池田亮司展「+/− [the infinite between 0 and 1]」- 東京都現代美術館

池田亮司展「+/− [the infinite between 0 and 1]」- 東京都現代美術館を観てきました。

黒い部屋と白い部屋があり、それぞれに作品が関連しているような感じで並んでました。どれもこれも数学的というか、単に数字があるという事ではなく数学的なアプローチをしてるようにも感じれます。それを学者としてのアプローチではなく、アーティストとしての数学へのアプローチしたような作品が並んでいます。

もちろんサイン波とかピクセルに関するそういうピュアなものへ向かって行く中での細かい部分に宿る複雑性や無限性を感じさせる作品でした。結局、単純の中にも複雑があり、その中に無限を内包しているというように感じ取れるといえるのかなと。

体感するものがあって、色々なことが説明なしに、自由に与えられていました。見てる人にお任せですという感じもあるんですが、とにかく無限的なループのような螺旋のような何かに身を預ける感じに思えました。大きい作品が多く、作品数が少ないのは残念でしたが、内容は濃かったです。