カテゴリー: GALLERY

  • ギャラリー巡り 09.10.01

    ギャラリー巡り 09.10.01

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    ゴ・ギョンホ個展「たゆたう けしき」KEUMSAN GALLERY TOKYO
    これは、越後妻有のFUKUTAKE HOUSEで観たのと同じですね。
    荻原賢樹展 – GALLERY HASHIMOTO
    柔らかいふわっとした感じ。ギャラリーハシモトっぽい気もする。

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    宮本隆司 「草・虫・海」 (TARO NASU)
    虫や鳥などを切り取ったような作品。何らかの記号のようにも見えてしまうが生き物であるという事を思ったり。

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    ヨナタン・メーゼ 展「ミシマ・イズ・バック」- Tomio Koyama Gallery
    三島を利用したアートプロパガンダ?うーん。わかるようなわからないような。
    エルネスト・カイヴァーノ 展「彼女が枝にあたえる影響」- Tomio Koyama Gallery
    ドローイングとコラージュがあったけど、ドローイングはイマイチよくわからず。コラージュの方は結構好きだった。自然物のコラージュで遠目からそれを思わせない作り。
    ジョシュ・スミス|Josh Smith「Paintings」- hiromiyoshii
    万代洋輔「ラジコン」- hiromiyoshii
    あんまり細かく覚えてない。
    エルムグリーン&ドラッグセット「SUPERMODELS」- Taka Ishii Gallery
    川久保玲さんを含めた服飾デザイナーに謎の立体の服を作ってもらって、それを着せて写真を撮ったり展示したり。スーパーモデルってナンだろう?
    米田知子「Rivers become ocean」- SHUGOARTS
    写真綺麗だなーとか上手いなーとか思うけど、まだ写真はよくわからず。

    宮城勝規「unknown memories」- Ohshima Fine Art
    神楽坂に出来た新しいギャラリー。子供を柔らかく書いたようなドローイング。
    川口奈々子「7人の小人はまだ来ない」- Yuka Sasahara Gallery
    オドロオドロしい感じもあるんだけど、ポップなカラーでポップな線で書かれているそのバランスが絶妙。好きな感じだったなぁ。

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    柔らかな器?感覚の境目を行き来する6人の作家 (松の湯)
    松の湯という銭湯の使われていない2階でのインスタレーション。会場が雰囲気あり過ぎでそれと作品のバランスが難しいですね。場所に作品が食われる感じ。

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    足立喜一朗 「シャングリラ2」- YUKA CONTENPORARY
    MOTのSpace for your futureで面白かった。電話ボックスディスコを作った人ですね。今回はOOMを作ったり自然と絡んだ作品を作ってました。動画があったので、載せておきます。リアルなOOMぽくて面白かったです。

    こちらは、噂の電話ボックスディスコの動画。

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    Space for your future―アートとデザインの遺伝子を組み替える
    長谷川 祐子 関昭郎
    INAX出版
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  • 「女性アーティストと、その時代」- 資生堂ギャラリー

    「女性アーティストと、その時代」- 資生堂ギャラリー

    出かけたついでだったので、銀座を歩いていたんだけど、いつも良く行くところで資生堂ギャラリーに。やっていたのは、「女性アーティストと、その時代」でした。

    資生堂ギャラリーであつかった、歴代女性アーティストの作品を展示するという展示。といっても、資生堂だから、もともと女性アーティストの展示が多いような気もするんだけど、今回は女性アーティストに限っていた。

    ただ、やっぱりどうしても合同展みたいなものはまだ慣れなくて、一つの作品でその作家の色々な部分までが理解出来る訳でもないので、それぞれの作家の良さがわかりにくい気分。

    ピピロッティ・リストの作品が少しいいかなーって思ったけど、それくらいだったかな。それよりも資生堂ギャラリーの年表とかどういう風に雑誌に取り扱われているかとかその辺の方が面白かったかも。年表と合わせて本や雑誌が置いてあったりしたので、じっくり観るのも面白いかも。こんかいは時間がなくてぱらぱら見たくらいかなー。

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    資生堂ギャラリー七十五年史―一九一九~一九九四
    資生堂企業文化部
    資生堂
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    In-between 9 米田知子 ハンガリー、エストニア
    EU・ジャパンフェスト日本委員会
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  • 「都市的知覚」- トーキョーワンダーサイト本郷

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    トーキョーワンダーサイト本郷でやっていた、都市的知覚を見てきました。本郷のトーキョーワンダーサイトはいつも行こうかなーどうしようかなーくらいなんだけど、今回のフライヤーをみたら、湾仔の地下鉄が取り上げられててどんな作品か気になったので、行く事にした。

