高橋大輔さん、中村太一さん、今野健太さんのGallery Show -After Fair-をアルマスギャラリーで観てきました。
2つのフェアに向けて制作された新作をふくむグループ展です。
なんとなくイメージで言うとアートフェアで売るために、その作家のいわゆる売れそうなど真ん中の作品を展示して売るのが一般的なのかなと思っていたのですが、この3作家さんたちは逆に安定したものではなく意欲的に新たな手法を出しているところが攻めの姿勢で良いなーって思いました。
スピード感のある水彩のイメージがあった中村太一さんが油彩で重みがありながらもスピード感があるままに書いている感じとか結構これから面白そうに感じたり、
高橋大輔さんとかは、あの絵の具を重ねて彫刻しているようなスタイルを圧縮したようなスタイルになって変わっていたり、
今野健太さんは、ブロンズとか大理石ではない石を使った作品を作っていたり、と新たな作品を全員が提示していたので、作家さんのステップがみれるという意味でなかなか面白いと思いました。個人的には中村太一さんの油彩が結構気になるなー。Radioheadのジャケットとかになりそうな雰囲気を持っている感じとか、なんとなくストリートのスピード感を感じさせるタッチとか。まあ、自分の好みの方向に変わるとか、変わって欲しいとかではないけど、これから楽しみな感じです。