三嶋章義「FAMILY」を移転したNANZUKA UNDERGROUNDに観に行きました。なんだか、渋谷にあるよりこっちにある方が観に来そうだなーという印象ですね。
今回はアフリカンな土着的なイメージに見えるマスクを靴を解体して作っているという作品でした。
「本来マスクは、それを被ることによって特別な力を得るために用いられてきました。人間は過去の歴史から見ても、その本性が暴かれた時が一番恐ろしい。いや、もしかすると、それは本来の素顔ではなく、邪悪なマスクを被った虚像だったのかもしれない。僕の作るマスクは、人間の悪性を封じる力を持ち、森羅万象へと通じる自然な肖像です。」と書いてありましたが、本当に何かあらたな力を持ったマスクがあったという感じでした。
それぞれの構成している物だけを考えればこのような神々しい感じは出ないと思うんですが、何かマスクというものにすることで力が与えられたような印象を受けました。