    目的としていた、世界各国の地下鉄を見せる作品は何となく盛り上がらない。フィールドレコーディングしたような音をちょっと3次元っぽく聞かせるインスタレーションが面白かった。その空間とリンクした音があるとリアルに感じられる気がした。そのほかだと、昨日と明日をナレーションしてその間の今日を映像で埋めるという作品は目新しくはなかったけど、面白かった。今を語らない事が新鮮だったのかな?勝手にお天気カメラに写るように風船を飛ばしたり、ひまわりのタネを勝手に埋めたりする成功!って感じではなかったので、アイデアとしておもしろいなーっていう感じはあった。

    全体的にレベルは結構高いのかなーなんておもった。あんまり有名じゃないのかもしれないんだけど、レベルが高いのをどうやって見つけて来てるのかな?前にやってたのでも面白いのとかあったし、トーキョーワンダーサイト本郷には、もうちょっと来るようになっても良いかも。

  • 「カンポ・バエザの建築」- ギャラリー間

    「カンポ・バエザの建築」- ギャラリー間

    六本木のギャラリー間カンポ・バエザの建築を観に行きました。

    カンポバエザはまるでギャラリーか?ホワイトキューブか?というような白い建築を作っている印象でした。実際その通り白い建築物が多かったのだが、それいがいにも光や空間の切り取り方などに神経を使っているという事が分かりやすく展示されていました。最初にギャラリーかホワイトキューブかと感じたのはそのあたりが作用しているようでした。

    つまり、単なる白い箱形の建物だけでは、その他の用途に使われた時に(ギャラリーとか美術館以外)、そういう印象は受けないと思う。それが別の用途に使われているのにも関わらず、そのような印象を受けるという事は、建築自体がアート的な要素があるという事かもしれない。さらに、アート的と感じてしまう理由に光に対する執拗なこだわりがあるのかもしれないな。そんな事がわかる展示だった。

    しかし、非常にスタイリッシュで空間を意識したり、光を意識していて、ある意味カンポバエザの影響とも思われるような展示方法だったのだが、非常に見づらいという展示だった。見づらいってことは展示の本質にも関わってくるから、もうちょっとスタイリッシュじゃなくていいから普通の展示にしてほしかった。

    BOOK

    Campo Baeza (Contemporary World Architects)
    Kenneth Frampton
    Rockport Pub
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    ALBERTO CAMPO BAEZA Idea, Light and Gravity アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築
    アルベルト・カンポ・バエザ
    TOTO出版
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    カンポバエザ (新世代建築家シリーズ)
    西森 陸雄
    グラフィック社
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  • 大巻伸嗣「絶・景ー真空のゆらぎ」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    大巻伸嗣「絶・景ー真空のゆらぎ」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    大巻伸嗣さんの展覧会がトーキョーワンダーサイト渋谷でおこなわれていたので、行って来ました。「絶・景ー真空のゆらぎ」です。

    ゴミを燃やして人工的に生成されたスラグによる作品だったが、これが良かったと思う。何となくゴミを利用してとかいうと、エコとかと結びつけたくなる感じもするかもしれないが、そういうものとして利用されていない。ゴミという汚いものというイメージを利用して昇華させた作品なんだなと理解した。そして、それで時間や空間を表現した作品を作成していた。

    一つ目に見たものはスラグの船が都会の傍らにあるような作品。そこに自然にあるような空間だったが、静寂と時間を切り取っているかのような空間になっていました。その奥には正反対の静かな空間だが何かがざわめいている力を表したような作品。最後に3つ目に見た作品は空間を転移させたようなスラグの平地から空間を切り取って移動させたような作品でそこにあるものを再理解させるような作品でした。

    どれも単純に見てもカッコいいとか思ってしまうような作品のクールさがあったがそれ以外にどこか訴えるような感じもして面白かった。今まで見て来た、ECHOとかトリエンナーレで見たシャボン玉というような大巻さんの作品には無かったタイプかなと感じた。

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    アートボランティア横浜スタイル 横浜トリエンナーレ2008サポーターとボランティアの活動記録
    著作・編集=財団法人横浜市芸術文化振興財団 企画・編集=横浜トリエンナーレ2008サポーター報告書プロジェクト
    美術出版社
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    アートシティ・ヨコハマガイドブック 横浜トリエンナーレの街を歩く
    カワイイファクトリー
    美術出版社
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  • 「柳 宗理展」- 横浜美術館アートギャラリー

    「柳 宗理展」- 横浜美術館アートギャラリー

    横浜美術館アートギャラリーでやっていた、柳宗理展に行ってきました。丁度、カメラの電池が切れてしまったので、残念ながら写真はなしです。スイマセン。柳宗理といえば、超有名なインダストリアルデザイナーっていう印象だったんですけど、思ったよりも色々なものをデザインしてました.この展示では、今まで柳さんがデザインして来た色々なものが展示されたりしてました。

    柳さんの有名なものだと、お皿とか湯のみとかもありますし、冷酒のグラスとかも知らず知らずに使ってると思います。あと、最近CMでやかんをみますが、そういうキッチン用具もたくさん作っていますね。そのほかにも色々、バタフライスツールやエレファントスツールなんていう、デザイン系のショップに行けばあるようなものもつくってます。またこの展示の面白いところで言うと、関越トンネルの入り口とか、高速道路の料金所/壁や、年賀状とかいろいろな細かいもののデザインもありました。

