タグ: タロウナス

  • ジョージェ・オズボルト「The pleasure principle」- TARO NASU

    ジョージェ・オズボルト「The pleasure principle」- TARO NASU

    ジョージェ・オズボルトさんの「The pleasure principle」をTARO NASUで観てきました。

    何かどこかで見たようなイメージ。ピカソだったり、ゴッホだったり、モンドリアンだったり、コルビュジエだったり、そのほかにもどこかでみたような?というイメージがありました。

    そのイメージがコラージュのように加算されていたり、逆に減算され切り抜かれてカラフルな背景の中に置かれていたり。

    同時に文脈とも切り離され、絵画の中にあったときとはまた別の意味を持ち始めることになる。

    また、その他のイメージと連結されることによって、新たな文脈が強化され全く違う絵画になってしまう。そんなコラージュで遊んでいるかのようなところがあったり。

    どこかが脱力していてコミカルで、どこかに暗い雰囲気がありシリアス。謎が謎を読んでくるような連鎖があるところが、ジョージェ・オズボルトさんの作風なのかな?という感じがします。

    ステイトメントに答えが書いてあるかもしれない。

    今回、オズボルトが一連の作品の主題としてとりあげたのは「名画」として認識されている西洋美術史上の著名な絵画の断片的イメージである。

    画像アプリで切り取られたかのように背景を失い、バラバラなモチーフとして残った「名画の断片」は、本来、強力な視覚情報だったそれらが、複製の過程で無力化された姿ともいえよう。その姿に、様々な形で分断され、断片化されていく現代人の日常とアイデンティティを想起することも不可能ではあるまい。

    文脈を失うことで意味を失い、伝えるべきメッセージを失って色と線の塊として取り残されたそれらの「画像」は、果たして鑑賞者の視線によって新たな意味を与えられ、「再生」を果たすのだろうか。かつて属していたのとは異なる、未知なる空間に放り出されたそれらの「画像」は、いかにして生き延びることができるのだろうか。

    引用:https://www.taronasugallery.com/exhibition/current/

    PHOTO

    BOOK

    INFO

    ジョージェ・オズボルト「The pleasure principle」

    会場:TARO NASU
    会期: 2023年2月25日(土) – 3月25日(土)
    開館時間:11:00 – 19:00
    休館日:日・月・祝

    WEB:https://www.taronasugallery.com/exhibition/current/

    OTHER

  • ジョージェ・オズボルト「For better or worse」- TARO NASU

    ジョージェ・オズボルト「For better or worse」- TARO NASU

    ジョージェ・オズボルトさんの「For better or worse」をTARO NASUで観てきました。

    小人たちがよくわからないアートを観ながら、それをさらに鑑賞者がアートとしてみているような、複雑な構造をPOPにまとめてしまっているような展示でした。

    小人や動物たちが興味深げにペインティングを観ているんだけど、そのペインティングが難解な?崩壊している感じという。面白かったです。

    どこか7人の小人にも似ているけど、何かずれている妖精たちがポートレイトを見ている。ステイトメントを読むと以下のような内容がある。

    移民問題が取り沙汰されるセルビア。ユーゴスラビア解体を経験し、故国喪失者であるオズボルトが制作したセルビアの妖精たちは年初のイギリスでの展示から更にまた遠く、日本へと侵攻する。

    引用:https://www.taronasugallery.com/exhibitions/%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%bb%e3%82%aa%e3%82%ba%e3%83%9c%e3%83%ab%e3%83%88-%e3%80%8cfor-better-or-worse%e3%80%8d

    そう考えると小人たちは移民かもしれないなど、複雑なコンテクストが出てきてさらに面白い。しかし、何かコミカルでもある。

    奥の方には日本の根付に着想を得た彫刻作品とかがあった。どうやら、ひょっとこ的な面を巨大化したものと、ひょっとこの口の形に呼応しているのか?タコのような作品。後ろにもひょっとこ的に花をくわえているダンサー。

    手前の小人たちの作品がインパクトがありすぎて印象が弱く感じてしまったけど、ゆるいイメージと、イメージの連鎖と、複雑さがあり面白い展覧会でした。

    PHOTO

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  • 春木麻衣子「view for a moment」- TARO NASU

