チャーリー・コールハース 「Metabolism Trip」 at ギャラリー koko
アーティストであり社会学者でもあるチャーリー・コールハースが、日本のメタボリズム建築を撮影するために 様々な街・人を訪ねた旅の記録です。
チャーリー・コールハースが注目したのは、建築物のデザインそのものではなく、時間の経過とそこに住む人々によって変化、あるいは進化していったメタボリズム建築の成長の軌跡です。それは、”新陳代謝”を掲げたメタボリズム建築の本質に迫るものともいえるかもしれません。彼女の写真とテキストとともに、成長を続けるメタボリズム建築の”現在”を体験してください。
ということで、メタボリズム建築が今どのように新陳代謝したのかという、検証を写真という形で切り取ってくるという展覧会でした。なので写真も建築写真というわけでもなく、写真としての芸術的な作品というものでもなく、今どのように新陳代謝しているのか、そしてそれが出来ているのか?というような視点を含んでいたようにも思えます。スナップ写真みたいな感じなんですが、展示方法もあいまってなにやら俯瞰して空間を切り取りながら見ている様な感じで面白かったです。
たまたま行ったら作家本人だけでなくSANAAの妹島さんもいたのでビックリしてしまいました。会期があまり長くないのでそろそろ終わってしまうので、人が入ってて盛況でした。
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