宇治野宗輝「TRANSCRIBED」- 山本現代

宇治野宗輝 「TRANSCRIBED」を山本現代で観てきました。

ターンテーブルを起点にしてレコードに突起をつけて回転させることで、その突起がターンテーブルの上に仕掛けられたスイッチを押し、電気が通電して様々な物を起動させて音を奏でます。

例えば掃除機が吸い込む音がハイハットのように聴こえたり、木箱を叩く音がキックのように聴こえたり。その他にもモータをピックアップの近くに近づけることででる等を利用したり、ライトがついたり消えたりなども含めての作品でした。

シーケンサーを思わせる動作ですが、それが現実に動いて音を奏でている感じがとても良かったです。