「TWS-Emerging 156/157/158/159」展 – トーキョーワンダーサイト本郷

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「TWS-Emerging 156/157/158/159」展をトーキョーワンダーサイト・本郷で観てきました。

TWSでは4つの展覧会が同時にやられています。TWS-Emergingは、トーキョーワンダーウォール(TWW)の入選者100名の中から希望者を募り、審査を経た後、TWS本郷にて個展を行う企画で、本年度は、6月から10月までの5ヶ月間を通して各4名、総勢20名の若手アーティストを個展形式でご紹介しているという展覧会です。

156 のびアニキ/金子良 [のびアニキのザッツエンターテイメント!]
157 Takiguchi [クリスタル]
158 宮田智加子 [増殖ストーリー]
159 鈴木紗也香 [another scenery -半透明の薄い膜と耳障りな沈黙達-]

今回はこの4人です。写真はのびアニキです。会場の外をあるいていたら、インターホンがあってご自由に押してくださいと書いてあったので、押したらスゴいスピードでインターホンにでてくれて自由に入ってください的なことをいわれました。笑。なかにはいると大量のインターホンがそれを通じてピンポンダッシュしながらコミュニケーションを楽しむというような作品でした。現代アートなの?とかコンテクストは?とかいったら微妙に外れてるのかもしれませんが、面白かったです。

Takiguchiの作品は2人のグループなんですが、それがお互いの意志を無視しながら同時に筆を入れて作品をそこに残った物だけが純粋な物として作品の中で機能していくという作品のようです。その過程を知るとより面白いですが、それを知らなくてもかなりペインティングとして好きな作品でした。

宮田智加子さんの作品はペインティングの作品の上に刺繍した布のような綿を詰めた布のようなものを貼付けた作品。鈴木紗也香さんはファンシーな感じの夢見心地の色合いの作品の中にどこか水玉を忍ばせたような作品。どちらも作品としてはレベル高い気はしますが、自分にはあまり引っかからなかった。