    多分誰が作ったかわからないものを結構デザインしていたりするようです。そういう作家性のない誰もが普通と思うデザインをたくさんしているようです。今でいうとロングライフデザインになるようなものを意図的につくっていたんでしょう。個人的には柳さんのキッチン道具は幾つか使ってますが、スゴく気に入ってます。展示では知ってるものも多かったんですけど、なかなか面白かったです。

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    柳 宗理 ステンレス ケトル つや消し 311130
    柳宗理
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    柳 宗理
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    CasaBRUTUS特別編集 新装版 柳宗理 (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)
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  • 白金ギャラリー巡り 09.09.10

    白金ギャラリー巡り 09.09.10

    白金のあたりのギャラリーへ。山本現代とNANZUKA UNDERGROUND。児玉画廊も行ったんだけど、展示が分からなかったので、今回はなしで。

    山本現代で行われていたのは、「奇妙な風景」 [Unfamiliar Landscape]。これは、若手のグループ展ということで、あまり期待しないで行ったんだけど、かなり良かった。特にいいなぁと思ったのは、田中圭介さんの作品で木の柱のようなものから森を切り出すという感じの作品。柱が木に戻っているような、そこにあらたな森が出来ているような作品で好きな感じ。そのほかの人達も結構レベルが高かったので、グループ展なのに良いのはギャラリーがスゴいなーという印象も。

    NANZUKA UNDERGROUNDもグループ展でPLAY ROOMという展示。こちらは、子供のような無邪気なペインティングが中心。どちらかというとあまり得意じゃないタイプ。面白いのもあったけど、全体的にはそうでもなかったなぁ。こちらもグループ展の割には統一感はあった。

  • 草間彌生「増殖する部屋」- Six

    草間彌生「増殖する部屋」- Six

    大阪に新しく出来た、コム デ ギャルソンの新しいスペースの「Six」で草間彌生 増殖する部屋の展示が行われていたので、観に行きました。

    最初、店舗の方からアクセスするのかなーって思ってお店の中をグルグルしちゃったんですが、無くて、お店の人に聞いたら隣の入り口からエレベーターで行くとのことでした。ギャルソンの服ってカッコいいんだけど、着る人を選ぶんだよなぁ。カジュアルさがないというか、なんというか、着たいけど、ライフスタイルと合わないと難しそう。でも、いずれは。

    Sixに行って草間さんの増殖する部屋を。これがものすごい。とても良かった。行って良かったです。ものすごいテンションが上がっちゃいました。ブラックライトの部屋に草間さんのドットがたくさんあって、それが部屋中に敷き詰められていて、そのドットがシールでブラックライトで蛍光色のように光っていると。そこでオープニングパーティもやったみたいで、来客者の体にもドットシールがたくさん張ってあったりしてスゴく楽しそうでした。いいなー。

    映像とか画像は結構色々なところにありそうですが、このページの写真とか観てもらえればどんな感じかちょっとはつかめるかも?まあ、とにかくあんな空間の中に入れるだけでもナカナカビックリな感じでした。

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    アンリミテッド:コム デ ギャルソン
    清水 早苗 NHK番組制作班
    平凡社
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    コム・デ・ギャルソン
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    筑摩書房
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    草間彌生全版画集 All prints of KUSAMA YAYOI 1979-2004
    阿部出版
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    草間弥生永遠の現在
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    草間 弥生
    美術出版社
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    ソフトスカルプチャー Pumpkin/カボチャL : 草間彌生
    ラムフロム
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  • 清澄ギャラリー巡り 09.08.12

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    建築系の展示が清澄のギャラリーとかでもやっていたので、清澄へ。

    まずは、小山登美夫ギャラリーを観に行きました。「建築以前・建築以後 展 菊竹清訓 伊東豊雄 妹島和世 西沢立衛 妹島和世+西沢立衛/SANAA」メタボリズムといわれる人達が活躍していた菊竹さんその遺伝子を持った人達(所員で独立って感じ)という、つながりのある展示方法は普通の建築系の展示では見れないような気がしました。これは新しいなーという印象。

    菊竹さんのドローイングとかが売ってたのがなかなか印象的で欲しいなってちょっとおもったけど、そこまで簡単に手が出せるような金額ではなかったので、悩んで辞めました。家に建築家のドローイングがいくつもあるっていうのも、なかなか良いと思いますけどねー。

    つぎにHIROMI YOSHIIへ。やっていたのは、「藤本壮介 中山英之 中村竜治 吉村靖孝 dot architects 藤村龍至 山崎清道|生成の世代」です。
    こちらは何となくBankArtでみたことあるような、ないようなそんな作品がいくつか。こちらはどちらかというと、若手建築家っていうイメージのある人達の作品ですね。なんとなく若手という事以外にまとまりが無いように感じてしまいました。

