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  • 鹿野震一郎「年末年始」- 照恩寺

    鹿野震一郎「年末年始」- 照恩寺

    鹿野震一郎さんの「年末年始」を照恩寺に観に行きました。

    一見、脱力しているかのようなゆるい絵のようにもみえるのですが、鹿野さんの作品を何度も見ていると何かの暗号のようにも思えてきます。

    何度も出てくるサイコロ、トランプ、骸骨、月などのアイコン的なモチーフと、ルールがありそうな配置や、空白などが、意味がありそうに思えてきます。

    この繰り返し出てくるモチーフが、何度も展示を観ているうちにとても面白くなってきます。

    今回の展示もインスタグラムなどでいくつかの投稿を見ていたら、年末では灰色の空白だったところに、年始には月が浮かび上がってきていました。(写真の月の絵画です)

    その他にも、作品の展示場所がかなりの確率で光の影響が強すぎるような場所に展示されていて、これは意図的なのか、どうなのか・・・。(写真をみてたら逆光率の高さ。色が正しく撮れていないと思います)

    普通ならこの壁とか光を受けるように展示しそうという場所はありました。しかし、そこではなく実際の展示は、かなり逆光だったり、ちょっと暗いところだったり、ガラスとかの近くで光の影響を受けそうだったり、環境の影響を受けそうなところに作品が置いてあったようにも思えました。(お寺という場所の制約上そういうところにしか展示できなかったのかもしれないですが。)

    こちらが考えすぎなのか?謎が多いのか?ゆるいようにも感じるけど、複雑にも感じる展示で面白かったです。(過去の動画で鹿野さんの謎のヒントになるかもしれない動画があったのでリンクをつけておきます。

    PHOTO

    INFO

    鹿野震一郎「年末年始」

    会場:照恩寺
    会期: 2022年11月23日(水)~2023年1月29日(日)
    開館時間:13:00 – 18:00
    休館日:火・水、11/26、12/3、1/13、1/28 年末年始のお休み:12/27~1/4

    WEB:https://www.shouonji.jp/blog/art20221107/

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    「4人展-絵画-」- シュウゴアーツ

    出展作家は、池崎拓也、石井友人、鹿野震一郎、近藤亜樹(敬称略)の4人の展示です。シューゴアーツの平面作品はいつも結構好きなものが多いのですが、池崎拓也さんと石井友人さんの作品はかなり好きなタイプです。鹿野震一郎さんは謎が多いので理解が難しい。近藤亜樹さんはプリミティブというか、力強いという感じでした。

    池崎拓也さんは平面とはいえないのかも。木枠を書いたり何も書かれていない額を書いていたりなかなか面白かったです。

    石井友人さんは赤青の飛び出すメガネで飛び出してきそうな絵を書いているというスゴい感じです。もしかしたら本当にあのメガネで飛び出るのかという感じ。曖昧な線のボヤケたイメージの絵が飛び出てくるってどんなだろう思ったり。