トム・サックスさんの「Indoctrination Center」をKOMAGOME1-14casで観てきました。
DIY的な材料や方法を使いながら、作品を作っていくトム・サックスの、茶道に焦点をあてた展覧会「ティーセレモニー」がオペラシティアートギャラリーで開かれています。
KOMAGOME1-14casでの展示は、以下のような展示です。
KOMAGOME 1-14 casでのトム・サックス「Indoctrination Center」では、「TEN BULLETS」(2010年)、「COLOR」(2011年)、「HOW TO SWEEP」(2012年)、「SPACE CAMP」(2012年)、「LOVE LETTER TO PLYWOOD」(2012年)の、トム・サックススタジオの「手引書」となっている5つの映像作品の上映、「Journey Man」と呼ばれるサックススタジオの美学の詰まった展覧会用工具棚(実際に今回東京オペラシティアートギャラリーでの展示設営に使用されます)の展示が予定されています。
引用:http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/tomsachs2019/
こちらの展示は、5本の動画をみてトム・サックスとそのスタジオのルールがどのようになっているのかを知るという展示でした。
スタジオの鉄のルールの十ヵ条「TEN BULLETS」、色についての「COLOR」、掃除について「HOW TO SWEEP」、食事や運動について「SPACE CAMP」、プライウッドについて「LOVE LETTER TO PLYWOOD」のトム・サックスの作品を作る上で必要なルールの動画でした。
それに合わせるように「Journey Man」と呼ばれる移動式の作業ボックスが展示されていました。これを使うことで、トム・サックスのルールが守られ、展示も含めてトム・サックスとしてのクオリティが担保されるような仕組みになっているようです。
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INFO
トム・サックス「Indoctrination Center」
会場:KOMAGOME1-14cas
会期: 2019年4月20日(土) 〜5月14日(火)