  • 銀座・馬喰町・原宿ギャラリー巡り 09.08.07

    ギャラリーを巡ってきました。目的は青木淳さん(建築家)の展覧会です。8月はイベントで建築家関係の展覧会が色々なギャラリーでやっています。その関係で、まずは銀座で一件。

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    ギャラリー小柳です。JUNYA ISHIGAMI + HIROSHI SUGIMOTOを観てきました。この2人となれば、行かない訳には行きませんよねぇ。まあ、一緒に何かやってるってかんじではなかったのですが、石上純也さんは、そんなに作品が多い訳じゃないのに、人気なのはどういうことか?すごいなぁー。でも、やっぱプレゼンが上手いってこと?

    次に行ったのが、TARO NASUでやっていた、青木淳 「夏休みの植物群」です。

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    こちらは、FOIL GALLERYgalley αMですね。

    FOIL GALLERYでは、レイヤーズ:韓国の新進気鋭作家がやってました。思ったよりも、きれい目な作品が多かった印象でした。結構綺麗で良いなーって思う感じもあるんだけど、同時になにかちょっとインパクトがたりないというか。そんな感じもありました。

    galley αMにもそのあとに行きました。今回は、「変成態?リアルな現代の物質性」 Vol.3「のようなもの」の生成。泉孝昭x上村卓大でした。結構どちらの作品も好きな感じです。かなり好きな部類でした。特にカラフルなオイルタンクみたいなのも好きでした。

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    これは、MAKII MASARU FINE ARTSですね。やっていたのは、New Buddha statues by eight artists 8人のアーティストによる 新しい仏像創造です。グループ展なので、好きなのも嫌いなのもって感じですね。舩木大輔さんのフィギュアっぽいやつはいいなーって思ったのですが、案の定売れてたみたいです。

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    CASHI°で、「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」がやってました。すべて平面というか、絵だったんですが、3人のグループ展のようでした。何となく最近のトレンドの高木紗恵子さんっぽい(私が最初に観たのがそうだったから、そう思ってるだけですが。)が、あったりしたので何となく絵というか、ドローイングというかそういうもののの実力を観れなかった気がしました。

    会田誠さんが絵画が一番表現として色々できるのに、やりきれてる若者がいなかったとGEISAIでいってたのが思い出された。

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    こちらは、space355ですね。101では、ディリップ・シャルマ個展 リビドーの舞台がやってました。初めて見たんですが、かなり良かったです。怪しい人間にポップにプリンティングされた幾何学のような何かのようなプリントがエロティックな感じもありつつ、それを違った視点で見せてるようで良かったです。

    201では、グループ展ですね。夏の応接間 展でした、津上みゆきさんの新作とかありました。こちらは、まあまあといった感じでしょうか。

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    最後は原宿に移動して、VACANTへ行きました。大友良英「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置」展“without records”を観ました。これは、山口でやっていたものの一部のようだったんですが、かなり面白かったです。

    やっぱり音を使ってる作品は好きだし、大友さんがやってるだけあって、音としてのレベルは高かったと思います。色々なターンテーブルから発される音が光と合ってないんだけど、合ってるような感じで、どんな風に音がでてるのかも気になったし、音程がちゃんと発されているものの感じとかそいうのも面白かった。空間と音の配置とバランスに長けてるという印象。かなり良かったです。

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    HIROSHI SUGIMOTO
    HIROSHI SUGIMOTO
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    杉本 博司
    ADP
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    IN PRAISE OF SHADOWS
    IN PRAISE OF SHADOWS
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    杉本 博司
    現代美術センターCCA北九州
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    歴史の歴史
    歴史の歴史
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    杉本 博司
    六耀社
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    青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004
    青木 淳 モーセン ムスタファヴィ 保坂 健二朗
    INAX出版
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    青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館
    青木 淳 中山 英之 椹木 野衣 鈴木 理策
    INAX出版
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    青木淳 1991‐1999 (建築文化シナジー)
    青木淳建築計画事務所
    彰国社
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    Ensemble Cathode
    Ensemble Cathode
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    大友良英
    インディペンデントレーベル (2002-07-15)
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    Monte Alto Estate
    Monte Alto Estate
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    sim + otomo
    doubtmusic (2009-04-12)
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  • 広尾ギャラリー巡り 09.07.21

    広尾ギャラリー巡り 09.07.21

    Chim↑Pomの展示が山本現代でやっているということだったので、観に行きました。

    London Gallery
    ここは、最近オープンしたギャラリーみたいです。行ってみたら、常設展でした。それにしても、すごく綺麗でバランスの取れた空間だなーって思ったんですが、内装を杉本博司さんがやったとの事でした。そういわれてみると机とかが直島の神社とかを思わせる感じで出来てたりと。空間がすごかったなー。歴史の歴史の感じと似てました。

