タグチファインアートでミヒャエル・テンゲスさんの「絵画」を観てきました。
重層に書かれた色という感じで彫刻的に物体という厚みを持って描かれているものもあったりする。木に書かれてるものとキャンパスに書かれているものがあって、サイズによって違っていて、小さいものはより厚塗りになっている、あまり大きい絵だと絵が持たない的なことらしい。
やはりこういう絵をみるとアルマスギャラリーでみる高橋大輔さんが頭をよぎるわけだけど、もちろん似ている部分が多くいろいろ感じられるけど、逆に細かいところの違いもあるなと思ったり。その色の置き方や色の乗せ方のような部分は違っている。
今回のステイトメントをみると、
近年の彼の関心はドイツ印象派の画家たちの作品にあり、これまでの明るく鮮やかだった作品から落ち着いた寒色系の色使いの作品へという変化を見ることができます。
というように実際寒色系で落ち着いた画面になっている印象。鮮やかな明るい画面ではないが、これも落ち着いていて良い印象。