    春木麻衣子「view for a moment」- TARO NASU

    春木麻衣子 「view for a moment」- TARO NASU

    歩いている瞬間の前後。その間の時間を想像してしまう写真です。

    とはいえ、前後の人が違っていたり、前後での時間軸が全く違うんじゃないかと思ったりと単に間を想像するだけで色々なことが見えてくる気がします。

    何も見えてないかもしれないですけど。ちょっと間となるトリガーの写真2つがかけ離れているので、難しく感じました。

  • 秋吉風人「こんなにも贅沢な沈黙」 榎本耕一「ふだらくとかい the captain of the ship」- TARO NASU

    秋吉風人「こんなにも贅沢な沈黙」 榎本耕一「ふだらくとかい the captain of the ship」- TARO NASU

    秋吉風人「こんなにも贅沢な沈黙」+ 榎本耕一「ふだらくとかい the captain of the ship」をTARO NASUで観てきました。

    秋吉さんはキャンバスを通常の表面のみ絵を書くという行為から逸脱して、キャンバス全体を色で塗り尽くしたり、幾何学模様を書込んでいたりしていました。通常それであるというものをそれという使い方をしないというタイプの作品だったように思えました。

    榎本さんは、リミックスやサンプリング的な要素を感じさせながらも、完全に悪ふざけ感を裏に隠した作品を作っていたような気がします。それが顕著に出ていたのが、かなり長い映像作品で、これはも悪ふざけというか、おもしろがりながら作ってるんだろうなーっていう感じがありありでした。

    この二人から共通項はあまり探せなかったんだけど、一体どういう関係でこの2人でやることになったんだろうか・・・?

  • Peter Coffin, Matthew Darbyshire, Cary Kwok, Djordje Ozbolt, Nick Relph, Donald Urquhart「Herald St」- TARO NASU

    Peter Coffin, Matthew Darbyshire, Cary Kwok, Djordje Ozbolt, Nick Relph, Donald Urquhart「Herald St」- TARO NASU

    “Herald St” Peter Coffin, Matthew Darbyshire, Cary Kwok, Djordje Ozbolt, Nick Relph, Donald UrquhartをTARO NASUで観てきました。

    ロンドンにある”Herald St”というギャラリーに所属しているアーティスト6人展だったようなんですが、ちょっと6人っていうと多くてイマイチ作品全体として感じれなかったのが、何となく残念ではありました。

    面白い作品もあったし、良いのもあったんだけど、やっぱちょっと印象が薄くなってしまっています。ということで、ちょっと語るほどピンと来なかったかなー。

  • ギャラリー巡り 10.03.19

    ギャラリー巡り 10.03.19

    ちょっと一気にギャラリー巡りしすぎて筆が止まってました。いつまでも止めておく訳にもいかないので、そろそろ頑張って書きます。

    まずはspace355のKEUMSAN GALLERY TOKYOとGALLERY HASHIMOTOですね。KEUMSAN GALLERYは何か2人展みたいなのだったんですが、WEBに情報がでてませんね。絵画でした。GALLERY HASHIMOTOはドローイング系。空気とか雰囲気をドローイングするタイプだったようにおもいますが、イマイチフィットしない感じでした。ちょっと余白が多すぎるというか、余白に意味を感じ取れなかったというか。

    次はTARO NASUですね。秋吉風人さんの「口説き文句は持ってない」がやってました。コレは結構好きだったなー。Roomっていう1色なんだけども空間を切り取ったようなシリーズがスゴい良かった。その他も結構好みのタイプ。それにしてもTARO NASUはどこに値段があるかよくわからない。どうせ高くて買えないとは思うんだけど。

    その次はFOIL GALLERYへ。新津保建秀+池上高志さんの
    「Rugged TimeScape」
    がコレってATAKあたりの絡みをあるので、ATAKの音が流れてたり、相対性理論+渋谷慶一郎のジャケとかがあったり。写真ってよくわからないし、FOILはわからないことが多いんだけど、コレはスゴく良かった。ものすごく細かい部分やザックリとしたもののバランスというか切り取り方というか。そのあたりが秀逸という言葉があうような感じで写真ではない作品として出来上がっていたと思う。

    さらにまとめてαMへ。半田真規展です。これはもう壮観。このギャラリーに来た事のない人はもしかしたらどこがどう作品なのかよくわからないかもしれないけど、ギャラリー全体が作品となっていて、なんと言い表したらいいのかわからないんだけど、日常のなかにある違和感とか不思議なバランスと言うものを見せつけられた感じ。面白かった。

