アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」をインターコミュニケーションセンターで観てきました。
アート+コムとライゾマティクスリサーチが一つずつ作品を展示し、各々の今までやってきた仕事の動画が流されているという展示でした。ライゾマもかなりアート+コムに影響を受けているというようなことが書かれていて、なるほどなーと思いながらアートコムの仕事とかを見ていたりしました。
ライゾマは、鏡の直方体を動作させながら光を当てながら、それらの計算もしつつ仮想空間に同様の空間を作るような作品だったのかな?ELEVEN PLAYとかとスパイラルでやっていたVRの連携と近いようなものが置いてありました。さすがに動作するとなるほどと思いました。こういうものでつくられる体験はこれから多くなるような気もしますが、なかなかここまで出来る人もいないんだろうなという印象。
アート+コムは作品としては難しくないんだけれども、完成した状態がとにかく美しい。向こう側にCYMで手前に反射してRGBが投影されてその反射/透過の板がモーターにより踊るように連携して動くという作品でした。技術ももちろん使っているんですが、それほど難しすぎずとにかく作品としての美しさがある作品でした。
こうやって並べてみると両方ともメディアアートながら、技術と美しさの特徴の違いというようなものもあったし、ついでにTeamLabとかのことを想像してもやはり違うので、こういう作品がこれからたくさん作られフォロワーが出てきていろいろ発展すると面白いなぁと思いつつも、プロジェクションマッピングのような次の新しい一手が出る前にクオリティの低いものがでて消費されてしまうみたいなことがないといいなぁとも思いました。