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  • 金氏徹平「S.F (Something Falling/Floating)」- 市原湖畔美術館

    金氏徹平「S.F (Something Falling/Floating)」- 市原湖畔美術館

    金氏徹平さんの「S.F. (Something Falling/Floating)」- 市原湖畔美術館に行ってきました。

    金氏徹平さんの久々の美術館での個展なので、市原湖畔美術館まで行ってきました。S.F.シリーズの最新展覧会で、今回は(Something Falling/Floating)です。金氏さんといえば、コラージュ的作品が多いですが、展覧会タイトルですら、組み合わせです。

    昔に比べコラージュ対象自体がサンプリングされてサイズが変更されているので、作品が大きくダイナミックです。

    平面や、半平面が多い時期もあった気もするけど、今回は立体が多かったです。

    作品自体はモノトーンのものが増えていて、ほとんどの作品が灰色ですが、展示空間が全体的にライティングされていて、色が変わり続ける、カラフルな展示でした。

    色が変わり続けることで、作品がいつもの作品のようにカラフルになるのですが、色が変化するのでダイナミックに作品が変化しているとも言える感じになっていました。

    色が常に変化していくことやダイナミックな感じは大地の芸術祭でみた「SF (Summer Fiction)」に通じるものがありました。

    大地の芸術祭ではそこにあったトラクターとか除雪車のようなものがコラージュされていたのに対して、今回はいつもの作品に近い印象です。

    TOWERのようにどこかで何かが起きて変化しているように、常に表情が変わり続けるので、いくらでも観ていられます。

    作品ダイナミックになっていっているので、美術館なんかの大きな空間ならでわの作品があって良かったです。

    MOVIE

    引用:市原湖畔美術館
    引用:アイエム[インターネットミュージアム]

    PHOTO

    BOOK

    INFO

    金氏徹平「S.F. (Something Falling/Floating)」

    会場:市原湖畔美術館
    会期:2022年4月16日(土)- 6月26日(日)
    休館日:月

    WEB:https://lsm-ichihara.jp/exhibition/金氏徹平sf/

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  • カールステン・ニコライ「パララックス」- 市原湖畔美術館

    カールステン・ニコライ「パララックス」- 市原湖畔美術館

    カールステン・ニコライさんの「パララックス」を市原湖畔美術館で観てきました。

    展覧会自体はあまり大規模というほどでもなかったのですが、最初のunidisplayの作品はいくつものパターンを流したりするので、ボリューム的に少ないとはそれほど感じませんでした。結構湖畔美術館は空間が変な形で使いづらそうなのに、空間の使い方が上手いなーという部屋にあったそれぞれの展示でおもしろかったです。模様やパターンが少しづつ変化しながらサウンドを生成するような巨大なunidisplayは見飽きないで見続けられる映像で、映像美という言葉はまた違う気もしますが、こういうのも映像美としか言えない気がします。

    強いて言えば、映像はかなりしっかりと大きく出力されていたのに対して、音が思ったよりも小さめでもうちょと大きめな良いサウンドシステムで音を出したら面白いのになと思ったりしましたが、まあ、それぞれの作品の音声が干渉しあわないバランスをとるとあれくらいなのかもしれません。unidisplayとかは爆音で聴きたかったですね。

    今まであった路線バスがなくなり、最寄りの駅からはタクシー利用か丘を1つ越える20分コースの歩きしかないし、その最寄駅までも電車が1時間に1本あるかないかという非常に過酷な場所でやっていますが、見に行った甲斐はあったなと思いました。とはいえ、もうちょっとどうにかならないものかと思いますが・・・。苦笑

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