    その後、少し歩いてレントゲンヴェルケとCASHI°に。レントゲンヴェルケはレントゲンコレクションということで、在籍しているアーティストの作品を並べるって感じでした。佐藤好彦さんの作品は(この2007年のやつ)くすぐられるよねー。普通に。エフェクターだもん。ホントに音が出たらなお楽しい。あと、あるがせいじさんの作品は立体感がやばい。普通に誰がみても面白いって思いそうだし、良かったなぁ。平面だと思うものを過剰に堆積させる事によって立体を生み出すって言葉で書くと普通だけど、結構面白い。

    CASHI°では、杉浦慶太さんの「Inkjet」がやってました。なんというか、なにもないような何かというプリントでした。うーん。おもしろそうだけど、イマイチわからないタイプだったなー。

    電車で移動して、今度は清澄白河へ。小山登美夫ギャラリーから。桑原正彦 展「とても甘い菓子」。どこか不思議な感じをカワイイ絵で切り取ったって感じなんだけど、イマイチよくわからなかった。ちょっとカワイイの理解が難しい。というか、苦手かも。

    タカイシイギャラリー。ダン・グラハム個展。反射して、そこに映り込みの出来るような透明の素材を使って空間のなかに新しい虚像の空間を作り出すタイプの作家さんでした。面白いんだけど、なかに入ったりすることで楽しめるので、イマイチギャラリーで見るにはちょと向いてないかな。

    hiromiyoshii。Enlightenment|AD 2010。平面の堆積っていう発想はさっきもあったんだけど、コレはまた違うタイプの平面の堆積ですね。堆積という感じではないけど、平面を重ねに重ねていたりとかそういうことをしている。あと視覚的にかなり刺激があるような感じ。まさにエンライトメントという感じですね。このカチカチしたデジタルっていう感覚は嫌いじゃないなー。

    ShugoArts。森村泰昌さん「なにものかへのレクイエム:外伝」。自分がその人物になりきってその写真を撮るという作品たちでした。「私はあなたを忘れません」ということの証としてのレクイエム。ということがHPの説明文に書かれているけれども。まさにそういう感じというか作家のその被写体に対する愛のようなものが感じれて面白い。

    次はTAKE NINAGAWAで、後藤輝さんのLove You More Than Painting。好きな感じの作品なんだけれども、イマイチピンと来なかった。抽象的すぎるというかどこを楽しんでみれば良いかを掴めなかった。もうちょっと色々な作品を見たら印象も違うし、わかるようになりそうなんだけど。

    やっと最後。といっても、白金のギャラリービルなのであと3つ。まずは山本現代。「だれもいないまちで」という3人展。

    この展覧会では、小林耕平の「1-10-1」、西尾康之の「蟻塚、ジオラマ」、杉浦慶太の「惑星」の連作という人間の登場しないジオラマの世界や無人の町の風景をモチーフに据えている作品を一同に展示することで、『ひと』への問いを立ち上がらせることを試みます。という説明。確かに共通して誰も存在しない街が取り上げられているがその共通性は少し希薄。同テーマでやるならもうちょっとつながりが見えるようになってたら、より面白かったなかぁ。とはいえ、それぞれにテーマに沿っていてそれで見ると面白かったので良かったのかもしれないが。杉浦慶太さんの「惑星」という写真のシリーズは闇という余白に浮かび上がる何かが印象的でスゴくわかりやすく好きな感じだった。もっと色々作品観たいな。

    NANZUKA UNDERGROUND。津村耕佑さんの [ MODE less CODE ]ですね。FINAL HOMEの津村さんがコンピュータ関連の日々使っているような素材の廃材を利用してそれを編み込んで服をつくるという作品。産業廃棄物を別のものとして生き返らせるという感じや何か都市とかそういうものまでを見通しながら服をつくっていくという考え方は結構面白いと思うので、作品としては面白いのだが、もうちょっと何か実用性のあるところまで落とし込めると個人的にはもっと面白くみれたかな。この状態でも、かなり面白かったんだけども。なんとなくそう感じた。

