タグ: 津上みゆき

  • 津上みゆき「かつて時間であった線 かつて気配であった色」- GALLERY HASHIMOTO

    津上みゆき「かつて時間であった線 かつて気配であった色」- GALLERY HASHIMOTO

    津上みゆきさんの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」をGALLERY HASHIMOTOで観てきました。

    その昔、津上みゆきさんの作品のイメージはもっとぼんやりとしたアンビエントな気配を書いたような作品が多かったように思っていましたが、いつの頃からか力強く、まさに今回のタイトルの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」が別の形になって表現されているようにも思えました。

    作品の感じによってはラウシェンバーグ的なプリミティブにも近い作品になっているような気がして、昔の作風も好きですが、これはこれで良いように思えてきました。以前はなかった衝突のような力のようなものが表現されているかもしれません。新たな発見をした気分でなかなか楽しかったです。

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  • 津上みゆき 新作展「軌跡と再生」- ギャラリーハシモト

    津上みゆき 新作展「軌跡と再生」を、ギャラリーハシモトで観てきました。

    津上さんの作品は結構好きなんですが、なんか今回のは何かの風景を感じさせる要素が少ない感じでした。

    もうちょっと見ていると風景が浮き出てくる昔の感じが結構好きだったんだけど、アンビアエントな雰囲気が少なくなってパワフルになってるような?こういうスタイルもあるのかもしれない。

  • 銀座・馬喰町・原宿ギャラリー巡り 09.08.07

    ギャラリーを巡ってきました。目的は青木淳さん(建築家)の展覧会です。8月はイベントで建築家関係の展覧会が色々なギャラリーでやっています。その関係で、まずは銀座で一件。

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    ギャラリー小柳です。JUNYA ISHIGAMI + HIROSHI SUGIMOTOを観てきました。この2人となれば、行かない訳には行きませんよねぇ。まあ、一緒に何かやってるってかんじではなかったのですが、石上純也さんは、そんなに作品が多い訳じゃないのに、人気なのはどういうことか?すごいなぁー。でも、やっぱプレゼンが上手いってこと?

    次に行ったのが、TARO NASUでやっていた、青木淳 「夏休みの植物群」です。

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    こちらは、FOIL GALLERYgalley αMですね。

    FOIL GALLERYでは、レイヤーズ:韓国の新進気鋭作家がやってました。思ったよりも、きれい目な作品が多かった印象でした。結構綺麗で良いなーって思う感じもあるんだけど、同時になにかちょっとインパクトがたりないというか。そんな感じもありました。

    galley αMにもそのあとに行きました。今回は、「変成態?リアルな現代の物質性」 Vol.3「のようなもの」の生成。泉孝昭x上村卓大でした。結構どちらの作品も好きな感じです。かなり好きな部類でした。特にカラフルなオイルタンクみたいなのも好きでした。

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    これは、MAKII MASARU FINE ARTSですね。やっていたのは、New Buddha statues by eight artists 8人のアーティストによる 新しい仏像創造です。グループ展なので、好きなのも嫌いなのもって感じですね。舩木大輔さんのフィギュアっぽいやつはいいなーって思ったのですが、案の定売れてたみたいです。

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    CASHI°で、「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」がやってました。すべて平面というか、絵だったんですが、3人のグループ展のようでした。何となく最近のトレンドの高木紗恵子さんっぽい(私が最初に観たのがそうだったから、そう思ってるだけですが。)が、あったりしたので何となく絵というか、ドローイングというかそういうもののの実力を観れなかった気がしました。

    会田誠さんが絵画が一番表現として色々できるのに、やりきれてる若者がいなかったとGEISAIでいってたのが思い出された。

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    こちらは、space355ですね。101では、ディリップ・シャルマ個展 リビドーの舞台がやってました。初めて見たんですが、かなり良かったです。怪しい人間にポップにプリンティングされた幾何学のような何かのようなプリントがエロティックな感じもありつつ、それを違った視点で見せてるようで良かったです。

    201では、グループ展ですね。夏の応接間 展でした、津上みゆきさんの新作とかありました。こちらは、まあまあといった感じでしょうか。

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    最後は原宿に移動して、VACANTへ行きました。大友良英「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置」展“without records”を観ました。これは、山口でやっていたものの一部のようだったんですが、かなり面白かったです。

    やっぱり音を使ってる作品は好きだし、大友さんがやってるだけあって、音としてのレベルは高かったと思います。色々なターンテーブルから発される音が光と合ってないんだけど、合ってるような感じで、どんな風に音がでてるのかも気になったし、音程がちゃんと発されているものの感じとかそいうのも面白かった。空間と音の配置とバランスに長けてるという印象。かなり良かったです。

