古武家賢太郎さんの「ヒロシマカラー」をMAHO KUBOTA GALLERYで観て来ました。
10年のイギリス生活をしたのちに故郷ヒロシマに4ヶ月間戻った際の滞在制作ということなのですが、あまりヒロシマカラーという顕著なヒロシマ推しのようなものは見えず、どちらかというともう完全に軸足はイギリスにあるんだなということを思わせる展示になっていたように思えました。
絵に描かれている人物やシチュエーションなんかも海外の瞬間を切り取ったように見えるし、ホックニー的な何かが感じ取れるというのは確かにと思うところでした。独特なタッチなのでその独特な雰囲気を出しながらも美術史の中から上手くエッセンスを抽出してるので、美術なんだなと思わせる強度があって面白いです。
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