    児玉画廊。関口正浩さんの「平面B」作品ギャラリーがあったからこれを見ると面白いと思います。これは僕はかなり好きなペインティング?ですねー。一旦、何かにペイントしてそれをはがしてペイントとしてもう一回利用しているんだけど、平面を強引と言っても良いような手法で立体にしてるんだけど、結果平面に収まっているという感じ。とにかくそれを目の前に観た時に単純にその色とか形というのも面白いと思えるんだけど、そこ以外に何かの引っかかりがあって良いです。欲しいなーって思いました。普通に筆とかを使っていては作れない手法であらたなペインティングの方法とも言える気もするし。かなり良かったです。

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  • 馬喰町とか浅草橋とかのギャラリーへ 10.02.09

    馬喰町とか浅草橋とかのギャラリーへ 10.02.09

    まずはspace355のKeumsan GalleryとGALLERY HASHIMOTOへ。まずは、Kemusan Galleryへ。アジア若手作家2人展がやってました。松枝悠希さんと金英眞さんの2人展ですが、松枝さんの立体がちょっと好みでした。一見平面に関連した何かが空中に浮いているような飛び出したような状態になっているようなものでした。まあ、何となく整いすぎてるなーという印象もあったけど、またどっかで観るかもなと思いました。

    次にGALLERY HASHIMOTOへ。こちらは、開発好明展がやってました。こちらは、なんともやっちゃってるなーって感じでした。SALEって書いてあるから何事かとおもったら、会期が進むに連れて作品がセールになるってもので、さらにその作品も安売りのシールが上から張られちゃってるようなそんなものだったり。そして、会場ではくじ引きが行われててそれが安売り感をあおってたりして。なんかちょっと面白かったです。HPにもあるように、デパートやスーパーなどで普通に行われている値引き、景品システムを美術展に流用します。っていうそれ自体をとりこんでの現代美術でした。

    gallery αMへ。変成態の鬼頭健吾さんの展示を観てきました。巨大に広がったパラソルの集合体とそれに囲むようなクロスも含めて色彩豊かでPOPな空間に仕上がっていました。そのほかにも平面とかミラーボールを連ねたものとかもありました。とにかく何と言って良いかわからないのですが、空間をPOPな感じに思わせる力がすごいです。まあPOPと感じるのはそれぞれな部分だとは思うのですが、空間や雰囲気というものを何らかの形に変えているという感じがしました。

    TARO NASUへ。Ryan Gander “I’m an Aurefilian”がやってました。うーん。面白いものもあったとは思ったのですが、解説もないし作品タイトルとかだけではイマイチなにを表してるのかわからない感じでした。難しい。コンセプチュアルなんですが、もうちょっと説明がないとわからない作品だったので、よくわからないなーって感じでした。とてもコンセプチュアルなので、もう少し勉強してからじゃないとですね。

    ラディウム – レントゲンヴェルケへ。満田晴穂さんの自在という展示がやってました。金属で昆虫を作っているというものなんですが、超精密に本物と見間違えるかのようなように出来ていてビックリしました。もはや現代アートではなく、工芸とかに近いのでは?と感じでしまうところもありました。

    CASHI°へ。彫刻家Negam!さんの個展「ザギンでシースーを -Breakfast at Tiffany’s-」をみました。かなり面白かったです。彫刻なんですが、全体的に面白みを狙っているというか、かなりシニカルなギャグというか。小さな西郷さんの彫刻を渋谷のハチ公をもっているようにして大きさを逆転させて映像にしてたり、自分の5人肩車しながら歩ける彫刻を肩車しながら色々なところを歩いたり、自転車乗ったりなどなど。とにかく作品を利用した作品がかなり面白いことになってました。もともと彫刻とかには弱いので、面白かったなぁ。

    最後は、MAKII MASARU FINE ARTSへ。舩木大輔“アートによるアポとーシス”展をみました。結構POPな雰囲気の人の彫刻とか絵画なんですが、今回のアポトーシスということとちょっとPOPな作風とイマイチあっていなかったというか。何となくもうちょっとその作風を変えてやってくれたら面白かったかなぁとも思ったんだけど。それかPOP過ぎて気味が悪いとか。まあなかなかそういう感じにも行かないだろうし難しいなー。なんか妙な感じでした。それが正解なのかもしれないけど。

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  • 金氏徹平 – gallery αM / 平敷兼七展 – TARONASU

