益永梢子「その先の続き」- Maki Fine Arts

益永梢子「その先の続き」作品

益永梢子さんの「その先の続き」をMaki Fine Artsで観てきました。

益永さんというと、様々な作品がありますが、絵画を空間や面や立体のように捉えて彫刻のようだけれど必ず絵画として成立している作品を作られています。

今までの作品でも、ペインティングした顔料のようなものの厚みをレイヤー状に捉えているような作品や、キャンパスを立体的に再構築することで平面が立体的に立ち上がるような作品を観たことがあります。

今回の展示はその延長線上にありつつも、今までなかったようなペインティングした顔料そのものがめくれ上がって、立体的に構築されるという手法がつかわれていて、今までの作品がミックスされているような面白い作品でした。

ペインティング自体は彩度の低い落ち着いた、日常生活のなかで見るような色合いの線や面が抽象画として作られていて、その絵画のレイヤーを剥がし、切り取り、曲げられ、ねじられ、まるめられ、折りたたむような形でさらに新しい面が構成されている作品でした。

今までもキャンパスが立体的に曲げられたり、まるめられるような形の作品があったとは思うのですが、それがペインティングの顔料になったことで、想像を一つ越えたところに連れて行かれた気がしました。

それにしても、どうやって飾ればいんだろうかって観てるだけで、ドキドキしてしまいます。アクリルとかで閉じ込めてしまうのがいいのだとは思うけど、そうするとこのめくれていたりする立体としての良さが減ってしまう気がしてしまうし。でも気になる。

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INFO

益永梢子「その先の続き」

会場:Maki Fine Arts
会期: 2023年3月18日(土) 〜4月23日(日)
開館時間:水曜日〜土曜日 12:00-19:00 / 日曜日 12:00-17:00
定休日:月曜・火曜

WEB:https://makifinearts.com/exhibitions/masunaga2023/

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