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  • 指江昌克「デファクトスタンダード」- MIZUMA ART GALLERY/「アートの課題-NEW COMMONS-」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    指江昌克「デファクトスタンダード」- MIZUMA ART GALLERY/「アートの課題-NEW COMMONS-」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    中目黒でMIZUMA ART GALLERYの指江昌克 展 「デファクトスタンダード」へ。

    指江昌克さんの作品は好みでした。良かったです。一見、微妙な古い風景をつなぎ合わせた感じとか怪しい雰囲気とかがあるのですが、よく見るものとは何が違っているふざけている感じが今の人のリアルとつながっているという印象を受けました。

    なかでも一番欲しいなって思ったのは地球のように色々な物をつなぎ合わせているプラモを立体として作っていてそれがものすごくキャッチーで、良かったです。

    次にトーキョーワンダーサイト渋谷へ。

    やっていたのは、「アートの課題-NEW COMMONS-」でした。こちらはちょっとわかりづらいものが多かった印象です。バックボーンがわかってないといけないようなものが多かった気もするんですが、イマイチそのあたりの説明も無く、映像作品は椅子とかないとじっくりって感じにもならないし。ちょっと気分に合わない感じでした。よくわかんなかった。

  • 「都市的知覚」- トーキョーワンダーサイト本郷

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    トーキョーワンダーサイト本郷でやっていた、都市的知覚を見てきました。本郷のトーキョーワンダーサイトはいつも行こうかなーどうしようかなーくらいなんだけど、今回のフライヤーをみたら、湾仔の地下鉄が取り上げられててどんな作品か気になったので、行く事にした。

    目的としていた、世界各国の地下鉄を見せる作品は何となく盛り上がらない。フィールドレコーディングしたような音をちょっと3次元っぽく聞かせるインスタレーションが面白かった。その空間とリンクした音があるとリアルに感じられる気がした。そのほかだと、昨日と明日をナレーションしてその間の今日を映像で埋めるという作品は目新しくはなかったけど、面白かった。今を語らない事が新鮮だったのかな?勝手にお天気カメラに写るように風船を飛ばしたり、ひまわりのタネを勝手に埋めたりする成功!って感じではなかったので、アイデアとしておもしろいなーっていう感じはあった。

    全体的にレベルは結構高いのかなーなんておもった。あんまり有名じゃないのかもしれないんだけど、レベルが高いのをどうやって見つけて来てるのかな?前にやってたのでも面白いのとかあったし、トーキョーワンダーサイト本郷には、もうちょっと来るようになっても良いかも。

  • 大巻伸嗣「絶・景ー真空のゆらぎ」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    大巻伸嗣「絶・景ー真空のゆらぎ」- トーキョーワンダーサイト渋谷

    大巻伸嗣さんの展覧会がトーキョーワンダーサイト渋谷でおこなわれていたので、行って来ました。「絶・景ー真空のゆらぎ」です。

    ゴミを燃やして人工的に生成されたスラグによる作品だったが、これが良かったと思う。何となくゴミを利用してとかいうと、エコとかと結びつけたくなる感じもするかもしれないが、そういうものとして利用されていない。ゴミという汚いものというイメージを利用して昇華させた作品なんだなと理解した。そして、それで時間や空間を表現した作品を作成していた。

    一つ目に見たものはスラグの船が都会の傍らにあるような作品。そこに自然にあるような空間だったが、静寂と時間を切り取っているかのような空間になっていました。その奥には正反対の静かな空間だが何かがざわめいている力を表したような作品。最後に3つ目に見た作品は空間を転移させたようなスラグの平地から空間を切り取って移動させたような作品でそこにあるものを再理解させるような作品でした。

    どれも単純に見てもカッコいいとか思ってしまうような作品のクールさがあったがそれ以外にどこか訴えるような感じもして面白かった。今まで見て来た、ECHOとかトリエンナーレで見たシャボン玉というような大巻さんの作品には無かったタイプかなと感じた。

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  • 「遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコースト」- トーキョーワンダーサイト渋谷

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    遠くて身近な歴史ー1968年そしてホロコーストをトーキョーワンダーサイト渋谷で観てきました。

    1968年にあったニュースを絵画にしてるんですが、透ける布の上にも書いてレイヤー化していて、何気なく2重に表示されて立体化してるように感じる作品でした。

    あと、もう一つの作品は明かりがずれてそこに物語と写真があるものでした。おそらくホロコーストの歴史に関するものなんですが、ホロコーストの知識がなく、勉強が必要でした。

  • 「Emerging Artist Support Program 2008」- トーキョーワンダーサイト本郷

    「Emerging Artist Support Program 2008」- トーキョーワンダーサイト本郷

    トーキョーワンダーサイト本郷でやっていた、Emerging Artist Support Program 2008に行きました。どうやら、企画公募展のだったみたいで、3つの企画展を見たイメージですね。

    1、2、3階があって、個人的には2階がよかったです。1階はonnacodomoさん。onnacodomoさんの作品は見入っちゃいました。アナログなんたけど、すごいデジタルエフェクト風なところとかあったり、チープなところもあったり、いい感じです。ああいう発想ってすごい。

    2階は、何と言ってもSebastian Stumpfさんにつきますね。普通に東京の街にあるような街路樹に昇りまくるというだけの映像なんだけど、これがやばい。見た人にしかわからないエモですね。もはや。まとめてくれてる人もいるんだけど、なかなか伝わらない。とにかく一見の価値あり。面白い。

    人力であり得ない光景を作って行く。それをビデオないし、写真でみせちゃってるのがすごかったですね。その街路樹に昇るビデオ以外には、空中をあるいているような写真と、ひっくり返っちゃったような写真がたくさん見れます。これも面白い。

    BOOK

    marcher dans l'air
    marcher dans l’air
    posted with amazlet at 09.04.15
    Deutscher Kunstverlag