大竹伸朗さんの「残景」を観にTake Ninagawaに行ってきました。
国立近代美術館での大回顧展を控えてのTake Ninagawaでの新作展です。
大竹伸朗さんといえばかなり大きな作品などもあったりしますが、今回は大竹さんのかなでは、それほど大きな作品でもないかなと思います。
「残景」というシリーズは比較的新しいシリーズみたいなので、ここで展示されているものが、回顧展でも展示されるかもしれないです。
とはいえ、説明不要というか、説明できないというか、安定の大竹さんの作風です。
荒々しい感じはもちろんあるのですが、今回の作品はより構築的で重層感がある気がしました。
サイズのせいかも知れませんが、細部まで色々詰め込まれていて、いつまでも観ていられます。
ただ積み重なっているだけではなく、立体的になっていたり、平面とも言い難い立体的な物があったり。
これぞ大竹伸朗といっていいような作品がならんでしました。とにかく平面と言えない作品です。見ないとわからないので、必見です。
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INFO
大竹伸朗「残景」
会場:Take Ninagawa
会期:2021年10月30日(土)~12月18日(土)
休館日:月曜日、日曜日、祝日
開館時間:11:00-19:00
WEB:https://www.takeninagawa.com/exhibitions/9896/