宮永愛子「景色のはじまり -金木犀-」- MIZUMA ART GALLERY

宮永愛子さんの「景色のはじまりー金木犀ー」をMIZUMA ART GALLERYでみてきました。

入ってすぐに、金木犀の葉脈の絨毯?カーテン?が迎えてくれます。それは空気のように薄いんだけれども、力強い存在感を持っていて、森、または、自然の断片を切り取ってきたかのような作品でした。

Artist Fileでみた時は、ナフタリンの作品で、物の空気感だけを固めたような表現をしていたと思ったんだけども、今回は、もう少し存在感を増していました。

これは、震災があってから自然の力、または、自然の存在感を強く感じているからなのかもしれないけれども、作品の強度がありつつも柔らかい空気感をだす作品で、今みることが非常に面白い作品だと思います。