    Chim↑Pom「にんげんていいな」 山本現代
    Chim↑Pomの展示って個展で観たのはこれが初めてです。細かく幾つか観たことがあったり、ピカッの時の話題とかは結構観たり読んだりしたんですが。ホントはピカッを観たかったんだけど、いつもタイミングが合わなかったんで、今回初めてです。細かくは上のリンクを観てもらえば書いてある通りだと思います。ちょっと高円寺っぽいっていうか、悪ふざけ感が全面に出てて苦手って人も多そうです。でもそこに何かリアルが存在していると言う感じはあります。making of the 即身仏を記念写真撮ってるおじさんがいてウケた。それ含めてChim↑Pomぽかったですねー。

    マストワン個展 [ 妖怪 ] Nanzuka Underground
    Chim↑Pomの影響と言うか、インパクトがありすぎて何かこちらの作品はなかなか入ってこなかったです。妖怪っていうコンセプトもイマイチ入ってこないままによくわからない感じでした。ちょっとインパクトという点で順番がよくなかったかなぁ。

    児玉画廊
    ドローイングがあったんですけど、ネットで調べたんだけど、どんな展示をやってたか、細かく検索出来ませんでした。ドローイング作品でした。

    そこから移動してカイカイキキギャラリーへ。

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    カイカイキキアーティスト展 vol.2 カイカイキキギャラリー

    カイカイキキアーティスト展 vol.2を観てきました。カイカイキキに所属のアーティスト達のグループ展みたいなものです。どれもカイカイキキだなーという印象。日本のアニメ、マンガ等から発される文化を消化してそれを日本特有のアートとして発信しているというイメージでしょうか。

    そういう視点でみるとまとまってますが、やはり村上隆さんはそのなかでは別格なんですねぇ。まあ、使えるお金の差なのかもしれませんが、プレゼン的な部分でも違いますねー。村上隆さんのアートをみるといつもプレゼンを意識してしまうんですが、カイカイキキアーティストにまでそれを強いるのは違うのかなぁ?

  • 銀座ギャラリー巡り 09.07.15

    銀座ギャラリー巡り 09.07.15

    2009 ADC展 Gallery G8

    2008の5月から2009の4月までの、広告等のグラフィックデザインのADC会員の作品を選考するとなっています。gggと合同展のようなものですね。結構知ってるような作品が多い中で市田ガーデン「NEWSPAPER to NEW PAPER」のパッケージデザインは結構おもしろかったです。しかも、普通に良いなーって思っちゃうような感じで。普通の新聞に単純な幾何学模様を綺麗な色でプリントして、包み紙にしようという、新聞紙は包み紙としても良いし、ただ捨てられるよりもいいし、色々プラスになっててこれがデザインだよなーとか思いました。

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    2009 ADC展 ggg Gallery

    さっきと同じ、ADC展です。こちらは、ポスター、新聞・雑誌広告、エディトリアルデザイン、パッケージ、CI・マーク&ロゴ等が多かったように思います。こちらはどちらかというと、今までgggでおこなってきた展覧会の総集編とも思えるような内容でした。ただ、有名どころの作品がすべて集まっているなんていうのは滅多にないので、面白いです。結構興味深かったのが、佐藤可士和さんのモノが今年は全然なかったですねー。まあ、もともとデザイナーと言うよりも・・・。気もしてましたが。でも、やっぱりココに並ぶようなものは良いものが多いですねー。

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    ヘルシンキ・スクール写真展 風景とその内側 SHISEIDO GALLERY

    フィンランドのヘルシンキスクールで学んだ人達、4人の合同展のような感じでした。ちょっと綺麗すぎてタイプじゃないかなーって感じです。でも、綺麗な写真って感じでこういうの好きな人って多そうだなー。確かに北欧の匂いもちょっとする感じもありますね。北欧って何か不思議にいろんなイメージが日本ではつけられてる感じがしますが、どのイメージが実際と一緒なんだろうか。

  • 馬喰町ギャラリー巡り 09.07.15

    馬喰町ギャラリー巡り 09.07.15

    馬喰町のギャラリー巡りをしました。まずは、αMに。

    「変成態ーリアルな現代の物質性」Vol.2 揺れ動く物性 冨井大裕×中西信洋 gallery αM
    中西信洋さんは、壁に直接鉛筆でドローイングは結構大々的ですごい作品だと思う。でも、こういう売れないような作品っていうのはどこで利益を出して行くんだろうって思ったりもする。やはりカタログとかなんだろうか?それとも運営側からギャラ的にいくらか?大学の施設だからできるのだろうか?

    あとは、日用品を使う冨井大裕さんです。これは最近よくみる感じもあります。立体とかだとなかなかマイクロポップに入れてもらえないみたいで溢れかえっているのかな?×ってなっているけど、共同作品のようなものはなかったです。

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    厚地朋子 「ヘビノス」 TARO NASU
    こういうタッチ?というか、感じの作品を良く見る気がします。一番最初は高木正勝さんのCDジャケットとかだから、高木紗恵子さんの作品かな?こういうのが流行っているんだろうか?

