大山エンリコイサムさんの「Windowsill」をLUMINE0で観て来ました。
独特なクイックターンストラクチャーというモチーフを使っていて、いわゆるストリートのグラフティーの中にある構造だけを抜き取ってそれを絵画にしているような作品を作っていて、今回はタギングとかそういうものの中にある滑らかな線を取り出したような作品でした。
近くで見ると本当に道にある落書きのようなグラフティーのようなものと区別がつかないかもしれないくらいの線で重ねられている作品なんだけども、それが大きな一つの作品になるととても絵画的なものに見えて来きてアートとしてもグラフティーとしても語れるような立ち位置が面白いです。海外だとこういうストリート的なアートはグラフティーの展覧会とかもあるし、文化としてもある程度認められていそうだけども、日本だとやっている人もアートとして捉える人もまだ少ないのかな。という中で、注目の作家だと思います。
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