森美術館で中国の超有名アーティスト、アイ・ウェイウェイのアイ・ウェイウェイ展 何に因って?がやっていたので、行ってきました。
まずビックリしたのが、森美術館で初めてな気がしたんですが、写真を撮って良いということになっていて、結構色々な人が写真を撮っていました。クリエイティブコモンズで、どーのこーのという事だけど、自分で見る分には良いという感じはOKのはず。これは他の美術館も含めて滅多に無い事でした。
作品は色々な本とかウェブで見れると思うんだけど、有名どころは結構来ていたという印象。サイズ感とか展示方法とかは違うとかもちろんあるとは思うけど。全体的に観てアーティストという肩書きだけでなくクリエイターって感じもあるかなって思ったりもしました。自分の信念や表現が外に溢れ出てしまう/表現せざるを得ないというよりは、何かこういう表現を思いついた/考えたということで何かを作っているという感じがしました。もちろん両方あるんですが、アーティストと言われる人の中の比重では後者が大きいような気がしました。そういうところから、何かを文章にしたりしながら表現するということが上手いような気がしました。
文章が上手なので、どの作品も言葉で説明しやすい/されやすいものとなってそこが上手く色々な状況にフィットしてるような作品が多かったです。そのあたりがアイ・ウェイウェイがココまで有名になったポイントなんじゃないかなぁ?と感じました。やはり一番有名どころはヘルツォーグアンドドムーロンとの鳥の巣のように思えました?中国という国のなかで、それだけの大きなプレゼンができる作家だなと思いました。
INFO
アイ・ウェイウェイ展「何に因って?」
会場:森美術館
会期:2009年7月25日(土)- 2009年11月8日(日)
WEB:https://www.mori.art.museum/contents/aiweiwei/