    金氏徹平 – gallery αM / 平敷兼七展 – TARONASU

    変成態 – リアルな現代の物質性の金氏徹平さんの展示を観に行きました。これはgallery αMでやっていた展示ですね。

    金氏徹平さんは、現代美術を好きになるきっかけとなった人なので、スゴく楽しみにしてましたし、作品も期待を裏切らないです。

    色々な物体を出会わせているというコラージュ的なスタンスとか作品的なものは特に変わっていないですが、横浜の展示で大きい物を観てから大きい作品を他にも観てみたいなーと思っていて、今回のはちょうど良かったです。部屋半分くらいの机の上に色々な物があって、今回はそれに白い粉(石膏?小麦粉?)をかけてつなぎ合わせていました。いやー。良かった。

    そのあと、上の階のTARO NASUに行って、平敷兼七展を。

    昔の沖縄の写真を撮っている作品だったのですが、まだ写真をどうこう思える知識がないので、見れるレベルじゃないかもです。こういうタイプのアラーキーとか森山大道とか写真はまだイマイチどう見ていいのかわからないので、ちょっと写真は難しいです。もっと観てわかるようになると良いなぁ。

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    山羊の肺 沖縄 一九六八‐二〇〇五年―平敷兼七写真集
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  • ギャラリー巡り 09.10.01

    ギャラリー巡り 09.10.01

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    ゴ・ギョンホ個展「たゆたう けしき」KEUMSAN GALLERY TOKYO
    これは、越後妻有のFUKUTAKE HOUSEで観たのと同じですね。
    荻原賢樹展 – GALLERY HASHIMOTO
    柔らかいふわっとした感じ。ギャラリーハシモトっぽい気もする。

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    宮本隆司 「草・虫・海」 (TARO NASU)
    虫や鳥などを切り取ったような作品。何らかの記号のようにも見えてしまうが生き物であるという事を思ったり。

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    ヨナタン・メーゼ 展「ミシマ・イズ・バック」- Tomio Koyama Gallery
    三島を利用したアートプロパガンダ?うーん。わかるようなわからないような。
    エルネスト・カイヴァーノ 展「彼女が枝にあたえる影響」- Tomio Koyama Gallery
    ドローイングとコラージュがあったけど、ドローイングはイマイチよくわからず。コラージュの方は結構好きだった。自然物のコラージュで遠目からそれを思わせない作り。
    ジョシュ・スミス|Josh Smith「Paintings」- hiromiyoshii
    万代洋輔「ラジコン」- hiromiyoshii
    あんまり細かく覚えてない。
    エルムグリーン&ドラッグセット「SUPERMODELS」- Taka Ishii Gallery
    川久保玲さんを含めた服飾デザイナーに謎の立体の服を作ってもらって、それを着せて写真を撮ったり展示したり。スーパーモデルってナンだろう?
    米田知子「Rivers become ocean」- SHUGOARTS
    写真綺麗だなーとか上手いなーとか思うけど、まだ写真はよくわからず。

    宮城勝規「unknown memories」- Ohshima Fine Art
    神楽坂に出来た新しいギャラリー。子供を柔らかく書いたようなドローイング。
    川口奈々子「7人の小人はまだ来ない」- Yuka Sasahara Gallery
    オドロオドロしい感じもあるんだけど、ポップなカラーでポップな線で書かれているそのバランスが絶妙。好きな感じだったなぁ。

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    柔らかな器?感覚の境目を行き来する6人の作家 (松の湯)
    松の湯という銭湯の使われていない2階でのインスタレーション。会場が雰囲気あり過ぎでそれと作品のバランスが難しいですね。場所に作品が食われる感じ。

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    足立喜一朗 「シャングリラ2」- YUKA CONTENPORARY
    MOTのSpace for your futureで面白かった。電話ボックスディスコを作った人ですね。今回はOOMを作ったり自然と絡んだ作品を作ってました。動画があったので、載せておきます。リアルなOOMぽくて面白かったです。

    こちらは、噂の電話ボックスディスコの動画。

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    Space for your future―アートとデザインの遺伝子を組み替える
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  • 銀座・馬喰町・原宿ギャラリー巡り 09.08.07

    ギャラリーを巡ってきました。目的は青木淳さん(建築家)の展覧会です。8月はイベントで建築家関係の展覧会が色々なギャラリーでやっています。その関係で、まずは銀座で一件。

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    ギャラリー小柳です。JUNYA ISHIGAMI + HIROSHI SUGIMOTOを観てきました。この2人となれば、行かない訳には行きませんよねぇ。まあ、一緒に何かやってるってかんじではなかったのですが、石上純也さんは、そんなに作品が多い訳じゃないのに、人気なのはどういうことか?すごいなぁー。でも、やっぱプレゼンが上手いってこと?

