小谷元彦「SP4″the specter” in modern sculpture」を山本現代で観てきました。
等身大くらいの「騎馬像」と「裸婦像」があったのですが、これがすごいリアリティでした。これらはゾンビなんですけど、本当に昔は生きていたのではないかと思う感じの現実味がありました。
一般的にイメージするゾンビという物は西洋的だと思うのですが、何故かものすごく和風なゾンビに感じました。これはそういうモチーフなのかもしれないですけど、小谷さんの頭にあったゾンビを現実化するという点で、そういう日本人のイメージのような物が出たのかもしれないと思いました。逆にイメージするゾンビが欧米映画のゾンビのイメージでそっちが洋風すぎるのかもしれませんが。力を感じる圧倒的な存在感のある作品でした。