五木田智央「GOKITA HOUSE」を丸の内ハウスで観てきました。
ニューヨークやロサンゼルスなど国内外で活躍している、五木田智央さんの展覧会が丸ビルでやっていました。
僕の中で五木田さんといえば、DICでやっていた展覧会のイメージが強くモノクロの溶けた人物のような画像やストリート感のあるモノクロ絵画を作っているイメージだったのですが、今回の丸ビルでの展覧会では大きなバルーンの人形があったり、彫刻、棒のような立体、フラッグのようなものまで自由によりストリート感のある作品がありました。
もちろん、ペイント等はかなりの高額なのですが、ソフビのフィギュアとか、テイトウワさんのジャケットにスプレーをかけたような作品なんかは結構手軽な値段で売られていたりして、物欲を刺激されてしまいました。結構自由に色々なものを作品にしているという印象をうけましたが、やはり全体的にモノクロでありそしていろいろ作って入るけれどもペインターであるということを印象付けられる展示でした。
しかし、見れば見るほどあのモノクロで溶けているような人物像やグラデーションの筆さばきというかなんというか、それだけで素晴らしいって感じがするんですよね。説得力があるというか。もちろんストリート感のあるイラストのような絵画のようなドローイングのような作品やそれをまとめた作品もすごくいいですけども。