    次に行ったのが、TARO NASUでやっていた、青木淳 「夏休みの植物群」です。

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    こちらは、FOIL GALLERYgalley αMですね。

    FOIL GALLERYでは、レイヤーズ:韓国の新進気鋭作家がやってました。思ったよりも、きれい目な作品が多かった印象でした。結構綺麗で良いなーって思う感じもあるんだけど、同時になにかちょっとインパクトがたりないというか。そんな感じもありました。

    galley αMにもそのあとに行きました。今回は、「変成態?リアルな現代の物質性」 Vol.3「のようなもの」の生成。泉孝昭x上村卓大でした。結構どちらの作品も好きな感じです。かなり好きな部類でした。特にカラフルなオイルタンクみたいなのも好きでした。

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    これは、MAKII MASARU FINE ARTSですね。やっていたのは、New Buddha statues by eight artists 8人のアーティストによる 新しい仏像創造です。グループ展なので、好きなのも嫌いなのもって感じですね。舩木大輔さんのフィギュアっぽいやつはいいなーって思ったのですが、案の定売れてたみたいです。

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    CASHI°で、「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」がやってました。すべて平面というか、絵だったんですが、3人のグループ展のようでした。何となく最近のトレンドの高木紗恵子さんっぽい(私が最初に観たのがそうだったから、そう思ってるだけですが。)が、あったりしたので何となく絵というか、ドローイングというかそういうもののの実力を観れなかった気がしました。

    会田誠さんが絵画が一番表現として色々できるのに、やりきれてる若者がいなかったとGEISAIでいってたのが思い出された。

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    こちらは、space355ですね。101では、ディリップ・シャルマ個展 リビドーの舞台がやってました。初めて見たんですが、かなり良かったです。怪しい人間にポップにプリンティングされた幾何学のような何かのようなプリントがエロティックな感じもありつつ、それを違った視点で見せてるようで良かったです。

    201では、グループ展ですね。夏の応接間 展でした、津上みゆきさんの新作とかありました。こちらは、まあまあといった感じでしょうか。

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    最後は原宿に移動して、VACANTへ行きました。大友良英「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置」展“without records”を観ました。これは、山口でやっていたものの一部のようだったんですが、かなり面白かったです。

    やっぱり音を使ってる作品は好きだし、大友さんがやってるだけあって、音としてのレベルは高かったと思います。色々なターンテーブルから発される音が光と合ってないんだけど、合ってるような感じで、どんな風に音がでてるのかも気になったし、音程がちゃんと発されているものの感じとかそいうのも面白かった。空間と音の配置とバランスに長けてるという印象。かなり良かったです。

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  • 馬喰町ギャラリー巡り 09.07.15

    馬喰町ギャラリー巡り 09.07.15

    馬喰町のギャラリー巡りをしました。まずは、αMに。

    「変成態ーリアルな現代の物質性」Vol.2 揺れ動く物性 冨井大裕×中西信洋 gallery αM
    中西信洋さんは、壁に直接鉛筆でドローイングは結構大々的ですごい作品だと思う。でも、こういう売れないような作品っていうのはどこで利益を出して行くんだろうって思ったりもする。やはりカタログとかなんだろうか?それとも運営側からギャラ的にいくらか?大学の施設だからできるのだろうか?

    あとは、日用品を使う冨井大裕さんです。これは最近よくみる感じもあります。立体とかだとなかなかマイクロポップに入れてもらえないみたいで溢れかえっているのかな?×ってなっているけど、共同作品のようなものはなかったです。

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    厚地朋子 「ヘビノス」 TARO NASU
    こういうタッチ?というか、感じの作品を良く見る気がします。一番最初は高木正勝さんのCDジャケットとかだから、高木紗恵子さんの作品かな?こういうのが流行っているんだろうか?

    実際は細かいところまでありそうなものをぼやかして余白や空間や曖昧さとかを生んでるという感じの結構水彩とか油彩とか、色々タイプはあるけど、どれも線の方向性というか、強さとかを上手く表す感じのタッチの気がする。綺麗だなーっていう印象はあるんだけど、個人的にぼかしとか空白とかでいうなら、平面とかは津上みゆきさんとかが好きかなー。

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