    実際は細かいところまでありそうなものをぼやかして余白や空間や曖昧さとかを生んでるという感じの結構水彩とか油彩とか、色々タイプはあるけど、どれも線の方向性というか、強さとかを上手く表す感じのタッチの気がする。綺麗だなーっていう印象はあるんだけど、個人的にぼかしとか空白とかでいうなら、平面とかは津上みゆきさんとかが好きかなー。

    BOOK

    OTHER

  • 清澄ギャラリー巡り 09.07.15

    清澄ギャラリー巡り 09.07.15

    清澄白川のギャラリービルに行ってきました。いつもとおんなじ看板の写真でも撮ろうかなーって思ってたんですけど、なんか看板が出ていなかったので、ちょっと今回は違う写真にしようかな。

    結果、近くの川の写真。もはや、ギャラリーとかそのビルとか全然関係ないなぁ。苦笑。で、ギャラリー。

    大野智史 展「予言者」- Tomio Koyama Gallery
    大野智史さんの作品はどこかで観たことがあるなーって思ったんですが、多分ZAIMで観たんだと思う。そのときはそんなに好きじゃないなーっていう感じだったんだけど、今回は、何かスゴいパワーがある人だなという印象。ZAIMの時は作品数が一つだったから、個展だから違うのかもしれませんが。

    佐伯洋江展 – Taka Ishii Gallery
    最近色々なところでみる。この前観に行ったウィンターガーデンとか、ネオテニージャパンとか。去年のアーティストファイルでも観た気がするので、こりゃもうそのなんていうか状態ですね。シャープペンシルを主に細かく書き込まれた画と空白部分のバランスとかは上手いと言うしかないし、鉛筆のぼかし方とかもバランスが良い。色の使い方とかも上手いし。上手いなーって印象もあるし、それ以外の何かドロドロしたものも少し見える気がする。こりゃ人気出るよなーって思ったり。

    森弘治「ヒズ スピーチ」- hiromi yoshii
    なんだか、学生?劇団員?あたりに国会の面白スピーチを色々なグループに演じさせて違いを楽しむ感じの映像が流れていました。録画したものをだだ流しって感じだったので、最初は面白く観れたんだけど、さすがにちょっと長くてダラダラって感じになったので疲れてしまったかな。

    池田光弘「漂う濃度」- ShugoArts
    写真をちょっとビビットな色でいじったような作品。コントラスト強め。現実の目で見たものを少し濃い印象というモノも一緒に書き込んだような感じで見せる方でした。どれも平面作品なんだけど、それだけで収まってないものが書き込まれてる感じがしてスゴく良かった。ネオテニージャパンにも参加してたみたいです。

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    ネオテニー・ジャパン──高橋コレクション
    美術出版社
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  • 「A House is not A Home」- SCAI THE BATHHOUSE

    「A House is not A Home」- SCAI THE BATHHOUSE

    SCAI THE BATHHOUSEで観てきました。安部典子、古武家賢太郎、永山祐子、齋木克裕「A House is not A Home」です。

    SCAIさんは、あまりグループ展とかしなそうなイメージだったんですけど、今回は4人の作品が置いてありました。

    新人なのか?と思いきや、永山祐子さんとかは建築界隈で有名人ですし、高木正勝さんのCDジャケットとかやってた古武家賢太郎とかも居たり。

    一応、特定の「場所」における記憶、身体の、そして魂の「ランドスケープ」、「空間」への投影と照応、それらをテーマにした展覧会っていうテーマがあったみたいだけど、全体的に微妙な感じに。一人一人で個展という感じでやった方が面白そうな気もしたけど。でもまあグループ展ってそんなもんかな?

    BOOK

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    古武家 賢太郎
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    高木正勝
    W+K TOKYO LAB (2003-06-25)
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  • 銀座ギャラリー巡り 09.06.25

    銀座ギャラリー巡り 09.06.25

    まずは、東京画廊 + BTAPで矢柳剛 個展「一日一生、365日の痕跡 そして今」を見ました。グラフィックデザイン的なニュアンスとキュビズム的なニュアンスがくっついたような作品と、毎日日記ではないんだけど、書いて行った軌跡が感じられるドローイング作品があったという印象ですね。

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    次にG8で、JAGDA新人賞受賞作家作品展2009、色部義昭・えぐちりか・岡田善敬・榮良太を観てきました。あー。これ観た観たっていうのは、ドコモダケ位ですかね?でも、それ以外のやつとか、結構好きな感じのもあったりして、スゴいなーなんて思ったりですね。グラッフィックデザインとかも音楽とかと一緒でどれだけやって来たりみてきたりしたかがモノをいいそうだな。

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    最後はgggでMax Huber – a graphic designerを観てきました。こちらは一転して、完全にフランスとかの西欧のグラフィックデザインですね。ちょっと昔のグラフィックが多いんですけど、それにしても洗練されている。古い感じは否めない部分もありますが、それとは違ってクオリティの高さを痛感しました。レベルの高い作品っていうのはこういうのなのかな?なんて思いながら観てました。

  • 牛棚藝術村

    牛棚藝術村

    今回の香港旅行で行きたいなと思ってたところの一つに行ってきました。牛棚藝術村です。80年代までは牛の屠殺場だったらしい場所を現在は使わなくなっていて、そこをアーティスト達に貸し出したって感じらしいです。つまりは、北京の798の成功を真似して広げて行こうというスタート段階なのかな?

