BLUM & POE東京でロバート・モリス&菅木志雄という2人展が行われています。
もの派の中でも有名な菅さんですが、もの派としてはいろいろなところで世界的な美術館でとりあげられていましたが、もの派の中から菅さんを個人としてとりあげて展覧会を行ったのがBLUM & POEだったようです。そんなBLUM & POEで行なわれている展覧会なので見ないわけにはいかないですね。今回は日米のミニマリズムアーティスト2人展ということでかなり面白かったです。
プレスリリースを引用すると
本展ではロバート・モリスの作品「Lead and Felt <鉛とフェルト>」(1969年) と、菅木志雄の作品「辺界」(1978年) の2つのインスタレーション作品を用いて対話を提示しています。
本展では作品を通じて、2人の作家による素材、アンチ・フォルム、抑制、不確定性、偶然性、意図、一時性、空間といった要素への探求が対比されています。
さらにはどちらも近年どちらも再製作された作品のようで、まさに対話という表現があっているなという感じがしました。両方の作品が違う素材ながら呼応しあっている空間というのはさすがの世界的なギャラリーだなという組み合わせでこういうものが日本でみれるのはなかなかないので面白かったです。