木村了子展「楽園」をMIZUMA ACTIONで観てきました。
なにやら妄想を素晴らしく現実化させているという点でかなりスゴいところまでいるような気がしました。それがまるで日本画のような雰囲気で大きくあるもんだからかなりのインパクトでした。一体なんの妄想なのかというと美男子の妄想ですね。
入ってすぐに巨大な屏風絵が2つあって、片方には筋トレしている美男子が、片方にはまるでジャニーズのような美男子同士がホモソーシャルくらいの勢いで楽しみながら生活しているみたいな絵でした。
手法的に日本がなのかどうかなのかはイマイチ詳しくはわかりませんが、漫画、特にちょっとマッチョなタイプのBL漫画にありそうなタッチの絵を屏風に書いてあれほど大きくアピールしてくるともの凄い圧力がありますね。
そこに妄想の力というかジャニーズ的な美男子やら筋肉やらへの偏愛のような力を感じました。なんかゲイの人達とかもかなり喜びそうな感じだったなぁ。そこまでの力がみえてくるとかなり面白く感じることもできました。