーフカルチャーとも近そうなそんな感じでした。面白かったです。

    でも、ああいう壁に直接書いたものってどうやって売るのかな?って思ったら、額に入った原画?コピー?の様な物があったので、それを売るのかな?