2日目
監獄で一夜をすごしまして(dOCUMENTAの時期だけ開いていた監獄ホテルというところに泊ったんです。ホントに元監獄。)
そこから本日は一日中dOCUMENTA(13)を見て回るという日です。とはいえ、おそらくdOCUMENTAの作品を全部見るというのは不可能ということがわかっていたので、ある程度見たい作家と場所と時間を区切りながらみることにしました。ある程度全体をまわるようなルートを考えて、まずはKasselの中央駅にいってみることにしました。(写真は、kasselの中央駅 ジャネット・カーディフの作品で使うところ)
お昼までの2時間くらいでまずは中央駅の作品を見てしまおうと思ったのですが、残念ながら半分くらいの作品しかみれず…。
しかし、中央駅のジャネット・カーディフの作品は30分弱かかるような作品だったけど、ヘッドフォンをしながらiPodに映されるその場の動画に合わせて動くという、現実と虚構がうまくミックスされるような面白い作品だったし、その他も面白いものが多かったです。今思えば中央駅は全部みたかったなー。
その後、街中の作品をいくつか見つつ、とりあえず唯一の日本人作家の大竹伸朗さんの作品を見にKarlsaue公園へ。
Karlsaue公園は大きくていろいろ作品が点在していたので、ある程度みたいなと思ったものをつなげていって全部はみないで移動しました。公園内は政治的作品は多くない感じでランドスケープというか公園という立地を生かしたものが多い印象でした。
そのなかでも、大竹伸朗さんのモンシェリーはとにかく異彩を放っていたような気がします。なんだか異様というか。不思議というか。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家的な異彩感だったような気もします。そして公園内のOrangeriや建物のいくつかも展示会場として使われていたのでこれまた結構なボリュームでした。
そして、documenta-HalleやOttoneumをみて最終的にはNeue Galerieとグリム博物館で終了という感じでした。