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  • 東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

    東日本橋から銀座ギャラリー巡り 09.05.14

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    まずは、CASHI°

    吉永マサユキ「ちょッカン」- CASHI°
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    その次はお隣のラディウムーレントゲンヴェルケ

    ラディウムーレントゲンヴェルケ「FISSION – FUSION」
    澤柳英行さんの作品で、金属のプレートに色々なサイズの穴があけられていて、それが上手く光りを利用する事で、絵のような感じになっている。そして、その作品の先にある陰にもまた絵が映り込んで独特の雰囲気を作ってます。かなりカッコいいって思う作品なんですが、ちょっとモチーフが顔なのが個人的には重い感じが。手法としてはスゴくいいです。単純にカッコいいって感じ。

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    FOILギャラリーとαM

    角田純 作品展「Sounding through」- FOIL GALLERY
    ここは比較的ドローイングみたいな作品が多いかな?ちょっとしたギャラリービルみたいな所にある感じです。しかし、ドローイングっていうのは色々観た訳じゃないですが、結構バランスやスピード感タッチ等で差が出ます。色使いとかは最近はパステルな感じとか光るものとかが多いのかな?そういう感じでスピード感とかがあるような作品でした。ちょっとこの分野はまだ僕には説明できるレベルじゃないです。

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    これは新しくできたαMの入り口ですね。

    中原浩大「変成態−リアルな現代の物質性 Vol.1」- gallery αM
    こちらもさっきのギャラリーと同じビル。最近出来たところです。ムサビが運営してるみたいです。ここには植物のような巨大作品が。まだ、このかたをよくしらないんですが、結構巨大なインパクトのある、独特な感じでした。植物とその実のような何かのイコンのようなものがある作品でした。

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    Space335

    津上みゆき「新作版画展」- Space335−201
    今年のARTIST FILEでいいなーって思っていた津上みゆきさんの作品が売ってました。お。買える?って思ったんだけど、かなり売れてましたねぇ。残念。個人的には間をつかったり、あえて輪郭をぼやかす事で想像力をかき立てるという手法が好きなので、(いわばDUBにも通ずる?)結構気になっている作家さんです。この建物は一階もギャラリーでした。

    ARATANIURANO

    ARATANIURANO 西野達「バレたらどうする」
    西野さんのモノがあったら絶対観に行った方が良いよって人に勧めたいです。でも、今回は西野さんの中では結構手こずったんじゃないかな?ギャラリーでやるタイプのひとではないので。それでもダイナミックで面白かったです。非日常を日常に取り込んじゃう方です。今回は空間を歪めてました。天井が落ちてきていたり、街灯が部屋を突き抜けていたり。ちなみにエルメスの屋上での作品は僕の中で革命でした。

    日本橋高島屋 美術画廊X 東恩納裕一展
    高島屋でのまさかの現代アート。百貨店で観ると思わなかった。しかも東恩納さんです。一番有名なのは蛍光灯をシャンデリアにしてるのとかではないでしょうか?好きです。今回は他にも色々ありましたが、どれも光を意識しているという気がしました。光のように発散するスプレーをつかったり、その陰の部分を利用したり。もちろん蛍光灯もありました。

    BOOK

  • 「ARTIST FILE 2009」- 国立新美術館

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    ARTIST FILE 2009に行ってきました。この展覧会は、国立新美術館の学芸スタッフが日頃のフィールドワークの中で注目する作家たちを取り上げ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会ということで、9人分の個展が一挙にみられるという感じです。

    それぞれ9人分の個展という事で、もちろん好きな感じのもあれば、そんなに好きじゃないなーっていうのもあります。行けばどれか一つくらいは好きなものがあるんじゃないですかねぇ?まあ、好きな物ばかりを観てるだけでは面白くないので、こういう一同に観れるって言うのは面白いですね。

    好きだったのは、村井進吾さんと津上みゆきさんです。特に村井進吾さんはつぼでした。展示の仕方がすごい良かったのですが、見た瞬間になにやら静寂のような凛とした空気があって、石の彫刻なんですが、自然の中にありそうなタイプの展示でしたが、これがホワイトキューブの中にあるインパクトがすごかったです。しかも力強いというか。とにかくカッコいい感じです。

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    津上みゆきさんは、アンビエントな感じの風景画です。

    宮永愛子さんは、相変わらずのナフタリンの彫刻でした。

    外にあった、平川滋子さんの作品を撮ってみました。紫外線があると白いプラスティックが紫に変わるそうです。