    入り口はこんな感じで、一応インフォメーションみたいなところに人がいて資料をくれたりしました。

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    中は写真撮ってはダメって書いてあったりして微妙な感じなんですが、なぜかギャラリーの中は写真を撮ってもいいみたいで、撮ってる人がいっぱいいたので、撮ってみました。

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    こんな感じのちゃんとしたギャラリーですね。他にもギャラリーがいくつかと工房みたいなのとか劇場みたいなのとかありましたけど、規模はまだまだ小さいですね。798の1/10くらいかな。もっと小さいかも。798とかに比べると場所というか、空間というかそのあたりの魅力も少ないですし。ただ、成功すればこういう場所はどんどん面白くなっていくと思うので、どうなるのかなーって思いながらみてました。

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    一応こんな感じです。ギャラリーでやっていたグループ展は天安門事件をテーマにしたグループ展みたいなのだったんですけど、イマイチ詳しくないので、難しかったです。まあ、現代アートって感じではなかったからかもしれませんが。

  • 京都ギャラリー巡り 09.06.04

    京都ギャラリー巡り 09.06.04

    Tomio Koyama Gallery 京都です。一緒にTaka Ishii Galleryも入っています。この時は、荒川医「リエゾン、ア・ナイーヴ・パシフィスト」/サム・ルウィット From A to Z and Backがやっていました。TKGのショップの方では、奈良美智さんの作品が売ってたりしました。

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    文椿ビルヂングっていう古い洋館をリノベーションして色々な商業施設を入れて活動しているみたいな場所で、そこにニュートロンというカフェ+ギャラリーが入っていたので、行ってきました。このときやっていたのは「安藤 智 展」ですね。動物とかの空気感だけを書き出すような抽象画といえばいいのでしょうか?結構面白かったです。

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    art zoneっていう所にも行ってきました。近くにあったから行ったんですが、学生展みたいなのやってました。まあ、学生展なんでまとまりとかあまりなかったなー。どうやら、京都造形芸術大学関係の空間みたいですね。

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    Sferaにも行ってきました。このときやっていたのは、高木光司浴衣展【立涌】ですね。普段見ないようなザックリとした幾何学的な模様の書かれた浴衣は、普通に着たいなと思わせるようなモダンでカッコいい印象を受けましたね。オシャレなんだけど嫌みじゃない感じが幾何学模様からでてるのかな?バランスがいい感じでした。

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    京都造形芸術大学の中にある、GALLERY RAKUに行きました。やっていたのは世古真倫さんの『image color』展ですね。友人?とかのイメージで靴にペン等で絵を描いてそれをはいているところを写真でおさめて靴と写真が置いてある展示でした。結構似合っててデザインも何となく人柄を表してる気がして面白かったです。

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    さらに、京都造形芸術大学内で、ギャラリー間の巡回展がやってました。小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展 Cultivateですね。さすがに巡回してるだけあるし、内容もギャラリー間でやっている様な内容なので、結構ボリュームもあって面白かったです。いや、広大な土地に建築をつくるってまた色々違って見えるなって思いました。

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    あとは、小さなギャラリーをいくつかフラフラ見てきました。写真にあったのはここだけかな?ギャラリーはねうさぎですね。はまぐちさくらこ展とfukikobore展がやっていました。結構キャリアのある人達みたいでスペースは狭かったですが、見応えありました。

    京都は広さの割にはギャラリーがたくさんあるし、面白い店もたくさんあるっていう気がします。やっぱり個人で昔からやってる人が強いのかな?そういう土地なのかもしれません。でも、東京ほどの広がりとか展開とかはあんまりないかもです。良くも悪くも個人で止まってしまってる感じがします。そういう中にTKGとかあると不思議だけど、だからちょっと離れた場所にギャラリーがあるのでしょうか?

