木下晋 + 袴田京太朗 「うつしみ」をMA2 Galleryに観に行きました。
袴田京太朗さんの作品が観たかったので、観に行ってきました。ここは、建築も千葉学さんが作ったモノなので、建物としても行ってみたかったギャラリーでした。
袴田京太朗さんの作品はいつも通りといえばいつも通りですが、最近はカラーのものだけでなく、さらに異素材と組み合わせた作品が多くなっている様な気がします。そこに実際あるはずの木などで出来た彫刻を解体して再構築するような形で作品を作り出す。実際のものとは違ったものになるのだが実際のものもそこにあるようなそんな作品が多くて好きですね。今回もその流れの中の作品だったように思えます。
木下晋さんは、初めて見たのですが、鉛筆でのもの凄い画力とともに何やら悲しみを内包した様な瞬間を切り取っている作家さんのような気がしました。そこにいるお年寄りのバックボーンはわかりませんが年齢という年輪以外にももっと深いなにかを内に秘めたそんな絵の説得力はスゴいですね。
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福音館書店
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