京都ギャラリー巡り 09.06.04

Tomio Koyama Gallery 京都です。一緒にTaka Ishii Galleryも入っています。この時は、荒川医「リエゾン、ア・ナイーヴ・パシフィスト」/サム・ルウィット From A to Z and Backがやっていました。TKGのショップの方では、奈良美智さんの作品が売ってたりしました。

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文椿ビルヂングっていう古い洋館をリノベーションして色々な商業施設を入れて活動しているみたいな場所で、そこにニュートロンというカフェ+ギャラリーが入っていたので、行ってきました。このときやっていたのは「安藤 智 展」ですね。動物とかの空気感だけを書き出すような抽象画といえばいいのでしょうか?結構面白かったです。

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art zoneっていう所にも行ってきました。近くにあったから行ったんですが、学生展みたいなのやってました。まあ、学生展なんでまとまりとかあまりなかったなー。どうやら、京都造形芸術大学関係の空間みたいですね。

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Sferaにも行ってきました。このときやっていたのは、高木光司浴衣展【立涌】ですね。普段見ないようなザックリとした幾何学的な模様の書かれた浴衣は、普通に着たいなと思わせるようなモダンでカッコいい印象を受けましたね。オシャレなんだけど嫌みじゃない感じが幾何学模様からでてるのかな?バランスがいい感じでした。

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京都造形芸術大学の中にある、GALLERY RAKUに行きました。やっていたのは世古真倫さんの『image color』展ですね。友人?とかのイメージで靴にペン等で絵を描いてそれをはいているところを写真でおさめて靴と写真が置いてある展示でした。結構似合っててデザインも何となく人柄を表してる気がして面白かったです。

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さらに、京都造形芸術大学内で、ギャラリー間の巡回展がやってました。小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展 Cultivateですね。さすがに巡回してるだけあるし、内容もギャラリー間でやっている様な内容なので、結構ボリュームもあって面白かったです。いや、広大な土地に建築をつくるってまた色々違って見えるなって思いました。

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あとは、小さなギャラリーをいくつかフラフラ見てきました。写真にあったのはここだけかな?ギャラリーはねうさぎですね。はまぐちさくらこ展とfukikobore展がやっていました。結構キャリアのある人達みたいでスペースは狭かったですが、見応えありました。

京都は広さの割にはギャラリーがたくさんあるし、面白い店もたくさんあるっていう気がします。やっぱり個人で昔からやってる人が強いのかな?そういう土地なのかもしれません。でも、東京ほどの広がりとか展開とかはあんまりないかもです。良くも悪くも個人で止まってしまってる感じがします。そういう中にTKGとかあると不思議だけど、だからちょっと離れた場所にギャラリーがあるのでしょうか?

ただ、京都にはこういうギャラリーを見ただけでも独特の文化があるような感じがしたので、飲食とか音楽とかその他なんでも独自の文化があるのかもしれません。意識的な鎖国状態にあるとか?それはそれで、なかなか面白い気がします。