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    DAMIEN HIRST – テートモダン

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    Tate modernでダミアンハースト展を観てきました。

    これこそ現代アートなんだろうなというところを誰でも直感的にわかってしまうのではないかなという展示でした。

    生と死。宗教や医学や金など色々な物を現代美術としてうまく見せてもらえた気がします。ハーストが世界を席巻しているがわかったような気がします。

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    作品としては、日本にもきた牛の親子が2つになっているものや、その他のサメや羊など。スポットペインティング。薬の棚。タバコの作品。宝石の作品。蝶の羽で出来ている教会のステンドグラス。牛の首からハエが発生してそこで死んで行くものとか、蝶を完全に飼育できる状態にしている古いインスタレーションの再現とか、おそらくここでしか見られないようなものもありました。

    あと、多分値段が高すぎてイギリスから出られないんじゃないかと勝手に想像しているダイヤの頭蓋骨は別の真っ暗な空間を作って展示していました。

    見た目だけで取っても全く無感情のようなものと感情剥き出しのような激しいものの2つに分かれていた気がするし、作品の背景を知るとより面白いと思えるので、まさに現代美術だなという感じがしました。日本でこれを出来る美術館はないんじゃないかなぁ?なんて思ったりしてしまう過激なところもある展示でした。

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  • 英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展 – 森美術館

    英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展 – 森美術館

    最後に目的のターナー賞の展示を見るために森美術館へ。面白いです。森美術館はあんまり期待して無くても面白い。

    ダミアンハーストの衝撃的な牛のホルマリン漬け作品「Mother and Child Divided」もあります。ってかそれがメインです。思っていたよりも死とか孤独について考えなかった。個人的にはインパクトが上回ってました。その他にも「Lysergic Acid Diethylamide」というスポットペインティングも。

    ジェレミー・デラーの「History of the World」という、世界の歴史がACID HOUSEを中心としてレイブ文化周りで適当に書かれてるのとか。英国はこういう懐の深さというか、現代アートが一般化されていて、面白いなーと思いました。

    まあ、受賞に一貫性とかあんまり感じないとか(しいて言えばインパクトとか話題性なのかなぁ?)スポンサーがTV局だからみたいな感じも少しはあるのかも?