青森県立美術館

青木淳さん設計の青森県立美術館を観てきました。

青森で土地が余っているのか、かなり巨大な美術館で展示空間も超巨大なものがあって、これほど大きな作品を作るのは日本人ではあまりいないだろうなと思うし、海外からこれほど大きな作品をもってくることもなかなかできなさそうなので、この空間を生かすのは大変そうだなと思ったり。

半分地下に埋まったような作りで、その地層がところどころ見えているような作りが、近くにある遺跡を思わせる作りになっているのは良いです。ただ、なぜレンガのようなファサードでそのレンガをわざわざ白く塗っているのかはわからなかったなぁ。10年たったので結構メンテナンスが大変そうな感じになっていました。

コレクションは奈良美智さんの作品が1/3くらいを占めていた印象で、あと棟方志功の部屋みたいなのがありました。さらにシャガールのバレエ「アレコ」舞台背景画というのが超巨大空間を埋めていてこれのためにこの地下に埋まった天井高のある空間があるんだなという感じでした。あとは、野外作品に奈良さんの作品が2つあってあおもり犬は人気でした。あと、コレクション展のところにあった立石大河亞さんの立体もなかなかおもしろかったな。

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