丁度いいタイミングで堂島リバービエンナーレというイベントがやっていたので、観に行きました。これは、南條史生(森美術館館長)がアートディレクターを務めたアジアにおける最大級の国際美術展「シンガポールビエンナーレ」(第1回展2006年、第2回展2008年)の出品作品の中から政治的、社会的、文化的な問題提起を行う選りすぐった作品、26点を紹介するという展覧会でした。
確かに政治色の濃い作品が多かったです。その中でもあまり政治色とか文化的なものを感じさせないものとかもいくつかあったんですが、少なかったですね。
会田誠さんが出品するということだったんで、何かなー。って思ってたんですが、「The video of a man calling himself Bin Laden staying in Japan-日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ」でした。似てるだけのネタ系作品なんだけど、絶妙な風刺が効いてて面白いです。
他にも水槽の中に哲学書が泳いでる作品とかもあったんですけど、ナカナカ説明が難しいですね。綺麗な感じに見せてました。ホー・ツーニェンさんの「The Bohemian Rhapsody Project」ボヘミアンラプソディと裁判をリンクさせた作品とかも面白かったです。全体的にサイズ感も丁度観やすい感じで良かったと思います。政治色とか濃くて個人的には重く感じてしまいました。