タグ: 手塚愛子

  • 「所沢ビエンナーレ 引込線」- 西武鉄道旧所沢車両工場

    「所沢ビエンナーレ 引込線」- 西武鉄道旧所沢車両工場

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    所沢ビエンナーレの引込線に行って来ました。去年やっていたプレイベントは、何となく地元作家ばっかりで、内輪受けみたいな感じかな?とか思ったりもしたけど。

    去年と同じ場所だけども、少し展示スペースは広がってました。

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    こちらは白井美穂さんの作品。絵画なんだけど、この人達がこの奥でやってる作品の映像にもでてくるという物。いつも不思議だなって思う作品が多いんだけど、絶妙なバランスで引き込まれる。そこが不思議な感覚に思えたり。

    これは手塚愛子さんの作品です。最近はStitch by Stitchで観ちゃってて、そっちの方がすごかったな。とはいえ、こちらもとても良かった。

    そのほかにも面白い人のもあったんだけど、全体的にやっぱり何となく地元作家が集まって何となくやっているという感じに。企画概要とか読むとかなり崇高な目標が立てられてるんだけど。

    逆にそれが裏目かな?こういうのは書いてではなくで皆が共通意識でもっていれば良いと思うのだが。しかし、まあ共通にするにはどこかに掲げないとというのも分かるけど。

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  • 「Stitch by Stitch 針と糸で書くわたし」- 東京都庭園美術館

    「Stitch by Stitch 針と糸で書くわたし」- 東京都庭園美術館

    「Stitch by Stitch 針と糸で書くわたし」を観に東京都庭園美術館へ。個人的には手塚愛子さんが出るってことだったんで注目。でも、アートシーンとかでこの展示の情報を流してた時に出てた、奥村綱雄さんの作品もかなり注目。あと、MOTで金氏さんとやってた伊藤存さんとかもでるし、案外刺繍って層が厚いジャンルなのか???

    手塚さんの作品はやっぱり圧巻というか、でかいだけでも存在感があるんだけど、その裏に隠れてる糸たちがやはりなんというかスゴい。糸の束や色が一つの流れのようになっていてその存在感が刺繍されているものよりもあったりする。表と裏どちらが重要か分からなくなる感じ。

    奥村綱雄さんの作品はホントに細かい。それを作ったシチュエーションとその作品が置いてある事で説得力が増すというか。とにかく細かいところや変色してしまっているところに時間の堆積を感じるし、そこが警備というアルバイトと結びつくところもある。

    秋山さやかさんの作品もしばしば観るが、何となく今回はレシートとか貼付けてないし、キレイにまとまってて面白みに欠ける。汚いものやあり得ないものがついてこその美みたいなところもあるかなーって思ってたので。

    伊藤存さんは分かりそうで分からない。抽象的すぎるという所が狙いなんだろうけど。もはやよくわからないところまで行ってるので微妙な気分。まあ、そんなこんなだったけど、全体的には面白かった。

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