    ただ、京都にはこういうギャラリーを見ただけでも独特の文化があるような感じがしたので、飲食とか音楽とかその他なんでも独自の文化があるのかもしれません。意識的な鎖国状態にあるとか?それはそれで、なかなか面白い気がします。

  • 銀座ギャラリー2つほど 09.05.26

    銀座ギャラリー2つほど 09.05.26

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    銀座のギャラリーを2つほどみてきました。みたのはいつも通りgggとG8です。まずはG8です。やっていたのは山崎博展「動く写真!止まる映画!!」です。

    山崎博展「動く写真!止まる映画!!」
    これは実験写真とかそういうのに近い?何かコンセプトを決めてそれに従って写真を撮っているという感じがします。でも、自分は写真に付いては余り詳しくないので、これから色々覚えて行く段階って感じなのかな?ただみるだけでも、結構きれいだなとか面白いなとかあるんだけど、杉本博司さんくらいアートな感じには寄っていなかったので、どのくらいの視点で見ていいのかがよくわからなかったです。

    次は、gggで、矢萩喜從郎展[Magnetic Vision/新作100点]です。

    矢萩喜從郎展[Magnetic Vision/新作100点]
    こちらは、ポスターかな?あたらしい視覚表現という感じだけど、虫眼鏡が反対になっているというか、円の中が遠景で外側がクローズアップされている物をたくさん色々なもので試しているというもの。今までそんなにみたことない表現。

  • 東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

    東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

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    まずは、CASHI°

    吉永マサユキ「ちょッカン」- CASHI°
    下手をすれば単なるヤンキーのバイク写真なんだけど、ちょっと違う感じ。現代アートとして見せられると、何故かこれは日本にしかない日本の文化なんだよな。なんて思ったりもする。それが狙いかはわからないけど。そんな気になった。

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    その次はお隣のラディウムーレントゲンヴェルケ

    ラディウムーレントゲンヴェルケ「FISSION – FUSION」
    澤柳英行さんの作品で、金属のプレートに色々なサイズの穴があけられていて、それが上手く光りを利用する事で、絵のような感じになっている。そして、その作品の先にある陰にもまた絵が映り込んで独特の雰囲気を作ってます。かなりカッコいいって思う作品なんですが、ちょっとモチーフが顔なのが個人的には重い感じが。手法としてはスゴくいいです。単純にカッコいいって感じ。

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    FOILギャラリーとαM

    角田純 作品展「Sounding through」- FOIL GALLERY
    ここは比較的ドローイングみたいな作品が多いかな?ちょっとしたギャラリービルみたいな所にある感じです。しかし、ドローイングっていうのは色々観た訳じゃないですが、結構バランスやスピード感タッチ等で差が出ます。色使いとかは最近はパステルな感じとか光るものとかが多いのかな?そういう感じでスピード感とかがあるような作品でした。ちょっとこの分野はまだ僕には説明できるレベルじゃないです。

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    これは新しくできたαMの入り口ですね。

    中原浩大「変成態−リアルな現代の物質性 Vol.1」- gallery αM
    こちらもさっきのギャラリーと同じビル。最近出来たところです。ムサビが運営してるみたいです。ここには植物のような巨大作品が。まだ、このかたをよくしらないんですが、結構巨大なインパクトのある、独特な感じでした。植物とその実のような何かのイコンのようなものがある作品でした。

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    Space335

    津上みゆき「新作版画展」- Space335−201
    今年のARTIST FILEでいいなーって思っていた津上みゆきさんの作品が売ってました。お。買える?って思ったんだけど、かなり売れてましたねぇ。残念。個人的には間をつかったり、あえて輪郭をぼやかす事で想像力をかき立てるという手法が好きなので、(いわばDUBにも通ずる?)結構気になっている作家さんです。この建物は一階もギャラリーでした。

    ARATANIURANO

    ARATANIURANO 西野達「バレたらどうする」
    西野さんのモノがあったら絶対観に行った方が良いよって人に勧めたいです。でも、今回は西野さんの中では結構手こずったんじゃないかな?ギャラリーでやるタイプのひとではないので。それでもダイナミックで面白かったです。非日常を日常に取り込んじゃう方です。今回は空間を歪めてました。天井が落ちてきていたり、街灯が部屋を突き抜けていたり。ちなみにエルメスの屋上での作品は僕の中で革命でした。

    日本橋高島屋 美術画廊X 東恩納裕一展
    高島屋でのまさかの現代アート。百貨店で観ると思わなかった。しかも東恩納さんです。一番有名なのは蛍光灯をシャンデリアにしてるのとかではないでしょうか?好きです。今回は他にも色々ありましたが、どれも光を意識しているという気がしました。光のように発散するスプレーをつかったり、その陰の部分を利用したり。もちろん蛍光灯もありました。

    BOOK

  • 「遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコースト」- トーキョーワンダーサイト渋谷

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    遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコーストをトーキョーワンダーサイト渋谷で観てきました。

    1968年にあったニュースを絵画にしてるんですが、透ける布の上にも書いてレイヤー化していて、何気なく2重に表示されて立体化してるように感じる作品でした。

    あと、もう一つの作品は明かりがずれてそこに物語と写真があるものでした。おそらくホロコーストの歴史に関するものなんですが、ホロコーストの知識がなく、勉強が必要でした。