藤本由紀夫さんの個展が、SHUGOARTSでやってるということで行ってきました。「遠/近」です。フクヘンに様子が載ってました。
大阪で見たのはビートルズの音やレコードを、ホワイトノイズにしてしまうようなもので、あれは音をぼやかしているという印象でしたが、今回は光をぼやかすというような印象でした。文字をぼやかして表示することで新たに見えてくるもの。見えてこなくなることで見えてくること。認識方法という過程を定着させている感じが面白いです。
文字をぼやかして表示したり、キャンバスに穴をあけて遠くからでは認識できないが近くに来ると認識できる文字を作ったり。いつも面白い。作品の中に流れもあってわかりやすい気もするし。聴くことや見ることの方法を判りやすく拡張して提示くれている気がします。