ヴェルナー・パントン展を東京オペラシティアートギャラリーに観に行きました。
パントンチェアのパントンさんですね。パントンカラーとも関係あると思ってて調べたんだけど、全く関係なかったです。スペルも違いました。勘違い。でも、それくらいデザインに影響を与えている人ですね。色の使い方、素材の使い方、形などどれをとっても新しい考え方をドンドン取り入れていったんだなという印象が残りました。
椅子を中心とした、様々な家具のプロダクトの展示があって、そのあたりはナカナカ面白いな、ミッドセンチュリーとかスペースエイジとかそういうデザインの流れの中で、それらを周到しつつも壊して新しいものを作り出した、突出した人物だったんだなという歴史がわかりました。
そのなかでも、フライヤーやHPのトップになっているファンタジーランドスケープはスゴく良かった。新しい家具というか建築というか。建築家がよく家具や椅子を作るが、椅子側から建築に迫っていく方が数は少ない。そういうものが見れた気がした。ミクロからマクロへ。こっちの方がマクロからミクロに落とし込むより難しいんじゃないかな?
そんな形状的な新しさも感じましたが、色の使い方もスゴかったです、赤が多かったのかな?それとも部屋が赤だったからか?とにかく攻めてますね。これくらいのエネルギーがあると説得力があって思わず納得してしまう。新たなものへの挑戦を常に感じることができると言う意味でデザインが好きでなくても面白く感じれる展示になっていたと思います。オススメです。
BOOK
Verner Panton: The Collected Works (Vitra Design Museum)
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Mathias Remmele Hanne Horsfeld Sabine Epple Poul Hvidberg-Hansen Barbel Birkelbach
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