六本木のギャラリー間にカンポ・バエザの建築を観に行きました。
カンポバエザはまるでギャラリーか?ホワイトキューブか?というような白い建築を作っている印象でした。実際その通り白い建築物が多かったのだが、それいがいにも光や空間の切り取り方などに神経を使っているという事が分かりやすく展示されていました。最初にギャラリーかホワイトキューブかと感じたのはそのあたりが作用しているようでした。
つまり、単なる白い箱形の建物だけでは、その他の用途に使われた時に(ギャラリーとか美術館以外)、そういう印象は受けないと思う。それが別の用途に使われているのにも関わらず、そのような印象を受けるという事は、建築自体がアート的な要素があるという事かもしれない。さらに、アート的と感じてしまう理由に光に対する執拗なこだわりがあるのかもしれないな。そんな事がわかる展示だった。
しかし、非常にスタイリッシュで空間を意識したり、光を意識していて、ある意味カンポバエザの影響とも思われるような展示方法だったのだが、非常に見づらいという展示だった。見づらいってことは展示の本質にも関わってくるから、もうちょっとスタイリッシュじゃなくていいから普通の展示にしてほしかった。
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