「地球を救う建築 High-Tech and Tradition」を観に五反田の東京デザインセンターに行ってきました。
地球環境に優しい形の建築を模索する。というような話で、その地球環境に〜っていう初期コンセプトに関してはイマイチ疑問を感じるんだけど、自然に寄り添う建築をかなり取り上げていました。
CO2がどうのみたいな話は、微妙な気分なんですけども、ただ、自然に近い形での建築というものは面白い。風の流れや、温度、湿度の作り方、歴史的にどのように考えられてきたか、また、自然にすむ人達はどのようにしてきたか。そんなところがベースになっていて面白かったです。
とくに印象的だったのは、モンゴルの移住の話が一番最初にあって、今でも、パオで生活しながら、移動の生活をしていて、総重量がラクダが持てる300kgの重さ以上にならない。
しかし、今はパラボラアンテナもあるし、ネットにもつながった生活をしながら移住しているということで、これは、新しい時代の住み方なんじゃないかな何て思いました。
有名建築家の案とか実作とかもいくつもあったし、結構なボリュームのある展示でした。しかし、これで無料ってすごいなぁ。